4章「杯の毒」前編
4章「杯の毒」前編
アーロン:経験点をくれ!
GM:何、先走ってんの?
アーロン:ほらっ、ウェポンホルダー買わなきゃいけないから。
GM:ウェポンホルダーって、背中装備で、1000Gもかかるぜ?【ディフェンダー】はいいの?
アーロン:うぅ、バッソに、カイトシールドに、ウェポンホルダーって、幾らかかるんだよ?
GM:560・500・1000だね。
アーロン:二人の所持金を合わせれば何とかなるな?
GM:ほぼ、素寒貧になるじゃないか!宿代はどうする?
アーロン:働こう。今すぐに働きに行こう!
GM:その意気込みが、どうして仕事に生きないんだ?(笑)で、前回はミッションコンプリートなので、満額1000点と討伐80点だ。
アーロン:少ないな。
GM:最初だからね。
「アーロンの成長」(総経験点10450点 1ゾロ6回)‐図⑤
アーロン:成長は(コロコロ)1・6だったから精神。これでボーナスブレイクだ。
GM:これで、精神抵抗も上がるね。
アーロン:そして、プリーストをLv3にするために、経験点は貯金するぜ。
GM:貯金が早いな。
アーロン:あまり、Lvを高くし過ぎないのが、サプリの鉄則だからな。
GM:【フォース】があると、敵の後衛にも攻撃できるようになるしね。
「ペコの成長」(総経験点9750点 1ゾロ2回)‐図⑥
GM:ペコは(コロコロ)5・6だから精神が13に。これでMPが19点になったよ。
アーロン:Lvは上がったのか?
GM:悩んだんだけど、【バード】と【ウォーリーダー】を、それぞれLv1ずつ習得した。
アーロン:手広く行くな。
GM:技能は、主動作【モラル】で命中+1、補助動作【怒涛の攻陣1】で物理ダメージ+2に命中-1となる。
アーロン:隙が無いな。
GM:何かあったら、ガンも撃てるしね。Lv3で【ペット】を飼えば、かなり面白くなるよ。
アーロン:敵に回したくないな(笑)
GM:【レクイエム】と【怒涛の攻陣3】を覚えれば、パラミスが無くても、中々な戦力だろう?ワオ~ンと雄叫びを上げるからね(笑)
アーロン:頼りにしてます。
「共通成長」
アーロン:俺はバスタードソードを買ったぜ。
GM:これで、薙ぎ払いができるね。
アーロン:一人前線だから、盾は捨てらんねえよ!
GM:ですよね(笑)
アーロン:次は、【ガゼルフット】で回避を上げる。
GM:マギテックの【シャドウボディ】を合わせるのもありかも。
アーロン:練技は魔法じゃないから、重ね掛けできるんだ?
GM:そこに、【鼓砲】の回避系を重ねる。
アーロン:おぉ!回避+3.
GM:しないけどね。
アーロン:なんでじゃ~?
GM:ダメージアップを3つと、生命・精神抵抗アップを一つずつの予定だから。
アーロン:それならしょうがない。
GM:ペコは、楽器100Gと軍師徽章100Gを勝って終了。宿代は、共通財布から出そう。
アーロン:スマナイネェ。
GM:じゃあ、今日は、こんなところだね。
アーロン:さあ、マスター。俺達に仕事をくれ。
GM/マスター:「いきなり、どうしたんだ?」
アーロン:俺達は、特に俺は金が必要なんだ。
GM/マスター:「だからと言って、お前達だけ依怙贔屓は出来んよ」
アーロン:ちっ、しかし、事件は必ずやって来るのさ。
GM:そうだけどさ(笑)まず、昨日の依頼が残っているのを忘れないでよ?
アーロン:昨日の依頼?
GM:そう。最後にディオンヌ・ナグナクルから、伝言&配達の依頼を受けたでしょう?期限は12時間後だから、今夜21時までだぜ。
アーロン:どこに行くんだっけ?
GM:コラーロサイド中央の012コルニア・サンガイルと、西トノール外縁の070トンミ・モグバードだね。
アーロン:ちょっと、遠いな。
GM:それで、今日の事件だけど・・・。①→
GM/ブレッド:①→「気になることがあるんだ。聞いてくれないか?」
アーロン:ブレット?どんな奴だ?
GM:026ブレット・ベラミー。不動産王パイロンの次男。美形です。素行の悪さで学院を退学させられ、現在ニート(笑)
アーロン:おいおい、とんでもない奴だな。
GM/ブレット:「ふっ、世間が僕の才能に嫉妬しているのさ」
アーロン:殴っていいですか?
GM:まあまあ、話を聞きたまえ。
ブレッドは語った。
「僕の愛用の財布が無くなってしまってね。エルバンシィの高級品さ。君達じゃ手に入れられないだろう?それに気が付いたのは今朝。いつものツケの聞くアルトゥールの宿さ。僕は一人で帰って来たらしい。しょうがないので、記憶にあるヴェーラーの酒場まで行ってみたところ、僕時は女性と一緒だったらしい。
しかしだ、僕には、そんな記憶はない。
なにより、軽くビールを1杯しか頼んだ記憶しかないのにだ」
GM/ブレット:「変な話だろう?」
アーロン:で、何が言いたい?
GM/ブレット:「あぁ、もう。察しが悪いな。財布は親父にねだればいい。しかし、納得いかない事が続いているんだ」①→
GM:①→つまり、1杯で酔い潰れるのも、女性と一緒にいたという証言も変だから確認したいってこと。
アーロン:そんなの自分でやれ!
GM/ブレット:「自分で出来る事はやったさ。酒場と宿には確認した。しかし、物取りだったら、盗賊ギルドとの交渉になる」
アーロン:そんなの親父さんに頼めよ。
GM/ブレット:「それでは、なんというか面白くないだろう?かといって、大っぴらに依頼を出すわけにもいかない。だから、新参で、人数の少ない君達に頼むのさ」
アーロン:あ~、GM?こんな依頼が続くのか?
GM:さぁ、先は読んでない。
アーロン:何をしたら良いのか分からん。
GM:普通のシナリオならね(笑)
アーロン:・・・そういう事ね。報酬は弾んでもらうぞ?と言って席を立とう。
GM:おっと、宿はアルトゥール島の北部、酒場はヴェーラ島でこちらは15時~23時までしか開いてない。
アーロン:今は何時?
GM:今回の依頼開始時間は18:00で、期限は48時間だ。
アーロン:はいはい、行こうぜ。
GM:そして、君達はゴールドコーストの冒険者の酒場を後にした。
アーロン:近い方から回るか?島に行って、その後に、配達にしよう。