6章「杯の毒」後編
6章「杯の毒」後編
アーロン:じゃあ、アルトゥール島南部に行くか。
GM:北部も途中にあるしね。
10時:ゴールドコースト中央 056アルミ・チャントハム 中毒者(麻薬・首飾り)NPCミッション無し
11時:アルトゥール島北部 063ミンミ・ロヴィーサ ランダム無し NPC無し
アーロン:レメメルともお別れだな(依頼達成)
12時:アルトゥール島南部 087ヴァルダンゴンダル
GM:という訳で、再びアルトゥール島南部です。
アーロン:今日は、ヴァルさんは南部に居るんだ(笑)
GM:この辺、ランダムの妙技だね。
アーロン:ちょっと、オッサン、聞きたい事が有るんだが?
GM/ヴァルダンゴンダル:「なんだ、無礼なガキだな?って、お前は、この間の爺さんを探していた冒険者じゃないか」
アーロン:その節はどうも。有益な情報だったぜ。・・・今日も、話を聞かせてもらおうか?
GM/ヴァルダンゴンダル:「なっ、何をだ?この溢れる英知が必要なら言ってみるがいい」
アーロン:今回は、ブレッド・ベラミーという男なんだが?
GM/ヴァルダンゴンダル:「あぁ、あの軽薄そうな男か?奴がどうかしたのか?」
アーロン:カクカクシカジカだ。
GM/ヴァルダンゴンダル:「ふむ、そういえば変だった。私が見たときは、女連れで船に乗って出て行ったから、変な逢引だと思っていたのだ」
アーロン:変な逢引って何だよ!明らかにおかしいじゃないか?
GM/ヴァルダンゴンダル:「あそこに見える商船まで行ったようだぞ?金持ちの考えることは分からん」①→
GM:①→つまり、酔っぱらったまま船に向かったから、ナイトクルージングだと思われたと。
アーロン:そっから、どうやって一人で帰ってきたんだよ?
GM:さぁ?(笑)
アーロン:その商船を調べる事は出来る?
GM:港湾事務所で調べられるね。(コロコロ)分からないそうだ。
アーロン:乗り込むほどじゃないよなぁ?
GM:確かにね。
実は、GM的に凄く困りました。
ですよね~。行く理由がないですよね~。
サプリにも何も書いてないですもの。
GM:(そういえば)ヴァルダンゴンダルさんが続いて言うね。①→
GM/ヴァルダンゴンダル:→②「そういえば、ブレッドと一緒にいた女性が、変な首飾りをしていたなぁ」②→
GM:→③変な首飾りの形状は、10時に中毒患者から手に入れてた物と酷似しているね。
アーロン:おっ、そうすると、麻薬を広めた集団だったりするのか?
GM/ヴァルダンゴンダル:「なにぃ!ソレは許せん!」だって。
アーロン:なるほどね。麻薬を広げるために、ベラミーのドラ息子を利用しようとしたわけだ。それなら、浮ついた態度っていうのも理解できなくはない。
ふぅ~、渾身のマスタリングでした。
アーロン:船は手に入る?
GM/ヴァルダンゴンダル:「私に任せておきたまえ。いつも知恵を貸してやっているから、恩を返してもらおう」と言って借りてもらえるね。
アーロン:使えるな、このオッサン(笑)
GM:沖の商船には、特に問題無くたどり着けるよ。
アーロン:オッサンも行くだろ?
GM/ヴァルダンゴンダル:「えっ、吾輩は知識労働者だから」
アーロン:冒険者Lvを持って無いなら駄目だな。
GM:(ふぅ)そうだね。
アーロン:じゃあ、御用改めである!と船に乗り込むぜ。
GM:そうすると、「もう、バレたのかい?」と女性が出てくるね。
アーロン:おっ、それって?
GM:ブレット一緒にいたという女性の特徴と合致しているね。
アーロン:お前たちが、ブレットを使って、街に麻薬をばらまこうとしているのは分かっているぞ!と問い詰める。
GM:「ん~、ちょっと違うんだけどね。結果は一緒だね」どうやら、戦闘をする気です。
アーロン:ちなみに、どんな奴。
GM:切れ目のクールビューティーにでもしとく?
