異世界は、やっぱり、素敵です。
―シンジを、龍車に乗せ、仕立屋に行きました。私は、素敵な、話が、聞けるのだと、心が、跳ね上がるような気持ちです。待ちに待った異世界の人に会えましたから。
「シンジ、異世界ってどんな所かしら?」
「俺の居た世界は、まず魔法が、無くて、科学が、発展した世界なんだ。」
「魔法がなくて、生活できるの?カガクって何?それって不便では、ありませんか?」
―私、一度に多くの質問をしてしまいましたわ。シンジも、困ってますの。
「そんな一度に質問されても、俺は、困るな。」
「すみません、つい質問しすぎましたわ。」
「とりあえずだ、質問を簡潔に話すとだ。それが、俺にとっての普通で、あり、少なくとも、俺は、不便では、なかったぞ。そして科学の結晶の一部がこれだ」
―シンジは、袋の中からそれは素敵なカガクの結晶を取り出したの、私は、それが、キラキラした、素晴らしい物だとすぐに気がついました。
「これは、ゲームというものだ。俺にとって、チョコ達の、世界を、イメージした、芸術品だ。電源ボタンを押すとほら、ついた」
チョコは、目をキラキラさせながら異世界の見慣れないものに凄く興味を寄せた。
「絵が、絵が!動きましたわ!?」
「どうだ、凄いだろ、これが科学だ。」
―異世界は、やっぱり、素敵だと思います。父上が、反対する理由が、まずまずわかりませんわ。
仕立屋に着き、チョコ達は、シンジの服をお願いしたのだった。
「レーズさんお久しぶりですわ。」
「レーズ様、久しぶりでございます。」
「チョコちゃんお久しぶりね。今日は、何を何のようかしら?」
―レーズさんは、リンとした人で、私の、異世界について、話をする、友達の一人なの。
「チョコちゃん、そちらの方は誰かしら?」
「聞いて驚いてね。この人は、異世界の人の、シンジ!」
「俺は、佐藤真司です。よろしくお願いします。」
「それは、素敵ね。今度、話を聞かせてくれないかしら?」
「今日わね、シンジの服を頼みに来たの。」
「そうなの、ちょっと時間が、かかるからとりあえず、この服、着てちょうだい。3日もあればできるわ。」
「わかった3日後受け取りに来るわ。」
「レーズ様、よろしくお願いします。」
―きっと、これから素敵な日が、続くそう思います。