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望郷  作者: 白山月
9/21

冒険者になる

一か月後


私たちは状況を推測してみた。

転送のきっかけはレインボードラゴンの襲来にあること。

レインボードラゴンの襲来と 転送させるために、魔法陣が使用されたこと。

こちらの世界では誰にも話していないが、紫のクリスタルを入手していること。


確認したいこと

レインボードラゴンについて

魔法陣について


やるべきこと

レインボードラゴン探し

魔法陣解析


話を聞いてたミーコが何か思いついたようだ。

「マキとカトーが不足している事ってレインボードラゴンにあった時に自分の身を守れる、力

魔法を解析するための資金 日々生活できる、稼ぎ」


そして目を輝かせて言った。

「これは、冒険者にでもなるしかないパターンね~」


なんで、そんなに嬉しそうに冒険者?私たちはスライムに殺されそうになって、(カトー君は臨死体験までしている)


アルスタに助けられてここまで来たのに、どの口で冒険者になるなんて言えようか。

でも、ミーコが一生懸命、冒険者は訓練をし、レベルアップをして成長していくこと。

複数のメンバーで、パーティーを組んで、助け合えること。

クエストによっては莫大な報酬もあり得ること。

いろいろ説明してくれて最後に。


「今、必要な決断は、一生ここで生きていくか、元の世界に帰る行動を始めるか。

この二択。」


わかっていたことだ。

目標は明らかなのに。

今まで、リスクを並べて、自分のやりたいことに蓋をしてきただけだ。

自分でやるしかない。


「私、冒険者になる」


カトー君が驚いた顔をしている。

君も冒険者になるんだよ。


その後、ミーコからいろいろ教えてもらった。

冒険者の訓練施設はスタッカの街にあること。

授業料や生活費についての説明。

冒険者職とその特徴。


なんだかんだで、出発の朝になった。

教会を出発しようとすると、ミーコが旅支度をしてやってきた。


なんと、ミーコも冒険者になると決めたらしい。


何かが動き出した感じだ。











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