アーロン:じゃなくて、種族とか(笑)
GM:あぁ、ソレは1d6+2を振ってくれ。
アーロン:(コロコロ)4だから、6になるな。
GM:それだと、‹悪に手を染めた神官›が一人だね。周りは雑魚の皆さん。
アーロン:女性に手を上げるのは好みではないが、戦いを挑んでくるなら容赦はしない!
GM:いやっ、カッコ良く無いから(笑)
VS悪に手を染めた神官(テメリオ神官)
1ターン目
アーロン:それはいいが、敵が一体なのは寂しくねぇか?今回戦ってないぞ?
GM:しょうがないじゃん。ランダムなんだから。
アーロン:まっいいか。このLv帯だと、あまり美味しくないからな。(コロコロ)先制は5+2で7。
GM:しょうがないから、ペコも振ってあげよう。(コロコロ)3+4で7。敵の先行(笑)
アーロン:ちょっ、ぺこさん?(笑)
GM:相手は一人だから、PCも最低一人は前に出てね?
アーロン:ん~、ペコも前に出た大丈夫なんじゃないか?
GM:舐めよったな!
自陣:無し
乱戦:アーロン+ペコVS悪に手を染めた神官
敵陣:無し
GM:「油断したわね!」とフォースを撃ちこむ。
アーロン:げっ、Lv3か!
GM:なんで、‹魔法拡大:数›を持って無いんだろうね。(イッコロ)4で偶数だからペコに魔法攻撃。
アーロン:あぁ、俺一人が前に立ってれば。
GM:目標値は12。(コロコロ)1ゾロ!
アーロン:経験点が入っていいな(笑)
GM:くぅ、この手酌感(笑)ダメージは(コロコロ)8だから、5+5で魔法10点のダメージ。
アーロン:死なないよな?
GM:HPは13点あるからね。
アーロン:残り3点じゃん!後ろに下がれ。
GM:あい~。
アーロン:お返しだ。(コロコロ)命中が13、当たったなら7点の物理ダメージだ。後、魔物チェックは11。
GM:魔物知識判定は通った。‹悪に手を染めた神官›だね。宗派は【テメリオ】。
アーロン:テメリオ?
テメリオ:「改める者には薬を、改めざる者には毒を」を教義とする第二の剣の小神です。
四角を対角線上に区切り、黒白2色に塗り分けた物を聖印としています。
アーロン:邪教じゃねぇか?
GM:神様が存在してるから、邪教ってのは言い過ぎかもね。まあ、敵でいいでしょう。ペコは後ろに下がるよ。
2ターン目
GM:困ったな。
アーロン:どしたの?
GM:乱戦の中から、ペコに向かってフォースを撃たない理由を探してる。
アーロン:撃てるの?
GM:乱戦エリアに打ち込むと誤射の可能性があるけど、逆は無いからね。
アーロン:軽視は?
GM:同じエリアには誰もいないんだ。
アーロン:目の前の戦士を狙うんじゃない?むしろ、殴りに来いよ!
GM:「回復役からねらえ」は至上の言葉ですよ(笑)
アーロン:女めっ!(笑)
GM:まあいい、ダイスで決めるか。(コロコロ)3だからアーロンにフォースだ。
アーロン:杞憂だった。(コロコロ)3・2で5、10で失敗。(コロコロ)6・6で回った。
GM:ほらっ、女性差別発言するから(笑)
アーロン:(コロコロ)4・4で8だから、7+4+5で16点ダメージ!ごめんなさい(土下座)
GM:怖えぇ、女性は怖い(笑)
アーロン:反撃だ!(コロコロ)5・6で16と言って命中だろ?
GM:神官だから、回避は10しかない。
アーロン:なんか、両手で攻撃しても良いんじゃないかな?(コロコロ)2・3で5、9点ダメージ。
GM:ペコはヒルバを撃っておく。
3ターン目
GM:テメリオの神官は、アーロンにフォースだよなぁ。
アーロン:俺の方が抵抗もHPも高いからいい。(コロコロ)出目4で失敗。9点ダメージ。
GM:残りHPは5?回復するよ。(コロコロ)4点回復。
アーロン:ここは盾を捨てて、両手で行くぜ。喰らえ、威力27!(コロコロ)4・5で9、14だから当たったろ?
