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ブルーな気持ち  作者: こばやし
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そうだ、タイムトリップしよう

 目が覚めると、空が真正面にあった。いつもの、見なれた薄青い空だ。

 平日の昼下がりの公園。私はなんの恥ずかしげもなく、堂々とベンチに寝転がっていた。もちろん、それに対する罪悪感とかはない。今の時間、来るといってもせいぜい、犬の散歩に来たおじさんや、トイレを使いにタクシーの運転手が来るくらいだ。よっぽどの事がない限り、私はここを動く予定はない。例えば警察に見つかって職質でも受けたら、動くかもしれないけれど。

 「ちょっと、どいてくれませんか?」

その声は、突然頭の辺りから降って来た。一瞬頭がパニックになる。なんとか声を出す。

 「あ、邪魔ですよね!どきますねすみません!」

私の中で好感度100%の高めの声で、謝罪する。

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