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第7章「きみのための宝石」前編

7章「きみのための宝石」前編


ブレッド・ベラミーの財布を探す依頼から、麻薬事件へと発展した前回。

3本目のシナリオは、どうなるのでしょう?


アーロン:ヤバかった。攻撃魔法は鬼門だよ。

GM:ペコには、全然来なかったけど(笑)

アーロン:ズリィ。

GM:という訳で、経験点は1000+50点。あとはNPCミッションと1ゾロだね。

アーロン:俺7回なのに、ペコは3回か・・・。

GM:それは、判定回数の違いだね。ペコの方は可能な限り振らないようにしてるから。

アーロン:補助しないくらいだからな?

GM:それは、正直スマンかった。忘れてた。

アーロン:Lvを3から上げるかどうかだな?

GM:平均Lvも、2.5の次は3.5だから、4と3か、5と2とかに調整するのが良いだろうね。

アーロン:Lv4のセイクリッドは欲しいが・・・。

GM:ペコとしては、Lv3は早いんだ。

アーロン:何故?

GM:アンデット対策で、【エンチャント・ウェポン】を覚えたい。【ボス】敵には、そろそろ【通常武器無効】が出てもおかしくないから。

アーロン:なる。

GM:ついでに、【レジスタンス】の歌も覚えたい。

アーロン:じゃあ、もう一回は最大Lvを上げない感じでやろう。

GM:あと、運命変転は防御時まで残しておこうね(笑)


「アーロンの成長(総経験点11850点)」(図9)


アーロン:成長したのは、1ゾロで器用度。14になった。

GM:先は長いね。

アーロン:いつかはって感じ。スキルは、プリーストをLv3に、スカウトをLv2に。

GM:先制力が上がったね。ペコと同じ数字だ。

アーロン:生き残るのが最優先だ。カイトシールドを買ったから、回避値も+1。

GM:一応、想定した戦士の形になったね?


「ペコの成長(総経験点11150点)」(図10)


GM:宣言通りに、コンジャラーを習得しました。おかげ様で魔導機文明語も覚えたよ。

アーロン:はいはい、インテリ。

GM:能力値は、精神が上がって、MPも23点にアップ。

アーロン:ようやく、普通だな?

GM:そうなんだよ。これで、後ろからエンチャントも【プロテクション】かけられる。

アーロン:まあ、回復が追い付かない事も有るから、MPの確保は頼むぜ?

GM:もう少しでウェポンホルダー買えるから、歌って踊れるコボルトになる予定。

アーロン:なにぃ!俺に貸せ(笑)

GM:武器の買い替えとかしてるからだよ。


「共通」


GM:今回で、最低限が揃ったという感じかな?

アーロン:あぁ、武装も、魔法も、補助も。

GM:何気に、コンジャラーはLv1から【スパーク】で魔法の範囲攻撃できるしね。

アーロン:パラミスが欲しいが、それは先だな?

GM:お金が足りないね。次の目標は、【赤の眼鏡】か【ブラックベルト】だからね。

アーロン:おぉぉ、金が欲しい。

GM:問題は、ペコがドコに装備するかだね。現在でも、軍師徽章・マギスフィア・ガンベルトだから、この先は聖印・アルケミーセットを装備する予定。【装飾品】の装備枠が無い。

アーロン:あぁ、マギテックは、マギスフィアを装飾品として装備しなきゃいけないからなぁ。

GM:騎獣に乗せようかな?(笑)


GM:では、シナリオ3本目です。

アーロン:ちょっとさ、そろそろロールプレイを入れた方がいいと思うんだ。

GM:確かにね。

アーロン:なんかない?

GM:では、アーロンが朝起きる所からやってみよう。

アーロン:おっ、頼む。

GM/ペコ:「起きろクズ野郎、起きるデシよ!起きないと、こうデシ!」

アーロン:鬼教官?

GM/ペコ:「ぶぉ~(鼓砲)」

アーロン:ちょっ、他の客にも迷惑だ。

GM/ペコ:「蛮族式の起床法デシ。もう、太陽は出てるデシ」

アーロン:はいよ、お師匠さん。

GM/ペコ:「まったく、拾ってから、全然変わらないデシ」

アーロン:あぁ、一人で戦っていて、蛮族にボコにされ、ペコに拾われたんだっけ。

GM/ペコ:「そうデシ。ペコの食料を全部食べつくしても、まだお腹が鳴っていたデシ」

アーロン:あぁ、飯を食って涙が出たのは初めてだぜ。

GM:・・・この流れでいいのか?

アーロン:あぁ、構わない。

GM/ペコ:(良いのか?)「お客さんが来てるデシ。3分で降りてくるデシ」

アーロン:ふぁぁ、と欠伸をしながら降りて行こう。

GM/ペコ:「ぶぉ~!25秒の遅刻デシ」

アーロン:25秒くらいいじゃん?

GM/ペコ:「それだけあったら、肉も焦げるデシよ」

アーロン:・・・なんか、可愛いな(笑)

GM/ペコ:そっ、そうなの?

アーロン:照れるなキモイ。

GM:ひでぇ・・・。それはそうとして、ペコの前に男性が座っている。

アーロン:またぁ?

GM:そう言わないで(笑)046ベルナール・タンブリエという少年がぺこりと頭を下げる。

アーロン:しょうがない、師匠の手前、頭は下げる「あっ、どうも」

GM/ペコ:「彼が話があるデシ。聞いてあげるデシよ」・・・なんか、導入がすごく楽(笑)

アーロン:そりゃ、まぁな。面倒くさい感丸出しで席について、朝食を注文する。

GM:簡単に説明すると、


素晴らしい真珠細工を「わけあり商店街」で見つけたが、予約まで入れたのに店主が別の人に売ってしまった。

友達にプレゼントしたいので、取り返したい。

どこに行ったのか、見つけてくれないか?


アーロン:へぇ~。

GM/ペコ:「気のない返事デシね?」

アーロン:他の探せないの?

GM/ベルナール:僕の小遣いで、あれほどの物は普通買えないですよ。

アーロン:高いの?

GM:書いてないけど、彼の手持ちでは買えなくて、金を取りに家に帰っている間に売り切れてしまうくらいのデキ。

アーロン:あ~、レンタルショーケースで、値段が分かっていない人が安く出していたみたいな?

GM:そんな感じ。

アーロン:でも、早い者勝ちなんじゃ?

GM/ベルナール:「でも、予約していたんですよ?」

アーロン:店の人は何て?

GM/ベルナール:「なんか、盗賊ギルドの人間に脅されたとかなんとか」①→

GM/ペコ:→②「だから、彼の力になってあげるデシ。ベルナールしゃんは、凄く良い子なんデシよ」

アーロン:しゃっ、しゃん?(笑)とりあえず、①の盗賊ギルドだと、無理じゃない?

GM:本来、みかじめ料を払っている店では、そんな事はしない。

アーロン:つまり、単なるチンピラだと?それこそ、俺らの出番じゃないんじゃない?

GM/ペコ:「早くしないと、盗賊ギルドが出てきて、真珠細工が取られてしまうデシ」

アーロン:あ~、ドロップ品かぁ。

GM:ベルナールも、必死に頭を下げるね。

アーロン:師匠との関係も気になるが、やるだけやってみるか。

GM:今回の開始時間は12:00、期限は48時間になってるね。



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