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EP0.回顧
「すやすや…」
「…」
「んにゃ…僕は世界一の狩人になったぞぉ」
サシャ、リュウ、そしてアリアの三人は今日の目的地の宿につき、すやすやと寝息をたてて眠っていた。
そんな中、トルティヤはその様子をサシャの精神世界から眺めていた。
「まったく。よく寝ておるわい…今日はただ歩いただけじゃろうに」
トルティヤは少し呆れた顔をする。
しかし、どこか楽しそうな表情をする。
「しかし、なんだか懐かしいのぉ。あれからもう130年か…」
そして、トルティヤは、在りし日のことを思い出す。