表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/28

✒ 弟子の憂鬱 1


──*──*──*── 未開の地


──*──*──*── 森の中


 別に普通の森だよな~~。

 特に変わった所なんて無いし。

 怪物モンスターない。


 もしかして、≪ 未開の地 ≫を調査してるキノコン達が怪物モンスターったかな?

 これじゃあ、運動にもならないな。

 帰ろうかな…………。


 なんて思っていたら、奥から怪物モンスターの鳴きごえが聞こえた。

 なんだよ、るじゃん!

 オレは気配をころして、怪物モンスターの鳴きごえが聞こえた方向を頼りに奥へ進んだ。


──*──*──*── 森の奥


マオ

「 うわっ、ひどいな──。

  襲われてわれちゃったのか……。

  しっかきたないかただな~~。

  にぃさん……ごぉ……6人もて全滅したのかよ?

  だ近くにるかも知れないな。

  6人がかりを全滅させる怪物モンスターか──。

  どうしようかな…… 」


 周りを見回していると血痕のあとを見付ける。

 奥に続いてるな。

 もしかしたらき残りかも知れない。


 怪物モンスターかれないように、気配をころしたまま移動する。

 怪物モンスターの気配はしないから、血のにおいや痕跡を辿って無いみたいだ。

 6体もえば、はらも膨れるか?


 《 どうくつ 》を見付けた。

 中にはいらないと深いか浅いか分からない。

 《 どうくつ 》にはいってから怪物モンスターに襲われても困るから、においやおとを遮断する結界魔法を発動させる。

 《 どうくつ 》にはいってれない結界魔法も発動させた。


 これで安心して《 どうくつ 》の探索が出来るな。

 暗いから元素エレメント魔法マジックの “ ポタル ” を発動させる。

 明るくなった《 どうくつ 》の奥へ1人で進む。


 しばらく歩いていると、くるしそうなうめごえが聞こえてた。

 もしかしたら、血痕のぬし──き残りの人かも知れない。

 慎重にさきへ進むと、ひとかげが見えた。


 ひとかげぬしふかっているみたいで、つらそうに見える。

 どうやらひとがたでは有るけど、人間じゃないみたいだ。

 異形……とは言わないよな。


 じんたぐいかな?

 この≪ 大陸 ≫にはたばっかりだからく知らないんだよな。

 言葉はつうじるからなんとかなるだろう。


 ふかっている人物にちかくと警戒される。

 そりゃそうだ。

 見ず知らずの人間がちかいてるんだから警戒しないほうからな。


 ふかって動けない自分に危害を加えようとしてるんじゃないか──って、不安に思うのは同然だ。


マオ

「 オレはマオ・ユーグナル。

  森の近くに在る≪ ヒッドユ村 ≫に引っ越してた調合薬師だよ。

  この森にはくすりの材料になるそうみにてたんだ。

  血痕を見付けたから辿たどってたんだけど──。

  アンタ、怪我してるよな?

  オレに手当てさせてくれないかな 」


怪我人

「 пклёеж 」


マオ

「 応急処置はしないと、傷がのうしてんじゃうからさ 」


怪我人

「 яэтсушп 」


マオ

「 警戒するのは分かるけど、手当てするだけだって。

  怪我人に危害は加えないよ。

  オレは手ぶらだろ 」


怪我人

「 жбайгдв 」


マオ

がとな。

  じゃあ、傷の手当てをするよ 」


 オレに対してはだ警戒しているみたいだけど、手当てをさせてくれる事になった。

 静かに怪我人へちかいて、となりすわる。

 ずはよごれた身体からだを綺麗にしないとな。


マオ

「 手当てをするまえよごれを落として綺麗にするな 」


 清掃クリーン魔法マジックは掃除用の魔法マジックだから、浄化魔法を発動する。

 浄化魔法にもいろんな種類が有る。

 今回は身体からだよごれを消して綺麗にする魔法マジックを使う。


 怪我人の身体からだが綺麗になる。

 次は回復ヒール魔法マジックふかいやす番だ。

 オレは回復ヒール魔法マジックを発動させる。 


マオ

「 ん?

  うぅん?

  回復ヒール魔法マジックの効き目が弱い??

  傷がいやされない?!