GM:当たった。
アーロン:(コロコロ)1ゾロだと?
GM:こりゃあ、死ぬかもね(笑)
アーロン:いやっ、‹運命変転›!ダイスをひっくり返して、6ゾロにする。(コロコロ)振り足しは2・3で5。合わせて、20点だ!
GM:半分くらいかね?
4ターン目
アーロン:マズいな。
GM:これは、‹フォース›をペコにする意味無いよね?
アーロン:そこはダイスで。
GM:だ~め(笑)抵抗してみいや?
アーロン:(コロコロ)5・1で6、抵抗値は5だから11で失敗。
GM:ほっほっほっ、威力10で、自分でダメージ出してね?
アーロン:くっ、(コロコロ)6・1で7、3+魔力5で8点のダメージ。1点残った!
GM:おぉ!
アーロン:反撃だ。(コロコロ)5・2で7、12だから当たったな?ダメージは(コロコロ)2・6で8、14点の物理だ。
GM:12点通って、残り5点。
アーロン:ペコの銃に期待したい。
GM/ペコ:ここで、鼓砲を忘れていた事を思い出したデシ(笑)
アーロン:なっ、ダメージ+2だっけ?・・・倒してたじゃん!
GM/ペコ:でも、今は命中-1が怖いので吹かないで、‹ターゲット・サイト›‹クリティカル・バレット›でMP5点を使って撃つデシ。
アーロン:‹モラル›とか言い出したら訴える所だな(笑)
GM:(コロコロ)3・5で8、命中4+1で13なので当たりました。
アーロン:1ゾロはやめてくれよ?
GM:(コロコロ)3・3で6、4+4で8点の魔法ダメージです。
アーロン:ということは、倒した?
GM:剣の欠片がLv3だから3個しか入ってないから、倒しました。
アーロン:よしっ!(コロコロ)2・2・2で名誉点は6点な。
GM:早いよ(笑)ドロップ品もね。
アーロン:(コロコロ)5・1で6。
GM:何も残ってないね。
アーロン:なんだよ~。
GM:テメリオ万歳~!と言って、歯に仕込んだ毒を飲んで死にます。
アーロン:死んだの?
GM:うん、死んだ。
アーロン:しょうがねぇなぁ。船の中を調べるけど?
GM:そうすると、ブレットの財布と、神官の手記が見つかります。
テメリオ教団‹恵みの杯›の存在。
独特の危険な勧誘。
ラスベートへの潜入。
アーロン:で、バカ殿を騙して、拠点にしてしまおうって話だな?
GM:ところが、あまりにも適当男過ぎて、こりゃ使えないと放り出されたと(笑)
アーロン:酷い話だ(笑)
GM:でも、それが幸いした。
アーロン:救いのない話だ。
13時:ゴールドコースト中央
アーロン:おう、帰ったぜ。ブレットの奴がさぁ・・・。
GM/ブレット:「俺がなんだって?」
アーロン:カクカクシカジカで、お前は危なかったんだ。
GM/ブレット:「何だって!?僕は女に騙されて、麻薬で言いなりにされそうだったというのかい?」
アーロン:そうそう。
GM/ブレット:「それもこれも、僕の卓越した美貌と、卓越した肉体美、素晴らしい知能のせいだっていうのかい?」
アーロン:ソレは言ってない。
GM/ブレット:「じゃあ、なんだっていうのさ?」
アーロン:親父さんの関連か、単に隙だらけだったからじゃないか?
GM:そこまで言う(笑)彼は落ち込んでしまうね。
アーロン:なんにせよ、財布は返すぜ。
GM:そうすると、話を聞いていた酒場のマスターが声をかけてくるね。①→
GM/マスター:「お前ら、どうやら面白い話をしていたようだな?」
アーロン:面倒くさいだけだよ。
GM/マスター:「まっ、人生なんて、そんな事ばかりだ。だがまあ、内容が内容だ。こちらとしても対応を考えなくてはならん」そう言って、報酬をくれるね。
アーロン:ブレットじゃなくて?
GM:正確には、父親のバイロンからだろうね。
アーロン:掌の上ってわけだ。なんにせよ、楽しくなってきたな。