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ガッコウって何かしら?

―ハーブお父様は、異世界以外の事なら、お優しい人だからきっと認めてくれるはずだと思います。


「お父様、お願いがあります。街で、行き場に困り果てた者を、連れてまいりました。この者を家で、使用人で、住み込みで、働かしていただけないでしょうか?」


「よろしくお願いします。」


シンジとチョコは、頭を深く下げお願いします。


「チョコの頼みとあれば仕方がない。困っているものを助けるのが地主の仕事だからな。」


―凄く嬉しかったです。シンジが、使用人になるのを許されました。お父様は、やっぱり、いい人だと思います。けれど、なぜそんなお父様が、異世界を嫌うのがわかりませんでした。


その日の夜のことです。


「シンジ、夜は、私に、異世界の事を教えてください、約束ですよ。」


「俺には、断れない。だからその約束受けるぜ。」


「まずは、ガッコウについて教えてくださる?」


「学校は、多くの人が集まって勉強する場所だ。」


「勉強は、専属のメイドが、してくださるものでは、ないの?」


「俺の世界の人は、そんな裕福じゃねぇーの。しかもだ、学校は、それだけじゃない。たくさん友達が、できたり、部活って言う、人の集まりが、あるんだ。」


「私も、ガッコウに行ってみたいです。」


「俺が、学校に連れて行ってやる。約束だ。」


―シンジと、約束をしました。きっとシンジは、ガッコウに連れて行ってくれる。そう信じています。

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