5.片側2車線でバイクが直進中、その右方を車が追い越しを行った際の接触事故ですが。
片側2車線でバイクが直進中、その右方を車が追い越しを行った際に接触事故が起きた。
当事者双方に話を聞いてみた。
①25才 男性
運転車両 普通乗用自動車
天候 晴れ
路面状況 乾燥
交通状況 普通
事故の状況
事故が起きる前の私は、通勤で宇治市にある自宅から北区にある勤務先に向かっているところであった。
当該道路はよく通るので慣れているところである。
今回事故を起こした車両もいつも使用するので運転には慣れている。
事故場所は、片側2車線の直線道路で見通しの良いところである。
事故が起きた状況は…
自車は、当該地点に至るまで、時速はわからないが、制限速度くらいの速度で右車線中央を走行してきた。
自車がそのまま走行していると、どこからかはわからないが、相手車が右車線左側自車の前方で走行していることを発見した。
その時の相手車の時速はわからないが自車よりも少し遅いくらいの速度であった。
やがて自車は相手車に追いついたので追い越しを行おうと思い、ハンドルを右に切り、相手車の右側を進行して行った。
その時、左車線に車両はいなかったが、相手車が右車線の左側を進行しており、右側が追い越しを行うのに十分な空間があったので私は相手車の右側を走行した。
その時に自車が指示器を点灯させていたかどうかは覚えていない。
自車が相手側の右側を進行し、相手車を追い越そうとしたときに、相手車は少しハンドルを左に切ったと思うと相手が自車を蹴るような音が聞こえた。
相手が蹴った部位は自車の左側面後輪後ろである。
後に確認すると相手の蹴った部位は服を擦ったような跡が残っており、後輪フェンダー内にもキズがあったので、私はそのキズの部位は相手車のどこかが接触した跡ではないかと思っている。
後に警察官と自車のドライブレコーダーを確認したところ、警察官は、相手は蹴るための足は出ていないと言っていたが、自車のドライブレコーダーは前方と後方しか映していないので、相手車が蹴った部位については視覚であり、その時のことは映っていない。
私は、相手が自車を蹴るような音を聞いた時にブレーキ操作を行い、自車を左側に進行させ道路左側で停止した。
相手車も自車と同じように左側に進行し、道路左側で停止した。
相手は転倒していない。
相手は停止するかしないかと言うところで、私の左ミラーを右手でしばいた。
スリップ痕や破片の散乱はなかった。
事故後の措置
事故後、私は相手に「トロトロ走ってたやん!蹴ったな!」と言うとお互いに「頭おかしいんちゃうか」と言い合いになった。
言い合いになると事故から3分も経過しないうちに相手はその場から立ち去った。
警察への通報は私が行った。
少しするとパトカーに乗った警察官3名が到着し私は警察官と一緒に事故の確認を行った。
事故の確認が終わると私は伏見署に行き、自車のドライブレコーダーを確認した。
その後、勤務先で仕事をしていると昼過ぎに警察官から相手が見つかったと報告を受け、相手の連絡先を聞いた。
被害状況
自車側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…左側面後方にキズ。自走可能。
・負傷部位・程度…なかった。
相手側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…なかったと思う。
・負傷部位・程度…ないと言っていたが後に病院で診察を受けたことを知らされた。
建造物・道路施設・その他の損害…なかったと思う。
事故に対する考え
事故原因について
・自分…追い抜きを行わなければよかったと思う。
・相手…もっと左を走行してほしかった。
警察の注意・指導内容・処分の有無と内容
・自分…追い抜きを行なわなないようにとの事。
・相手…その場から逃げた、責任放棄であるとの事。
過失割合について
・自分は40~50%、相手は50~60%と思う。
・理由…追い越しを行った自車の方が通常は過失が大きいと思うが、相手は停止の際に自車の左ミラーをしばき、そして逃げた。
飲酒・薬物の有無
・自分… 無
・相手… 無
その他…ドライブレコーダーは搭載していたが警察が切り抜きコピーを行ったようで、手元に事故際の記録は残っていない。
