表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/28

⭕ 人形師と妖精さん 1


──*──*──*── 薬屋


──*──*──*── 療養室


マオ

「 チック、御早う!

  はるさんの様子はかな? 」


妖精チック

〔 あっ、マオぉ~~。

  御早うだよぉ~~。

  はるだ起きないよ 〕


マオ

「 そっか。

  昨日きのう今日きょうだもんな。

  実はチックとはるさんに紹介したい子がて連れてたんだ。

  会ってもらえないかな? 」


妖精チック

はるとボクに?

  いよぉ~~。

  男じゃなければねぇ~~ 〕


マオ

「 そっか、かった!

  男装してる女の子なんだ。

  昨日きのうよる、フィールドで怪物モンスターに襲われていた所を助けたんだ 」


妖精チック

〔 ふぅ~~ん。

  かんのフィールドでねぇ?

  随分な挑戦者チャレンジャーだねぇ~~ 〕


マオ

「 パーティを組んでた冒険者達が逃げ切る為におとりにされたんだ。

  人形師なんだけど、肝心の戦闘人形が冒険者達に壊されたみたいでな。

  かんいっぱつだったよ 」


妖精チック

〔 クズい冒険者はにでもるもんだねぇ~~。

  ムカつく彼奴アイツを思い出しちゃったよ!

  ボクのはるの寝込みを襲おうとした最低な奴ぅ~~! 〕


マオ

はるさんの為にチックも苦労してるんだな 」


妖精チック

はるゆいいつ相棒バティだからね。

  どんな手を使ってでも危険からまもるよぉ~~ 〕


マオ

はるさんは幸せものだな 」


妖精チック

は複雑かな~~。

  それでそれでぇ、信じてた仲間にうらられておとりにされちゃったバッディガールはだい? 〕


マオ

「 バッディガールって──。

  この子だよ 」


クルチェール・シェムリジ

「 初めまして!

  人形師で人形使いのクルチェール・シェムリジだよ。

  オレの事は “ クルチェ ” って呼んでくれ 」


妖精チック

此方こちらこそ初めましてだよ~~。

  ボクははる相棒バティ妖精フェアリーのチックだよ~~。

  ボクの事も “ チック ” でいよ。

  敬称はらないよ~~。

  マオぉ~~、この子、自分の事を “ オレ ” って言ってるけど、ほんとうに女の子なのかい? 〕


マオ

「 男装してる女の子だよ。

  セロが言うんだからちがいないよ 」


妖精チック

〔 ボクはだ “ セロさん ” には会ってないんだけどぉ~~。

  信じていのかい?

  実は『 男でしたぁ♥️ テヘペロ 』だったら、マジで許さないよぉ~~。

  激おこプンプンいんふぇるのムカ着火ファイヤーだからね! 〕


クルチェール・シェムリジ

「 大丈夫!

  師匠から『 旅に出るなら男装して口調も自称も男っぽくしろ 』って言われたから、男の真似してるだけだから!

  胸が無いのは元からだし……、なんなら下を確認──(////)」


妖精チック

〔 分身たいに調べさせるから迄しなくていよ。

  嘘いてたら心臓を抜いてべるだけだからねぇ~~ 〕


クルチェール・シェムリジ

「 し…心臓を抜いて食べる?? 」


マオ

「 あぁ~~と…………チックはしんせいりょくを高める為に人間の心臓をべる妖精なんだ。

  わるさをするあくとうを対象にしてるから、クルチェは大丈夫だよ!

