異世界を広めたいの
―異世界の良さをみんなに知ってもらいたいと思います。けれど、異世界の事を広めるのはお父様が、認めてくれません。どうしましょうか?
「レクレア、どーしても、異世界のことを広めたいの。」
「異世界の事を広めることはできませんが、シンジの話しなら使用人に、人気がでております。それを利用しましょう。」
「レクレア、今すぐシンジを連れてきて。」
「承知いたしました。」
―シンジの知識として異世界を広めましょう。
「チョコ、どうした?」
「異世界とは、言わずに、異世界の話を、みんなに伝えてほしいの。」
「俺は、賛成できないな、感がいい奴は、バレるかもしれない。」
「バレない、大丈夫よ。とりあえず、使用人にお話しましょう」
そんな、勢いにおされ、使用人に喋ることになるのだった。
とりあえずシンジは、マンガの事を話すことにした。その話を、興味深く聞く者、キラキラと目を輝かせ聞く者、楽しみながら聞く者いずれも全ての人を、楽しませ、心を弾ませることが、できた。
「マンガってものは、実に興味深い。文字と絵を合わせることで、物事を、分かりやすく伝える。」
―シューおじいちゃんが、そんな事を言いましたの。シューおじいちゃんは、私が、生まれる前から家に使える。おじいちゃん的存在ですの。