8章「きみのための宝石」中編
8章「きみのための宝石」中編
GM:現在は、ゴールドコースト中央に居ます。
アーロン:で、どうしたらいい?
GM:まずは、「わけあり商店街」のある「シルバーパール・ストリート外縁」に行ってみたらいいんじゃないかと?
アーロン:じゃあ、行きますか。本当に、おせっかい焼きだよなぁ(笑)
12時:中央広場 023アイシャ ランダム無し NPCミッション(配達/伝言)
13時:造船所通り 073ケーテ・マーリン ランダム無し NPCミッション(配達/伝言)
14時:シルバーパール外縁 040リッチー・オークトリー
シルバーパール外縁:河に面した倉庫街です。河に沿って下町に向かえば、職人たちの下町の光景が広がっています。昼でも人通りが少なく、夜は明かりも少ないです。
GM:では、シルバーパール外縁
アーロン:正直に言っていいか?
GM:何でしょう?
アーロン:グララン多過ぎ!
ゲーテのNPCミッションが、両方ともグラスランナーへのものだったのだ。
アーロン:正直、犯人探すより、グララン探す方が大変なはずだ。
GM:まあまあ。シルバーパール外縁にあるわけあり商店街にやってきた君達は、リッチーと出会うよ。
アーロン:おぉ、リッチー、午後ティー買ってこい(笑)
GM:いやっ、そういう子だけどさ(笑)①→
GM/リッチー:→②「なっ、なんだよう。先生に言われて、マジックアイテムを探しにきてるのに」
アーロン:そんなの見つかるの?俺も見ていい?(笑)
GM:ダメ。
アーロン:じゃあ、リッチーにカクカクシカジかと説明するぜ。
GM/リッチー:「それは酷いね。捨ててはおけないな。僕が話をしてあげるよ」
アーロン:えっ、そんなキャラなの?
GM:ですです。この子の師匠が「歩く有難迷惑」という魔術師兼格闘家で、厄介毎に顔を突っ込みたがるんだ。それがうつった(笑)
アーロン:ラノベでいそうなキャラだな。
GM:店主が言うには、ベルナールが帰った後、チンピラがやって来て難癖を付けられ、買い叩かれたから大損だってさ。
アーロン:どうしたもんかなぁ?
GM/リッチー:「そんな事をしそうなのは、‹夜を統べる者たち›か‹街道の紅い焔›のどちらかかなぁ?」だって。
アーロン:その名前、前に出てこなかった?
GM:・・・過去ログを見たけど、無かった(笑)
・夜を統べる者たち:アルトゥール島北部を根城にする、古くから存在する盗賊ギルド。カジノや非合法な店を運営し、麻薬も扱っている。‹街道の紅い焔›とは抗争中であり、自らは仕掛けないものの、報復は厳しく行う。
・街道の紅い焔:ゴールドコースト中央を根城とし、非合法商品の密輸やごろつきが中心の新しい組織。ゆすり、たかりを日常的に行い、はずみで殺人まで起こしてしまう。‹夜を統べる者たち›と抗争中。
アーロン:正直に言っていいだろうか?
GM:何?
アーロン:関わりたくない!一般人には、荷が重すぎるよ。
GM/ペコ:「ベルナールしゃんは、良い子デシよ?」
アーロン:じゃあ、諦めるように言えよ!
GM/ペコ:「そんな腰抜けだったデシか?」
アーロン:そうじゃねぇよ。手に余るって言ってるんだ。
GM:・・・じゃあ、冒険者の宿に戻って、ミッション失敗だね。
アーロン:あぁ、流石に相手が悪い。ちょっと格闘技ができるからって、ヤクザの事務所に殴り込みは出来ないのと一緒だ。
GM:数は力だからね。
アーロン:・・・これっ、どうなるんだ?
GM:さぁ?盗賊ギルドが怖いからミッション取り消しなんて、僕のTRPG人生で初めてだからね。
アーロン:何とでも言え。ヒントも無しには出来ないね。
正直、空気が悪い。
15時:造船所通り 087ヴァルダンゴンダル ランダム無し NPC無し
GM:おっと、また、ヴァルダンゴンダルさんの登場だ。
アーロン:毎回出てるな。
GM:丁度いいや。①→
GM/ヴァルダンゴンダル:→②「おぉ、またあったな、冒険者よ?」
アーロン:こないだは、船ありがとう。
GM/ヴァルダンゴンダル:「構わんよ。船は良い。新しい場所、新しいアイデアに会わせてくれる」
アーロン:なに?ロールする?情報でもくれるの?
GM/ヴァルダンゴンダル:「悩み事があったら、この灰色の脳細胞を貸してしんぜよう」
アーロン:いやっ、帰るんで。
GM/ペコ:「アーロンの馬鹿!(頬パシッ)意気地なしデシ」
アーロン:そんな事されてもさ。・・・一応、カクカクシカジカと話をしてみる。
GM/ヴァルダンゴンダル:「確かに、君たち二人で盗賊ギルドに戦いを挑むのは無謀だろう。しかし、君達はブレッド・ベラミーと知り合いではないのかね?」
アーロン:あっ、不動産王だっけか。
GM/ヴァルダンゴンダル:「そう、彼の父親は不動産王パイロン・ベラミー。‹夜を統べる者たち›と懇意にしているのは、アルトゥール島の人間なら誰でも知っているよ」
アーロン:これって、キャンペーンだったんだ?
