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月の蘇る-6-  作者: 蜻蛉
前部までの情報
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各部リンク・あらすじ

第一部

https://ncode.syosetu.com/n5105hx/


朔月の夜の満月と共に産まれた少年。朔夜(サクヤ)と名付けられた彼は、治癒と破壊の力を併せ持つ。

故郷を戦火で失った彼は、その復讐の為に刃を振るう。『月夜の悪魔』と呼ばれ、恐れられながら。

しかし己を使役する国、(シュウ)こそが本当の仇だと知りつつも、抗えずに居た。

ある出会いをきっかけに離脱を考えるが、幼馴染である華耶(カヤ)を人質に取られ、心を引き裂かれながら望まぬ戦いに赴く。


第二部

https://ncode.syosetu.com/n2842hy/


華耶と共に命を落としながら、二人で蘇り目覚めた場所は、平和な(カン)

しかし朔夜はそこで、悪魔に身を落とそうとする己の体を恐れる。悪魔となればこの平和は引き裂かれ、華耶すら手にかけてしまう。

皓照(コウショウ)はそんな朔夜を隣国の(セン)に連れて行った。繍出兵を促す取引として。

そこで出会ったのは、運命を閉ざされた王弟の少年、龍晶(リュウショウ

兄王の言いなりになるしかない龍晶は朔夜と共に()との戦に赴くが、朔夜は力と記憶を失い、悪魔となって龍晶に刃を向ける。


第三部

https://ncode.syosetu.com/n7143hy/


戔を建て直す。その己の悲願が戔の民の悲願である事を知って、龍晶は兄王に反旗を翻す事を決意する。

哥に停戦と反乱の協力を仰ぐ為、自ら北の隣国へと旅をする。未だ悪魔から戻れているかどうか自信を持てない朔夜と共に。

何度も命懸けの目に遭いながら、哥に辿り着いた。そこで哥王、明紫安(メイシア)に出会い、彼女の意思により停戦を実現させる。

戻った故国で待っていたのは、家族とも言うべき大切な人達の危機だった。


第四部

https://ncode.syosetu.com/n5604hz/


反乱の成功と引き換えに、龍晶は失ったものも大きかった。心身を崩しながらも彼は王となる。

華耶を皇后に迎え、一度は快復し国の為に働き続けたが、限界を迎え療養生活となる。

灌王は彼の死期が近いと知り、次期国王とさせるべく己の息子を養子にと持ち掛ける。だがそれは皓照が戔を乗っ取る為の足掛かりと見て、龍晶は独り苦悩し、更に心身を蝕まれていく。

一方朔夜は、再び悪魔に意識を乗っ取られて罪も無い人々を惨殺してしまう。

同じ頃、哥王は大臣の手によって監禁されていた。大臣は戔侵攻を狙っている。

開戦を避ける為、龍晶は朔夜に国外追放という建前で哥王救出を頼み、二人は別れる。


第五部

https://ncode.syosetu.com/n5480ia/


戔は苴と哥から同時に侵攻された。

龍晶は苴を抑える為、自らを犠牲にして戦を停める。首を落とされる覚悟で敵国に向かうも、待っていたのは過酷な環境と虐待だった。

一方朔夜は哥で国王軍と共に戔を攻めていた元大臣の軍を破る。その中で波瑠沙と出会い、共に戔に戻る事を約束した。

二人で戻って来た地にはしかし既に龍晶の姿は無かった。友を救う為、苴に向かう。

苴では皓照に龍晶を利用し更なる戔侵攻を目論む連中の暗殺を命じられる。実行するも二人は大怪我を負う。

一方で龍晶は灌王に助命の条件を出されていた。退位と己の定めた法の破棄。否んだ彼の前に華耶が現れ、共に死ぬという。愛する妻を生かす為、選択肢は無かった。

灌の領内で保護観察を受ける事になった龍晶。しかしそれは妻子、そして朔夜と共に生きる穏やかな日々。

それを引き裂く凶刃が現れたのは、ちょうど一年後の事だった。


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