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ログアウトブレイバーズ  作者: 阿古しのぶ
エピソード2
21/128

21.戸惑い

 十年ぶりの猛暑と天気予報士が太鼓判を押した本日は、確かに三十五度を超える暑さだった。

 飯村彩乃はそんな中、営業で外を出歩き、五百ミリリットルのペットボトルのお茶を四本も飲むほど汗をかいた。

 時刻は十八時を回り、最後の客先を回り終えた彩乃は、家はすぐ近くだった為、会社に電話してそのまま直帰させて貰うことにする。


「ただいま〜」


 いつもより早く家に着くと、母親はまだ晩御飯の調理中だった。


「あら、今日は早いのね。お風呂沸いてるから先に入っちゃいなさい」

「そうする〜」


 冷房の効いたリビングに鞄を置くと、ソファに父親の飯村義孝(いいむらよしたか)が寝ている事に気付く。


「また父さんこんな所で寝てる!」


 そんな事を言いながら彩乃はテレビ横にあるカゴからブランケットを取り出し、だらし無く寝ている義孝に掛けてあげた。


「なんか難しい事件を追ってるみたいで、疲れてるのよ」


 そんな優しい母親の声がキッチンから聞こえた。


「ふ〜ん」


 父親の仕事の事など全く興味が無い彩乃は、自分の部屋から着替えと下着を取りに行き、脱衣所に向かった。

 洗面台の鏡の前で、ジャケットとスカートを脱ぎ、畳んで洗濯機の上に置くと、続いて白ブラウスのボタンを外していく。

 たっぷり汗を吸い込んだブラウスは少し重たい。

 手早く下着も脱ぎ、防水のスマートフォンを持ってそのまま浴室入り、浴室備え付けの専用ケースに置く。このケースは人感センサーの蓋により水飛沫を防ぎ、中に置いた物は自動乾燥される優れものだ。