違います。ヴァルダンゴンダルさんを神引きしただけです(笑)
アーロン:で、ブレッドはどこに?キャバクラか?
GM:そっ、それは分からないな。冒険者の宿で別れたんだろうけど。
アーロン:なら、どちらにせよ、宿屋に帰ろう。ミッション失敗は嫌だ。
GM:あっ、やる気はあるのね?
アーロン:だって、経験点が減るじゃん。
GM:ですよね~。
16時:ゴールドコースト中央 065グラッツェ
GM:第一話で依頼者だったグラッツェの声が響く、ゴールドコースト中央に帰ってきました。
アーロン:ブレットはいるかな?
GM:その前に、「なんなんだ、君達は」とグラッツェが困っている声が聞こえてきます。
アーロン:無視して、酒場に入る(笑)
GM/グラッツェ:「あ~、アーロンさん、助けてください!」と声をかけます。
アーロン:隠密判定で隠れる(笑)
GM/チンピラ:「何だ、お前は?俺は‹街道の紅い焔›のモンだから、スカウト技能は持ってるんだぜ!」
アーロン:くっ、GM卑怯な。
GM/ペコ:「義を見てせざるは勇無きなり、デシよ」
アーロン:はいはい、師匠。
GM:敵は(コロコロ)【馬に乗った追剥】が一体。
アーロン:あれっ?山賊シリーズかと思った。
GM:ん~、二人だから-0.5で選んでいたんだけど、もういいかなって?
アーロン:ちょっと待て。
GM:強い敵の方が、ドロップ品も良いよ。
アーロン:・・・やってみるか。って、ドロップ辛い!
GM:多分、元々は山賊の突撃兵だったんだよ。でも、修行して、馬に乗れるようになった。
アーロン:なに?もしかしたら、バウムガルドの時に出て来た山賊?
GM:「お前達を倒さなきゃ、俺は前に進めないようになっちまったんだよ!」
アーロン:お前は、ここに居ちゃいけないんだ!(笑)
1ターン目
アーロン:先制は(コロコロ)3・1で4。師匠お願いします。
GM/ペコ:「どうれぃ」って、先制値は、もう一緒じゃないか。(コロコロ)3・4で7、11だから同値で取ったよ。
アーロン:さすがは師匠(笑)
自陣:ペコ
戦場:アーロンVS馬に乗った追剥
敵陣:なし
GM:まずは、補助で鼓砲!(コロコロ)出目は3だからファンブルしてない。続いて、プロテクション!(コロコロ)成功でMP1点消費。
アーロン:フィープロいらないよね?
GM:一体にしか掛けられないから。
アーロン:それじゃあ、2部位だから・・・って、分かっていいの?
GM:魔物知識判定値は6だから、振る必要ないだろう?
アーロン:ファンブルするかも(コロコロ)無駄に出目が10。
GM:2部位のモンスターです。
アーロン:ここで薙ぎ払い!
GM:待とうよ。1ターン目は、鼓砲しかないから、命中-1だよ。
アーロン:しゃあないな、馬に攻撃。(コロコロ)3・6で9、14-1と言って攻撃だ。
GM:当たり。ダメージ頂戴。
アーロン:(コロコロ)同じく6・3で9、12点ダメージ。
GM:怒涛の攻陣で、さらに+2点か。反撃行くよ。12と11で攻撃します。
アーロン(コロコロ)5・5と5・4で避けた。盾いらなかった。
GM:言ってろ。次のターンだ。
その後、両者共に回避だけ出目が良く、17ターンも永遠と殴り合う事に。
GM:「くそっ、覚えてやがれよ!」と、追剥は逃げていくね。
アーロン:一昨日来やがれ(膝ガクガク)
GM:で、グラッツェ君なんだけど、「いや~助かりましたよ」と声をかけてくるね。
アーロン:空気読まずに、デカイ声出してるから絡まれるんだ。
GM/グラッツェ:「僕は何もしてませんよぅ。あの、‹街道の紅い焔›さん達が変なことを話ししていたから・・・」
アーロン:あいつ、‹街道の紅い焔›に入ったんだ。
GM:クビだろうけどね(笑)
アーロン:で?
GM/グラッツェ:「なんでも、彼の兄貴分が真珠のアクセサリーを、‹夜を統べる者たち›の有力メンバーな女性に贈ったとかで、ロマンチックだなぁと」
アーロン:はぁ?抗争中だろ?
GM:ですです。
アーロン:ブレッドに聞かないと分からないな。
GM:「ブレッドさんなら、まだ中で飲んでるはずですよ」だって。
アーロン:相変わらずだなぁ(苦笑)
GM:怖くて、歓楽街には行けないんじゃないの?あと、伝言ミッション完了だね。
アーロン:なに、グララン居たんだ?