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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
3章:迷宮都市編
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迷宮都市へ引っ越し 前編

ここは迷宮都市の検問所。

検問で、コリーは町人風の服装に外装をはおっており、シュン、リン、シリルはフードを被っている。


「ステータスカードとギルドカードある人は見せてください。 あとフード外してくださいね。 あと訪問理由も」


定型文のように、検問でのやり取りは何年たってもかわらない。 言われるがまま、俺たちはフードを外しつつ、ステータスカードとギルドカードを門番に渡すのだった。


「へー職業全員、冒険者で、子供以外はみんなランクAってすごいね。 そろいもそろって美男美女とは。 っで、訪問理由は?」


「この子供と一緒にダンジョンに挑戦しようと思って」

といった、コリーがシリルの頭をなでながら、門番に説明している。


「へー、ぼうず、がんばれよ。 ここは、通行料無料なんだ。 ようこそ、迷宮都市へ」


という事で、俺たちは特に問題なく迷宮都市の検問所を通過した。

通過後は、俺とリン、シリルは再度フードを被る。 無暗に人間達から見られるのが嫌だからと理由だ。

俺はタバコに火をつけて一服した。

「んじゃ、自宅いくか」


という事で、俺たちは迷宮都市の例の拠店へ向かう。 シリルはコリーと手をつないで後をついてきているが、街並みを見るのが初めてなのか、キョロキョロしながら歩いているのだった。


「シュン、シリルの認識齟齬も大丈夫だったな」

「ああ、耳につけさせてぇおいたからな。 精霊んときほどじゃねーが、使い魔いねーやつにどうも悪意を向けるっぽいしな。 俺らにはないが、シリルはまだ魔力で威圧出来ないし、念のためだ。」


そんな会話をしていると俺たちは例の拠店『ボブの食堂』に到着した。



「師匠、食堂に住むのか?」

「そうだ、俺、リン、コリーで食堂経営すんだ。 んで、奥に住居がある」


と言いながら、俺は食堂のドアを開き中へ入る。 数百年ぶりに来た食堂だが、誇りひとつない。 そういう結界かけてあるんだが、変わらないなぁーっと見渡している俺とリンだ。


「シリル、お前の部屋は左の1階だ。 ちゃんと書庫もあんぞ、んでコリーは右な。 俺とリンは左の2階だ。っていっても、俺とリンしかはいれねーがな。 あと、1階の一番奥の扉が訓練場と射撃場で、おれらしか入れん。 んで、地下が倉庫だ。 これも俺らしかはいれんねーから」


と、俺は大雑把に建物の構造を初めて来るシリルとコリーに説明し、各自荷物を置いてから食堂へ終業する事にした。 たいて荷物はないんだが。。


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