表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
5章:傍観者編
93/122

冒険者育成学園 入試 中編

試験会場にいくと30名ほどいる。 試験会場は6枠にわかれており、相手をする試験官と審査官が2名いる。 


「これより実技で剣術の試験をする。 受験番号を呼ばれたものは、各枠にいき模擬戦を最長5分間する。 合否はその場で審査官が次の試験案内とともに伝える。 なお、負けても合格する場合もあるので、精一杯頑張ってくれ。」と試験官がいって、始まるぞ。


番号はランダムで呼ばれ、俺は他の試合もみながら、観察する。 

俺は観察した中でまずまずのレベルで戦い合格となり次の案内をもらっておいたぞ。

次の試験は午後からで、俺は4人掛けのテーブルベンチに座ってウイリアムをまっているぞ。 

剣術の試験会場も一緒で、一緒にランチをする事になったからだぞ。 ウィリアムもお弁当を持ってきているらしい。


すると、ウィリアムが俺のバックも一緒に持ってきて現れた。

「シリル、お弁当もってきたよ。」といって荷物を見せてくれた。 

「ありがとうだぞ。 食べるんだぞ」って、俺たち2人でお弁当を食べ始めた。


そこに、短髪赤髪で180CMの中肉でがっちりしたの受験生と1人が、売店で買ってきた昼食をもち「ここいいか?」と聞かれ、ウィリアムが「いいよ」と答えている。 


短髪赤髪の受験生が「おれ、トニー・ギースだ。」というと、「俺は、ウィリアム・ポーターっていうんだ。 ウィルってよんで。」という。 トニーが「お前は?」って俺に聞いてきて、「お! 俺か、シリル・グレイだぞ。」というと、 トニーが「ウィル、シリル、よろしくな」って言ってきた。


「シリルって、初等教育うけてねーのか?」ってトニー。

「そうだぞ。 ここにくる前もすげー田舎にいたぞ。 学園の受験で引っ越してきたんだぞ」と答えておいた。 いつも通りの回答だぞ。 


「だから、お前だけ服装が違うんだな。」って言われ、その後いろいろ教えてくれたぞ。 

だいたい、学科まで受ければ、学科が0点じゃない限り合格するが、1年目は使い魔のクラスでクラス分けされるらしい。 2年目からは実力次第で順位によってクラス編成されるが、最下位クラスの者はみな冒険者育成ではなく非戦闘の学園に編入になる。 卒業の時点のクラスで、ギルド隊員や傭兵団から誘いがあり、だいたいの生徒はどこかに所属することになるらしい。 


入学試験免除は既にギルドまたは傭兵団候補生で、上級以上の使い魔と契約しているとのことだった。 

だから、入学試験免除の推薦枠があるんだぞって思った。


「俺は職業冒険者なんだけど、使い魔が下級でな、んでどうしても冒険者になりたくてう受けてるんだ。ってトニー。

「俺も職業冒険者だ。 けど、使い魔いないんだ。」というウィルだ。 

「俺もだぞ」と俺も言っておいたぞ。


そんな会話をしていたらちょうど次の試験の時間だ。

「次の魔法の実技次第だな、おれら」

「もうこんな時間だ、おれとウィルは次Cだけど、で、結局シリルは?」と聞かれ、「Bだぞ」というと、トニーが「入学式であえるといいな」といってウィルとともに去っていく。


いつの間にウィルの試験会場を知っているんだぞトニーって心の中で突っ込んでおいた。

と思っているのはシリルだけで、実はシリルは、シュンの弁当を堪能しており所々の会話を聞いてなかったのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