相手は事故後逃げており、何か悪いと感じるところがあるのではないかと思う。
②44才 男性
運転車両 中型自動二輪
天候 晴れ
路面状況 乾燥
交通状況 普通
事故の状況
事故が起きる前の私は、配達の仕事で事故現場手前にあるファーストフード店から事故現場先にある顧客先に向かっているところであった。
当該道路はよく通るので慣れているところである。
今回事故を起こした車両もいつも使用するので運転には慣れている。
事故場所は、片側2車線の直線道路で見通しの良いところである。
事故が起きた状況は…
自車は、当該地点に至るまで、時速50㎞くらいの速度で右車線中央を走行してきた。
自車の前方には車両は走行しておらず、自車が先頭の状態で走行していた。
左車線の状態は、自車の走行している付近に車両などはいなかった。
その後、当該地点手前に差し掛かり、バックミラーで後方を見ると、自車の後方から自車の方に向かい進行してくる相手車を発見した。
その時の相手車の速度は時速60㎞以上であった。
また、その時の相互の距離は車5台分くらいであったと思う。
相手車を発見したものの、先の交差点を右折しようと思っていたので、私は自車をそのまま進行させた。
自車はそのまま進行すると、相手車はすぐに自車の後方に追いついた。
相手車は自車の後方に追いつくと減速を行い、自車に速度を合わせ走行した。
その時の相互の距離は1ⅿくらいであったと思う。
その時の相手車は指示器を点灯させていなかった。
その後、私は前方を確認し自車をそのまま走行させていると、気が付くと相手車は自車の右側、自車にかなり接近した距離で中央線を跨いだ状態で走行しており、すぐに自車の前方に進入しようと左側に進路を変更してきた。
相手車が自車に追いついてから自車の右側に来るまでの時間はわからないが、相手車が自車に追いついてから、追い越しを開始するまでの時間は1秒くらいであったのではないかと思う。
その時の相手車は指示器を点灯させていなかった。
自車の右側で進行する相手車を発見すると私は驚愕し、バランスを崩し、左右にふらつくと、自車と相手車は接触した。
接触地点は右車線右側である。
接触時の自車の速度は時速50㎞である。
相手車の速度は時速60㎞以上であった。
接触部位は私の右肩と右足と相手車の左側面後方である。
相手車は事故の回避措置を講じていない。
接触後、私と相手はブレーキ操作を行いながら左方に進行し、40~50ⅿ先の道路左側で
停止した。
自車は転倒していない。
両者のスリップ痕や破片の散乱はなかったと思う。
事故後の措置
事故後、私は降車して、相手のもとに駆け寄り「危ないです!」と言うと、相手は「蹴られた!」と答え、口論となった。
その後少し時間が経つと、私は配達の業務があったので自車に乗り、その場を後にした。
警察への通報は相手が行ったようで、その日の14~15時頃に警察から連絡が入り、伏見署へと出頭した。
伏見署に到着すると私は警察官と一緒に事故の確認を行った。
被害状況
自車側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…車両には接触していない。
・負傷部位・程度…右肩と右足の痛み。
相手側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…左側面後輪から後ろに私の接触した跡があった。
・負傷部位・程度…なかったと思う。
建造物・道路施設・その他の損害…なかったと思う。
事故に対する考え
事故原因について
・自分…どうすることもできなかったと思う。
・相手…自車をあおった後に無理な追い越しを行った。
警察の注意・指導内容・処分の有無と内容
・自分・・・事故後は警察を呼ぶようにとの事。
・相手・・・内容はわからないが、注意しておきましたと言っていた。
過失割合について
・自分は0%、相手は100%と思う。
・理由…自車をあおった後に無理な追い越しを行った。
飲酒・薬物の有無
・自分… 無
・相手… 無
その他…ドライブレコーダーは搭載していない。
相手は「大丈夫ですか」等、私を気遣うような言葉一つなかった。
さて、皆さんはどのようにお考えでしょうか。




