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望郷  作者: 白山月
10/21

冒険者訓練

スタッカの街について3か月がたった。


冒険者の職種によって、訓練期間が異なる。

一番多彩な勇者は4年

僧侶、魔法使いは2年

魔法戦士系は1年

戦士系は半年


勇者を目指しているアルスタは3年半前から訓練所に通っているので、

あと、半年で修了となるそうだ。

ミーコも僧侶系だがヨシダ村の教会で聖職者としての仕事をしていたので、

魔法の訓練は免除で、半年で修了となるそうだ。

私たちも、まず稼ぐ必要があるので、戦士系。

カトー君が盗賊。

私が武闘家。

全員が半年後に冒険者になる予定だ。


魔法を使う系統の訓練の内容は、座学をやってから、最後の半年でソロサバイバルと、パーティー戦、模擬ダンジョン、卒業試験


一方戦士系は、魔法系の最後の半年と同じ内容をする。


今日は、パーティー戦の日だ。

メンバーはギルドがランダムで3人のメンバーを選び、1名ベテラン冒険者が同行する。


私のメンバー

訓練生ドワーフの戦士、アパルーサ(男)

訓練生エルフの魔法戦士、フェザー(男)

ベテラン冒険者の勇者、シリウス(男)


パーティー戦は、指定の大型モンスターをメンバーで協力して倒す。

私たちのターゲットは湿地に住むジャイアントトード。

私たちは、集合場所に集まり、自己紹介をすませた。

お互いの能力を説明して、戦力を確認した。

ベテランは基本的に、見守るだけで、危なくなるまでは手出しをしない。


アパルーサは、強力な斧攻撃

フェザーは、炎魔法と弓攻撃

メンバーで作戦会議をした。

ジャイアントトードは、接近すると体当たり攻撃、中距離なら舌を伸ばしての攻撃。湿地帯なので炎魔法が効かない。

物理攻撃で戦うことになる。


この3人なら、舌の長さより遠くから弓攻撃でダメージをあたえ、隙ができたところに私が飛び込み攪乱し、最後にアパルーサの斧攻撃でとどめを刺す。

3人で覚悟を決めた。


ジャイアントトードは湿地帯に生息し、基本的に単独行動の魔物だ。

生息地に入ったが、草むらしか見えない。

水溜まりに足を取られて歩きづらい。

周囲は静かだ、湿地の水の中からメタンの泡がでてきている。


いい加減、探すのに疲れてきた。

アパルーサは辺りを見渡している。


「今日の最大の試練はカエル探しかの」

と言い終わる前に地面が大きく膨らみアパルーサとシリウスを飲み込んだ!


しまった。完全に油断していた。

どうする、頼みのアパルーサの斧が使えなくなり、いざというときのシリウスの援護も期待できまくなった。


フェザーが炎魔法をかけても、威力不足でダメージを与えられない。

ジャイアントトードの舌攻撃をかわしながら、弓矢で攻撃している。

その時、いきなりジャイアントトードの舌攻撃が私めがけて飛んできた。

「えい!」武闘家とは思えない猫パンチのようなへなちょこパンチで舌を叩く。


ドゴンッ!


ジャイアントトードの舌が地面に叩きつけられた。


「えい!えい!えい!」

敵の右手、左手を地面に叩きつけ、ノーガードになった頭も叩きつえると、ジャイアントトードは湿地にめり込んだ。

すかさず、フェザーが矢を連続で放つと、全てが加速しながら頭部に吸い込まれるようにあたっていった。


仕留めた。

なんとか二人で仕留める事ができた。


その時、ジャイアントトードの腹が膨らみ、中から剣先が突き出てきた。

直後に内側から斧が腹を切り裂き、ドロドロの内臓とともに、アパルーサとシリウスが流れ出てきた。


よかった。全員無事で。


パーティー戦修了だ♪







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