  だよな、チック 」


妖精チック

「 ボクのはるに危害をくわえたり、敵になったりしなければねぇ~~ 」


クルチェール・シェムリジ

「 そ…そうなんだ……。

  こころておくよ 」


妖精チック

〔 それでそれでぇ~~。

  なんはるとボクにクルチェを会わせたかったんだい? 〕


マオ

「 女の子の1人旅は危険だから、旅を続けるなら、チックとはるさんと一緒にしたらどうか──って、セロからの提案なんだ。

  冒険者と組んで、今回みたいな事が起きてもな……。

  はるさんも年齢の近い女の子の友達がたらいかも知れないし? 」


妖精チック

はるに同性の友達ねぇ~~。

  友達に関してははる任せかな~~。

  ボクがくちしは出来ないからね~~。

 ( はるの年齢は28歳なんだよね~~。

   10代の子と友達になれるのかなぁ~~ )〕


クルチェール・シェムリジ

「 同性の友達(////)

  友達なんて初めてだよ!

  仲良くなれるかな? 」


マオ

「 気が合うといな 」


妖精チック

〔 ところでぇ~~、人形師で人形使いって事は、戦闘は人形がするのかい? 〕


クルチェール・シェムリジ

「 そうだよ。

  オレは戦えないから、自動式戦闘型人形に戦闘を任せてるよ 」


妖精チック

〔 興味ぶかいなぁ~~。

  人形に戦わせて高見のけんぶつなんてほんとうに出来るものなのかい? 〕


クルチェール・シェムリジ

「 高見のけんぶつなんてしてないよ。

  人形に指示を出さないといけないし 」


マオ

「 そう言えば、どうやって人形に指示を出すんだ?

  普通にこえで指示をすとか? 」


クルチェール・シェムリジ

「 楽器を使って演奏をして人形を動かすんだ。

  オレの場合はカスタネットだよ。

  両手にカスタネットを装備して、かろやかにたたいて人形に指示を出すんだ 」


マオ

「 カスタネットをたたいて??

  そんなんで人形が動いてくれるのか?

  信じられないな~~ 」


クルチェール・シェムリジ

「 メンテナンスをするときに調整するんだ 」


妖精チック

〔 どうやって怪物モンスターと戦うのか見てみたいな~~。

  今からフィールドに行かないかい? 〕


マオ

「 オレも見てみたいな。

  なにか有れば、オレが怪物モンスターを倒すし、キノコンにも同行してもらえるから行くか!

  クルチェはかな? 」


クルチェール・シェムリジ

いよ。

  錬金術師さんからなおしてもらった人形の性能をたしかめてみたいし 」


妖精チック

〔 よぉ~~し、みんなでフィールドへ行こう~~ 〕


 そんな訳で、妖精チック,クルチェ(クルチェール),オレの3人でで、フィールドへ向かう事になった。

 [ 療養室 ]をて、うらぐちから《 薬屋 》をたら、≪ ヒッドユ ≫の見張りをしてくれているキノコン(分身体)こえを掛ける。

 キノコン(分身体)が1体、護衛として着いててくれる事になった。


 あれ?

 チックってはるさんから離れられないんじゃなかったかな?

 半径5メートル以内が行動範囲とか言ってた気がするんだけどぉ~~?


 ≪ ヒッドユ ≫のぐちで、せいぼうかさうえに乗せて、パトラーがかりのタスキを掛けているキノコン(分身体)が敬礼をした状態で待ってくれていた。

 ちくしょう、スマホ(スマートフォン)が合ったらしゃメれるのになぁ~~!!

 実にしいっ!!


妖精チック

〔 くっはぁ~~~~!

  キノコンがコスプレしてるぅ~~。

  はるに見せてあげたいのに残念過ぎるよぉ~~ 〕


クルチェール・シェムリジ

「 こすぷれ??

  なん昨日きのうのキノコンより強そうだね 」


キノコン:パトラー

「 お待ちしてましたエリ。

  ひるのフィールドもパトロールしてますエリ 」


マオ

がとな、キノコン 」


キノコン:パトラー

「 今回はボクがともしますエリ 」


マオ

「 宜しく頼むよ 」


 妖精チック,クルチェ(クルチェール),オレの3人はパトラーのキノコン(分身体)ともに≪ ヒッドユ村 ≫から出た。

◎ 訂正しました。

  のにでも ─→ にでも

  友達になれるのかなぁ~~)〕─→ 友達になれるのかなぁ~~ )〕

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