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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
5章:傍観者編
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冒険者育成学園 入試 後編

そして、昼食が終わり魔法の実技試験だ。


剣術と同じで6名ずつ呼ばれ、的にむけて攻撃魔法を当てて破壊できれば合格らしい。

俺シリルは、演唱魔法の演唱に笑いをこらえ、使い魔の魔法の演唱にも笑いをこらえるのに必死だったぞ。

その後呼ばれた俺も演唱のふりをして的を破壊して合格する。


その後は学科の試験で、「数学」「歴史」「魔法学」「一般教養」の4科目をまとめて受ける。 女神信仰の問題は、一般教養の中にあり、制限時間は3時間だった。 俺は1時間程度で終わり、退席し、途中の路地で転移して食堂の中庭に帰ったぞ。


◇◇◇

その日の夕食後。

「使い魔はどうだ?」とききながらタバコに火をつけて一服する俺シュンである。 

「下級だったから、詳しくはわからんぞ。 あいかわらずメルヘンだぞ。」と一度爆笑するシリル。 

そんなシリルはエールを一口飲んでる。

「憎悪が減ってたぞ。 ここのマナもつかってんぞきっと」

「ふーん、循環すりゃいいけど、傍観だな」と言ってタバコをふかすと、みんな頷くのだった。


「シュンさん、模擬戦しようだぞ」

「ああ、いいぞ。 今日あんま身体動かしてぇねーかな」といって俺たち2人は、地下の訓練場に向かった。


そんなシュンとシリルを見ているリンとゲール。

「今夜、間引きの日だ」というリンに、、ゲールも「魔王様もですよ。」といい2人で「「体力ばかだ(ですね)」」というのだった。


◇◇◇

それから、食堂も開店する。 ゲールは初の接客だが問題なくこなすのである。 さすが、カールの息子といった所だろうか。 馴染むのが早い。


月~水は、日課のあとシリルはシュン達と模擬戦したり、読書したりと比較的ゆったりである。 木~土曜日は、シリルは、ダンジョンマスターの所で遊ぶ。 日曜日は、魔の森で休息という名で、魔の森を駆け巡るシリルで、シュンと模擬戦をするのであった。 大魔王と元竜王が遊びにくれば、模擬戦三昧である。


そして合格発表の日。

ゲールと一緒に来た俺シリルは、自分が合格しているのを確認して入学金を支払ったぞ。


その後は、俺シリルは入学までの間、魔王の政務もこなしつつ、読書したり、シュンさんと模擬戦したり、ダンジョンマスターの所へ遊んだりしてたぞ。 入学準備? 食堂の店員しつつのゲールに全て任せたぞ。 なんせ、頼んだら、「もちろん、いいですよ」って言ってくれたからだぞ。

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