 浴槽には給湯器により丁度良い温度を保っているお湯が張られていて、それを指で確認しながら、浴室水栓のシャワーボタンを押す。


 しばらくシャワーを浴びて、お湯が顔に当たる刺激と音を楽しむ彩乃。

 そしてクレンジングでメイクを落とし、次に頭から順々に洗っていく。そして満を持して浴槽へとゆっくり浸かっていく。


「ふぅ〜、極楽極楽〜」


 身体がお湯に包まれ温まっていく感覚を味わいながら、顔を上げ、目を瞑る。

 ある程度堪能した所で、先ほどのスマートフォンケースからスマートフォンを取り出し、メッセージを確認する。


 最近、明月先輩の反応が悪い。

 忙しいのか、何処か彩乃を避けている様な、そんな雰囲気がある。


【今度、いつWOAできますか?】

 と言う彩乃が琢磨に送ったメッセージは既読すら付いていなかった。

 彩乃は口をお湯に浸け、ぶくぶくぶくと息を吐く。


 そこへ脱衣所の扉が開いた音がしたと思えば、弟の飯村武流(いいむらたける)が浴室のドア越しに話しかけてきた。


「姉ちゃんタオル。ここ置いとくよ」

「あれ、タオル無かったの? ありがとう」

「なあ姉ちゃん。まだWOA続けてんの?」

「やってるよー。レベル四十になった」

「一ヶ月そこらで四十は、結構早いペースだね」

「えっ、そうなの? 聞いてよ。昨日、夏祭りイベントでガチャやって散財した」

「ゼネティアの夏祭りイベントかぁ。もしかして姉ちゃん、テヘペロマスク当たった?」

「ん、いっぱい当たったけど…なんで?」

「それゼネティア限定アイテムなんだよ。俺に何個か送ってくれたら、一儲けできるぜ」

「え!? まじで! 送る送る!」

「配送屋NPCがいるから、俺の所に送ってくれよ。結構離れてるから届くのに数日掛かると思うけど」

「オッケー。つかフレンド登録まだじゃん。あとでフレンドID送っといて」

「わかった。あー、あと、何か槍とか当たったら頂戴」

「槍? なんか当たってた気がするけど、槍使うの?」

「俺のキャラは槍使いだからな。超つえぇぞ」

「はいはい。わかりましたよー」


 彩乃と武流の会話はそこで終わり、脱衣所の扉が閉まる音がした。


 ゼネティアを旅立ったと言う弟は、今ではとても会いに行くのは困難なほど遠くにいて、同じゲームをしているのゲーム内で会った事すらない。

 それはまるで別ゲームの様だ。

 ただ、それこそがワールドオブアドベンチャーの醍醐味なんだろうなと、そんな下らない事を彩乃は頭の中で考えていた。


「先輩は……何処か遠くに行っちゃうなんて……ないよね……」


 そんな独り言が溢れてしまっている事に彩乃本人も気づいていない。



 ✳︎



 ゼネティアの夏祭りイベントは連日連夜の盛り上がりを見せている中、ワタアメとそのギルドメンバー達はゼネティア西部にあるダンナ村近くの遺跡ダンジョンに来ていた。

 アヤノ、シロ、リリムの三人をゲストで迎え入れ、計八人のパーティーメンバーで近くの遺跡ダンジョンにてレベル上げ。

 遺跡ダンジョンはゴーレム系のモンスターが多かった為、経験値もお金も美味しい場所だ。

 既に多くのプレイヤーがこのダンジョンに来ているが、その美味しさから、皆わざとここのボスには挑戦していない。


 レベル差により同じパーティーは無理だった為、アヤノとシロだけ二人パーティーで、ワタアメ率いる六人パーティーの後ろを付いていってお零れを頂く戦い方だ。


 前方で豪快に戦う先輩プレイヤー達、特にリリムは何か嫌なことでもあったのか、物凄い剣幕でゴーレムを斬って斬って斬りまくっている。

 それをジーエイチセブンは、やれやれと言った表情で見守りながら大剣でゴーレムを一刀両断。

 その横でワタアメが、ぴょんぴょんと猫の様に跳ねながら、器用に矢を放ってゴーレムを射抜いている。


 一体のゴーレムが後方に向かうのを見つけたワタアメは、わざと矢を打たずに、

「アヤノちゃん行ったよ!」

 と後方のニ人に知らせる。


 クリスタルダガーを片手にゴーレムに斬り掛かる。迫り来るゴーレムの腕を、くるりと避け、壁を蹴って背後に回ると、ゴーレムの背中を突く。

 ゴーレムは振り返りながら腕を横に降るが、それもアヤノは高飛びをして空中で背中を反らせて避ける。

 遺跡の壁にゴーレムの腕がぶつかり、破片と砂埃が舞ったと思えば、アヤノは正面から詰め寄り、ゴーレムの顔、顎の部分にクリスタルダガーを突き立てる。

 ここまでしてやっとゴーレムのHPは半分を切った程だ。


 そこへシロが商人のスキル《バッグアタック》で、大きな袋を思いっきりゴーレムの脳天に叩きつける。

 アイテムの所持重量が多ければ多いほど威力の上がるスキルだ。


 ゴーレムは反撃する為、小人族のシロにごつごつした大きな腕が迫るが、再び背後に回り込んだアヤノがスキル《ダブルアタック》でとどめを刺した事で、ゴーレムの腕は軌道が外れ、シロの目の前でズシーンと大きな音を立てて倒れる。

 ゴーレムの身体が消えると共にドロップアイテムが出てきた。そしてアヤノとシロはハイタッチ。


 そんなやり取りを見てたジーエイチセブンは、

「ひゅー。やるねぇ。あんな子どこで拾って来たんだよギルマス」

 と、ワタアメに問いかける。


「サイカちゃんの知り合いだよ。まだ始めて一ヶ月とは思えない動きだよねー」

「サイカの知り合い……なるほど」


 サイカと初心者訓練所前であった事を思い出すジーエイチセブン。


「ん? どったの?」

「いや、なんでもない。サイカのスパルタ教育の成果ってやつだな」


 ジーエイチセブンとワタアメがそんな会話をしてサボってる中、リリムはひたすら他のメンバーと共にゴーレムを倒していた。


 そんなゴーレム狩りを一時間ほど堪能したところで、休憩の為に近くのタンナ村まで戻る事となった。



 タンナ村に到着すると、商人であるシロが皆から戦利品を預かり、NPC商人に売るという精算作業に入る。レアアイテムは話し合いや、簡易オークションの様な事をして分け合う事が狩りのあとのお約束だ。

 リリムはそう言ったやり取りを全てジーエイチセブンに押し付け、黙々と武器の手入れをしていた。その横でレベル四十一になったアヤノも見様見真似で武器の手入れを行い、クリスタルダガーの耐久値を回復していく。


