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異世界転生したら説教したくなった  作者: うさぎレーサー
本編 この作品は「説教」です。連続性のある「物語」ではありません。
8/41

第8話 シスター 鶏肉 嘘つき

なぜかブクマが1つ増えた。

意味が分からない マヂウレ━━(*´∀`*b)━━シィ!!!!

「ピーマンの皮をむく……?」


 また奇妙な依頼を見つけた。

 依頼人はシスター。孤児院を運営している。


「ピーマンの表面の薄皮をむいて、つやつや光っているのを消して欲しいんです。」


 そんな依頼だった。

 俺はせっせとピーマンの皮をむいた。

 そのあと、シスターは皮むきピーマンを調理した。

 子供たちが集まってきて、食事に群がった。


「シスター、これ何?」


 皮むきピーマンを見つけた子供が、それをつまんで不思議そうに見る。


「鶏肉よ。」


 シスターは、しれっと嘘をついた。


「これが鶏肉かぁ!」

「うおー! 鶏肉ぅ!」

「やったぁ! 初めてのお肉だ!」


 普通の動物が過剰に魔力を持つと魔物になる。だからこの世界では畜産業が存在しない。

 肉はすべて冒険者や狩人が狩猟したものだ。人件費がかかるので、肉は高級品である。

 当然、貧乏な孤児院では肉なんて出てこない。

 子供たちは騙されてピーマンを嬉しそうに食べた。


「嘘も方便です。」

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