  なんでだ? 」


怪我人

「 хцэыои 」


マオ

回復ヒール魔法マジックが効かないなんて──。

  キノコンから貰った塗りぐすりなら効くかな? 」


 腰に付けてるポーチの中から救急セットを取りす。

 救急セットの中からキノコンがくれた塗りぐすりを取り出す。

 フタをけて、くすりを指ですくい取ったら、すべてのきずぐちに塗り込んでいく。


 回復ヒール魔法マジックが効かないなんて、こんな事は初めてだ。

 戻ったらセロに相談しないとな。

 ぐすりを塗った部分を包帯で巻いて──。


 救急セットから包帯を取りして、きずぐちに包帯を丁寧に巻く。

 なんとか手当ては出来たかな。

 キノコンの塗りぐすりには “ キノコンじる ” がはいってるから効いてくれる筈──だと思いたい。


 しばらくは安静にしとかないとだけど、こんな場所で “ 安静 ” は無いよな。

 取り敢えず、羽織る物をさないとな。

 ポーチから未使用のバスローブを取りす。


 袋からして、バスローブを怪我人に差しす。

 そでに腕をとおさせて、腹のまえでバスローブの紐をむすぶ。

 はんるより、バスローブを着てるほうがマシだろう。


マオ

「 バスローブしかなくて御免な。

  アンタにオレの服は小さいからさ。

  はんるよりはマシだと思うから、そのまま着てて 」


 “ ポタル ” を置いては行けないから、火を起こして周囲をあたためないとな。

 怪我人の身体からだあたためたほうい。

 水分補給と食事も必要だ。


マオ

「 今から火を起こすよ。

  お茶も淹れる、食事も用意するから待っててな 」


怪我人

「 κροαгйч 」


 アース魔法マジックを発動させて、ПとШの形をしたキャンプ用のかまどを作る。

 ポーチの中から薪セット,火付けセットを取りしたらかまどれて、焚き火の用意する。

 ファイア魔法マジックで火を着けたら、ПとШのかまどうえに網を置く。


 Пかまどの網のうえに水をれたヤカンを置いて温める。

 Шかまどの右側のうえにはスープ用の鍋を置く。

 Шかまどの左側のうえにはフライパンを置いて、スライスされた味付け肉を焼く。


 調理をしているあいだアース魔法マジックで調理に使う作業台と食卓用のテーブルを作る。

 つちで作たからよごれないようよごれが付きにくい防水用のシーツを掛ける。

 お湯が沸いたら、魔法マジックで飲み易い温度に調整してから湯飲みに薬膳茶をそそぐ。


マオ

「 こんな所じゃ休めないけど、飲み物と食事を用意するよ。

  一応ベッドも作るから 」


 傷のなおりを早める為に薬膳スープを作る。

 薬膳料理も作って、食卓テーブルのうえに並べる。

 食具一式もした。


マオ

「 休むまえはらごしらえしないとな。

  アンタのくちに合うかは分からないけど、食べてくれな。

  薬膳茶と薬膳スープは出来るから 」


怪我人

「 μεπτёры 」


 怪我人が寝る為に使うベッドもアース魔法マジックで作る。

 ポーチからキャンプに使う為の就寝セットを取りす。

 ベッドのうえにシーツを掛けたあと、就寝セットの敷き布団ぶとんまくら,毛布を置く。


マオ

「 ふぅ……どこ感じでいかな?

  アンタ達を襲った怪物モンスターだ近くを徘徊してるかも知れない。

  さすのオレでも怪我人のアンタを運びながら怪物モンスターの相手をしつつ《 森 》を出るのはむずかしい。

  だから、怪物モンスターを倒しつつキノコンを連れてる。

  それまでで待っててくれ 」


怪我人

「 знлёчх 」


マオ

「 この《 どうくつ 》に怪物モンスターはいってないから、安心していからな。

  そのまえに奥を見てくるよ。

  なにかがたら危ないからさ 」


怪我人

「 υνъэятж 」


 怪我人は不安そうな顔をしている。

 元気なオレが安全を確保してやらないとな。

 見付けたがわの義務だ。


 《 どうくつ 》の奥へ進むと行きまりだった。

 生き物は特に住み着いて無さそうだ。

 清潔感は必要だから、《 どうくつ 》の中に清掃クリーン魔法マジックを掛けておく。


マオ

「 よし、これで清潔なくうかんはやわりだ。

  日が暮れるまえにキノコンを呼んでこないとな 」


 食事をしてくれている怪我人にこえを掛けてから、《 どうくつ 》を出る。

 気配をころしながら≪ 未開の地 ≫を調査しているだろうキノコンをさがしながら歩く。

 気配をころしてるから怪物モンスターはオレにかないからスルー出来てラクだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