 そんな中、ワタアメは気配を感じ取り、人知れずその場を離れると、建物の裏へと回る。


「何の用じゃ」


 誰もいないはずの場所でそう呟くと、透明化で隠れていたゲームマスター九号が姿を現わす。


「視界に入ってないはずだが……君は本当に嗅覚が鋭い様だな」

「何度来ても答えは変わらん。わっちは協力せんよ」

「二度目のバグが出現した。丁度この場所でな」


 ワタアメの獣耳がピクッと動いて反応する。


「そうか。あれは……やはり偶然では無いと言う事じゃな」

「サイカくんの協力で、大体の話は聞かせて貰っている。我々も君達に全面協力をする方針だ。それでも――」

「ダメじゃ。わっちらの世界に足を突っ込むで無い、無力で愚かな人間よ」

「なぜそこまで……あの時、どうしてサイカを助けた?」

「はて、どうしてじゃろうな。もう話す事は無い。去れ、人間」


 そう言い残すと、ワタアメはその場を後にして皆がいる場所へと戻っていった。

 それを見送ったゲームマスター九号は、何も言わずログアウトする。




 その頃、サイカはゼネティアを出発してタンナ村のすぐ近くまで来ていた。だがその足は重く、乗って来た馬を止め、座り込んでいた。

 アヤノ、ワタアメ、ジーエイチセブン、三人から遺跡ダンジョンでゴーレム狩りをしようと誘いを受け、向かっていたのだが……


(どうしたんだ?)

「怖いんだ」

(またか……)

「だって、この前アヤノと遊んだ時も、ボロが出そうだっただろ。今までの私を……琢磨が操作していたサイカを演じられるかどうか……不安だ」

(完璧にやろうって思わなくていいよ)


 サイカは膝を抱えて顔を埋めると、何も言わなくなった。いつもと様子が変だと感じた琢磨は、サイカに質問する。


(そっちの世界で何かあった?)

「強いブレイバーと戦った。強くて、歯が立たなくて、正直、自信無くしてる」

(そんな危険な事を……確か、コアが傷つくと消滅するんだよね)

「そうだ」

(万が一、そっちの世界で、サイカがブレイバーやバグにやられて消滅したら……どうなるの?)

「それは……わからない。ここでの存在は消えないとは聞くけど。たぶん私は異例だ」

(まぁ、そうだよね)

「なあ琢磨、ネバーレジェンドって知ってるか?」

(聞いた事はあるけど……ちょっと待ってね。調べてみる)


 そう言って、琢磨の声がしばらく聞こえなくなった。

 サイカは夜空を見上げる。そこはワールドオブアドベンチャーの美しい星空がキラキラと輝いていて、サイカはその美し過ぎる光景に吸い込まれそうな気分だ。こうしていると、どっちが現実なのかわからなくなる。


(お待たせ。マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナって言われてる対人戦ゲームだね)

「クロードのエフピーエスって言うのと同じなのか?」

(クロード? あー、そっちの世界の仲間だっけ。エフピーエスとはまた違うけど、似たようなものでもある)

「よくわからないな」

(えっと、そのネバーレジェンドって言うのは、ファンタジー系の約三百体いるキャラクターを選んでチーム戦をするゲームだよ)

「三百体? 夢主がキャラクターを創造していないのか?」

(そうだね。もともと用意されているキャラクターを使うんだ)

「じゃあその中に、ルビーと言うキャラクターは?」

(えっと……あった。いるね。ルビー。鎌を使う近距離型。へぇ、なかなか可愛いね)


 琢磨がルビーを可愛いと言った事に、何処か不快感を感じたサイカは、

「もういい」

 と、不貞腐れた。


 そんな様子を見た琢磨はそのネバーレジェンドのルビーと言うキャラクターがどうしたのか言及しようとはせず、気遣いを口にする。


(……あんまり無理しちゃダメだよ)

「……わかってる。でも仲間は守りたい」

(仲間……か。僕にとっても、アヤノやワタアメやジーエイチセブンさんだって、大切な仲間なんだ。このまま怖がってる訳にはいかない)

「それもわかってるつもり。でも、今日は……パスしてもいい?」

(サイカがそうしたいのなら、それでいいよ)


 この琢磨と言う夢主は、サイカに対してどうしようもなく優しい人である。そんな優しさが、ちょっとしたワガママも聞いてくれる優しさが、サイカは嬉しくてつい口元が緩む。


 そして軽い足取りで馬に飛び乗ったサイカは、タンナ村には向かわず、ゼネティアへ戻り始めた。

 そこで琢磨は追加で一言。


(帰って、ゲームの仕様モーションの練習だな)

