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10章 「英雄の条件」前編

10章「英雄の条件」前編


わけあり商店街での一つの事件は、盗賊ギルドの若い二人を救う手助けとなった。

しかし、ベルナール君の方がどうなったのかは、語られることが無かった。


GM:では、成長に入ります。前回の経験点が、1090点に700Gでした。

アーロン:全然戦ってないのな?

GM:楽勝で倒しちゃったからね。あと、剣の欠片が3個。

アーロン:(コロコロ)6・2・1で9点だ。

GM:きっちりと平均以下だね。

アーロン:うっさい。


「アーロンの成長(総経験点13540 1ゾロ11回)」


アーロン:まず、成長は(コロコロ)1・6だから器用を上げて15に。目指せ、ボーナス+3。

GM:正直言うよ?別のを伸ばせ!(笑)

アーロン:精神だって同じようなもんだ。技能は、スカウトを3にセージを2に上昇。

GM:もう、ペコはいらない子だね。

アーロン:いやっ、師匠にはいてもらわないと。鼓砲とモラルは強いよ。次は何?

GM:それはペコの番で。

アーロン:金は貯金で。


「ペコの成長(総経験点12790 1ゾロ3回)」


GM:何といっても、1ゾロを振らなかった!

アーロン:こっちは、もう2桁なんだけど。

GM:羨ましいなぁ(笑)んで、念願のウェポンホルダーを買いました。これで楽器と銃の両立が出来る。

アーロン:つまり、俺の行動を見て、呪歌を続けるか、銃を撃つかを選択できるんだな?

GM:ただ、一つだけらしいから、これから二挺拳銃を目指すのとは違ってきちゃうけど。

アーロン:背中に楽器と長銃、腰に二挺拳銃かよ。どんなコボルトだ?

GM:成長は(コロコロ)1・3でペコも器用を上げて16になったよ。

アーロン:まっ、負けてるだと?

GM:器用だしね(笑)で、技能なんだけど・・・。

アーロン:フェアリーテイマーで、俺にウィッシュしてくれ!

GM:それも考えたんだけど、バードで‹ビビット›を覚えようかと。

アーロン:ビビット?

GM:20分聞くと、MPが1点回復するやつ。この系統のサプリでは最も役に立つと思うんだ。

アーロン:確かに。

GM:しかも、マギテックのヒーリング・バレットの消費はMP1。なので、これからはフロア移動ごとにMPが1点回復します。

アーロン:それしかないな。

GM:あと、アーロンは共用財布から金出していいから、ウェポンホルダーを買ってください。面倒だから。

アーロン:マジで?買う買う!


「共通」

GM:で、アーロンにウェポンホルダーを買ってあげたら、前回の稼ぎが無くなりました。

アーロン:えっ?

GM:しかし、ウェポンホルダーは、ソレを補うだけの価値があります。

アーロン:だよなぁ。

GM:次に状況の確認です。

アーロン:貧乏学生の願いを聞いてあげたら、盗賊ギルドが出て来て、アサシンに付きまとわれるようになった。

GM:全然違う!・・・違くないのか?適当言っていたら、名前の無いNPCが冒険者の酒場のウェイトレスになっていた、だよ。

アーロン:それが花魁でアサシンなんだろ(笑)

GM:あと、ヴァルダンゴンダルさんが準レギュラーに。

アーロン:いいよな、あの人。毎回出て来て欲しい(笑)

GM:なぜか、アーロン達をボーイと呼び、口髭をしごいていたな。

アーロン:何かあったら、あの人に相談しに行こうぜ。


GM:という訳で、本編に入ります。シナリオ名は英雄の条件。

アーロン:4本目か。半分来たなぁ。

GM:そうだね。君達が昼食を取っていると、以前にも出会ったことのある092シルフィー・コクスクロスが酒場に入って来る。

アーロン:シルフィー?

GM/シルフィー:「いたわね?アーロン&ペコ!」と言って、君達のいるテーブルに着く。

アーロン:なに、その売れない漫才師みたいなコンビ名は?

GM/シルフィー:「で、この間の事件はどうなったのよ?」って聞いてくる。

アーロン:この間の事件?

GM:一番最初のカフマンさん誘拐事件だね。そのクライマックス戦闘に居合わせたんだ。

アーロン:あ~、覚えてねぇ。

GM:彼女は落ち込むね。シナリオ・イベントだったから、彼女とは絡みも無かったからしょうがないんだけど。

アーロン:で、何をしに来たんだ?

GM/シルフィー:「よくぞ聞いてくれました。我が兄、バルガン・コクスクロスの偉大さは御二人も承知だと思います。そして、我々、‹英雄バルカン・コクスクロスを神にする会›の活動内容も!」

アーロン:・・何を言っているんだ?


この世界、神様になれる可能性があります(説明足らず)


GM/シルフィー:「そこで、最近名を上げてきた御二人にも、我が会にはいっていただこうと思いまして」

アーロン:うぜぇ。

GM/シルフィー:「いわば、皆さんは神話を目撃している最中なのです!」と力強く言う。

アーロン:話が読めない。

GM/シルフィー:「詳しくは、こちらのパンフレットに記載されております。ご参加いただいた方には、毎月会報として、こちらの冊子を無料で配布させていただいております」

アーロン:妙にリアルだな。

GM/シルフィー:「お布施などはいただいておりません。こちらへの署名と、我が兄バルカンが神になれるよう戦歌を一緒に紡いでいただくだけです」最後まで聞いたので、精神抵抗してくれ(笑)

アーロン:なっ、罠だ!(コロコロ)2・6で8、13だけど?

GM:彼女の真摯な訴えに感動した君は、パンフレットを読み、まだバルカンの素晴らしさに気が付いていない人達を救うべく行動したくなった(笑)

アーロン:なんじゃ、そりゃ!


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