2.高速道路上で車線変更時にスリップし事故を起こしてしまったが・・・
高速道路上で車線変更時にスリップし事故を起こした後、後方から進行してきた車両もスリップし事故を起こした。
当事者片側であるが状況を聞いてみた。
①22才 男性
運転車両 普通乗用自動車
天候 小雨の雨が止んだ後
路面状況 乾燥
交通状況 閑散
その他・・・ぽつりぽつりと雨は降っていたものの、粒は小さく路面を濡らすほどではなかった。
事故の状況
事故が起きる前の私は、休日で、自宅から海で釣りをしようと向かっているところであった。
当該道路は月に2回程度通るところである。
今回事故を起こした車両は週末いつも使用するので運転には慣れている。
事故場所は、高速自動車道、2車線の右カーブで見通しの良いところである。
雨も降っていたものの、ポツリポツリといった具合であったのでたまに手動でワイパーを作動させていた。
事故が起きた状況
自車は、当該交差点に至るまで時速105kmくらいの速度で右車線の走行車線内中央を走行してきた。その後、当該地点に差しかかり、ルームミラーで後方を確認すると、自車の走行している車線に車両が1台走行してきた。その車両との相互の距離は100mくらいあったが、私はその車両に車線を譲ろうと思い、左指示器を点灯させ、左ミラーで後方を確認し、ハンドルを左に切り、左車線に向かい車線を変更し始めた。指示器を点灯させてからハンドルを切り始めるまでの時間は3秒くらいであったと思う。ハンドルの切り方は、角度などはわからないが、いつも通りの切り方であった。私のハンドル操作は、じわじわと車線変更を行うような感じではなく、私自身普通と思っているが、他の人に比べては「グッ」とした切り方であると思う。
自車が車線変更を開始し、右車線と左車線間にある白線上を超えた付近に来た時に、自車の後輪が滑り右側に振られた。その時の自車の速度は時速105kmくらいである。私は自車の後方が滑り右側に振れたことに動揺しブレーキ操作を行った。そのブレーキ操作は急制動といった具合ではなく、反射的に「クッ」と踏んだような感じである。その後、自車は時計と反対側に回転し、その回転途中に左方にあるガードレールに自車の右前方を接触させ、気が付くと、右車線で進行方向7時くらいの向きを向いて停止していた。停止状態から左斜め前方車1〜2台先ガードレールには自車が接触したと思われる損傷部位があった。自車の後方が滑り出してから停止するまでの距離はわからない。私はすぐにハザードランプを点灯させ、車両助手席側から降車、すぐ横にあるガードレール外に避難し、警察への通報を行った。警察への通報を行うと、ガードレール外を通行し、後方に移動、後続車に手を振りながら危険を伝えた。
事故から20分くらいすると、パトカーが現れて、後方自車から車5~10台のところ、自車が初めにガードレールに接触した付近の右車線右寄りに停止した後、警察官が降車し、パトカー左後方付近にコーンを1つ設置、その後方には発煙筒を設置させた。パトカーから発煙筒までの距離は覚えていない。その後、私はパトカー横のガードレール外で警察官1名と現場検証を行った。警察官はもう1名いて、その警察官は自車の後部付近に行き、損傷状態を確認していた。
どれくらいの時間が経過したかはわからないが、私が現場検証を行っていると相手車が右車線を走行してきた。その時の相手車の速度はわからない。相手車は発煙筒を見たのか発煙筒手前でブレーキ操作を行いながら左車線に車線を変更しだすと右車線と左車線にある白線上で滑り出し、左方にあるガードレールに左前方を接触させた後、跳ね返るような形で進路を右前方に変え、自車の停止している付近に向かい、その後、自車と接触し停止した。接触地点は右車線右側である。相手車が車線を変更しだした位置は詳しくはわからない。相手車が初めに接触させたガードレールの位置は、パトカーの停止している付近であったと思う。接触時の自車の速度は停止であり、相手車の速度はわからない。接触部位は、自車の右側面と相手車の右前方であるようだ。接触の状況としては、相手車は自車の右側面前方付近から後方へと撫でるように接触した。大きく衝撃があったものではなかったので、自車は最初に停止した位置からは動いていない。相手車がどのような事故の回避措置を講じたかはわからない。接触後、相手車は自車を通り過ぎた車1〜2台先の右車線左側に進行方向を向いた状態で停止していた。スリップ痕があったかどうかはわからないが、破片の散乱はあった。
事故後の措置
事故後、相手は車両から降りてきて、一緒に警察官と現場検証を行った。救急車は手配していない。相手が接触した後15分くらいすると道路公団の車両が現れた。気が付くと右車線最左側にはコーンがいくつか設置されていたが、それを警察が設置した物なのか、道路公団が設置した物なのかはわからない。現場検証が終わると、お互いレッカー車を手配して、私は近くの駅までレッカー車に送ってもらい、電車で自宅への帰路についた。車両は、レッカー会社に2日間預かってもらい、その後に修理工場へと移送してもらった。
被害状況
自車側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…右前方、右側面、後方損傷。自走不可。
・負傷部位・程度…特になかった。
相手側
・車両の損傷個所・損傷の範囲・自走可否…前方損傷。自走不可。
・負傷部位・程度…肘を打ったと言っていた。
建造物・道路施設・その他の損害…ガードレール。
事故原因について
・自分…車両が滑ったことに動揺してブレーキ操作を行ってしまった。
・相手…発煙筒の発見が遅かったのではないかと思う。
警察の注意・指導内容・処分の有無と内容
・自分…特になかった。
・相手…わからない。
過失割合について
・相手車との接触に関してわからないが、割合的には警察官も来ていたこともあり、自車側は極めて少ないのではないかと思う。
飲酒・薬物の有無
・自分… 無
・相手… 無
その他…ドライブレコーダーは搭載していない。
さて、これを読んで皆さんはどうお考えになるか。