「えっ!?」


 少しでも周りから浮かない様に、動作をなるべくゲームの仕様に似せる練習。それが最近、琢磨とサイカが精を出してる事で、サイカはこの練習が嫌いだった。



 ✴︎



 明月琢磨はパソコンの前で悩んでいた。

 コントローラーで操作しようとするとサイカが嫌がるので、結局は行動もゲーム内発言も主導権が異世界のサイカにある。

 それでいて、今までと同じ様に周りの仲間たちと接する事ができるはずも無い。

 しかも当の本人も接し方で悩んでいる。


 琢磨はどうしたものかと、テーブルの脇に置いていたプロジェクトサイカの書類を手に取り、付箋とマーキングだらけの用紙をペラペラと捲る。


 ここでの規約では、他プレイヤーと接触する事は特に禁止されていない。むしろ実験の意味も含めてなのか、積極的に関わっても良しとなっている。

 ただし混乱を避ける為、秘密は厳守とされる。

 厳守する秘密と言うのは、コンピュータウイルスのサマエルの正体が異世界からやってきた怪物で、世界を揺るがしかねない存在である事だ。


 ただでさえ、SNS上で騒がれて竜殺しのサイカなどと言う不名誉なのか名誉なのかよくわからない二つ名も付けられるほど目立ってしまっている。


 そんな中でも何とか現状を打破する方法、サイカが過ごしやすい環境を作る方法は無いものかと、書類を眺める琢磨だったが、サイカに話しかけられて考えるのをやめた。


「――琢磨!聞いてるのか!」


 馬を進めながら、画面越しにサイカは話しかけてきていた。


(ごめん、考え事してた。なに?)

「ルビーの事は忘れてくれ」

(なんで?)

「なんでもだ!」


 そう言われ琢磨はとりあえず別窓で開いていた、ネバーレジェンドの情報サイトを閉じようとした時、一つの項目が目に入る。


【キャラクターリメイク! 生まれ変わったナポン!】


 そんな記事だった。

 対人戦ゲームでは、こう言ったキャラクターリメイクや調整が頻繁に行われ、ゲームバランスを整えるのも珍しくはない。

 思わずそれをクリックして見てみると、新しくなったスキルやキャラクターデザインが紹介されていた。


 新しいデザインとされるキャラクターのCGグラフィックとイラストは、もはやほとんど原型も無く、別人だ。武器も鉤爪から薙刀に変更されている。三ヶ月ほど前に行われている様だ。

 そんな記事を見て琢磨が注目した事が一つ。このゲームに登場する約三百にも及ぶキャラクターは、全て設定が作り込まれており、ナポンもまた設定がある。

 そこにルビーとは幼い頃からの親友で、どんな時でも、戦場でさえも常に共にいたと言う記載があった。


 こう言うのもなかなか面白いかもなと思いながらも、琢磨はそのサイトを閉じると、キーボードに手を伸ばす。


(ちょっとコンビニ行ってくるから、任せたよ)

「前々から思ってたけど、コンビニとはなんだ?」

(二十四時間やってる何でも屋さん)

「二十四時間!? そんな馬鹿な」

(それじゃ行ってくるね)

「あっ……」


 琢磨は画面の向こうで少し寂しそうにするサイカに構わず、コンビニに行くために電子マネーカードを持ち、玄関へと歩いて行った。


「……琢磨? ……もういないのか?」


 サイカからは向こうの世界の様子は見えない。カメラ目線で語りかけるが、もう反応は無く、サイカにとって孤独な時間が訪れた。なので早くコンビニとやらから戻って来て欲しいと、そんな風にサイカは考えてしまっている。

 サイカは早くゼネティアに戻る為、馬の速度を上げた。






【解説】

◆WOAにおいての特産品

 ワールドオブアドベンチャーは、地域によって運営管理会社は異なる。アイテムの実装やイベントの開催などはそれぞれで異なる為、現実世界と同じように場所によって様々な色がある。

 その中でも、その地域や首都でしか手に入らない特産品アイテム(限定アイテム)は、配送サービスで送る他の地域に送る事ができる。なので、ユーザー同士の物流取引は盛んである。


◆スパルタ教育

 本来は極めて厳格かつ過酷な訓練の事。ゲームにおいては、休む間も無くとにかくモンスターを倒させてレベルを上げさせる事を言う。

 しかしサイカの場合はそれではなく、放置タイプ。上級者が初心者に対して手取り足取り教えてあげるでもなく、レベル上げで楽をさせるでもなく、本人に気付きと閃きを与えながら、ぎりぎりの戦いをしてもらう教育方針を心掛けている。

 ゲーム本来の楽しさを実感して貰う為にその様に扱うのだが、楽しさを見出せずに辞めてしまう場合もある難しさは、現実の仕事と一緒なのかもしれない。


◆ゲーム仕様のモーション

 どんなゲームでも、プログラムで出来ている事から、ある程度キャラクターの動き(モーション)には規則性が生れてしまう。ブレイバーであるサイカは、人間と同じ様に自由に動けてしまうので、周りのプレイヤーに怪しまれない様にするには、あえてそれを真似する事が必要とされる。


◆別窓

 パソコン操作時、ディスプレイ上で画面を開く時に、新たに別のウィンドウで開くことを、よく「別窓で開く」または「別ウィンドウで開く」と言われる。また、そうして開いた画面のことも指す。


◆電子マネーカード

 キャッシュレス化が進んだ時代となれば、文字通り現金を持ち歩く人は少なくなり、電子マネーカード(プリペイドカード)やクレジットカードで買い物の支払いをする事が一般的。

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