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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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合同合宿 夕食会

約2日間の飛行船の旅を終えて、そこから魔道列車に移動し、夕方に海洋都市の学園に到着するのである。 航海士科の寮の空いている2人部屋で1泊し翌日から合宿となる。 

その日の夕食は航海士科の食堂で、合宿メンバーとの簡単な交流会となる。 

シリルはすっかり忘れていたが、同室でもあるグレッグによって参加する。


海洋学園の航海士科の24名の生徒は既に席についていた。 

皆、日焼けしており、筋肉隆々だったり、鍛えられた筋肉がついており、シリルに比べて一回りか二回りも大きく、身長もみなシリルより15CM~25CMは違う。 なかには、210CMと大柄な生徒もいる。  

シリルは、みんなおおきいぞぐらいにしか思っていないが、シリルがグレッグによって紹介されると、航海士科の生徒達はみな「ガキがまじってるんな」「同い年なのか?」など騒いでいるが、シリルは興味がないので聞いていない。 シリルが同船する4名の生徒がいるテーブルにグレッグとむかう。


すると、短髪茶髪で筋肉隆々だが聡明な男子生徒が苦笑しながらシリルに「坊主、俺は、ブレッドで一応この班のリーダーだ、副リーダーが紺頭のやつで、ダニー、あとは茶髪がパーシーで金髪がビリーだ。 海洋都市は、8割が平民だ。 元貴族もいるが、敬語はいらねーぞ」という。 


シリルは「おれはシリルだ。 おれ、敬語はなせないから助かるぞ」というと、みんなが笑うのだった。 


「シリルか、お前はラッキーだな。 先生が引率するっていうのは聞いてて、一応おれらはこの学科のトップだ。 まぁ、魔道学園の名門のやつらは、あんま近接戦しないが、おれらは海の魔物が相手だ。 足場が船だからな、状況に応じて遠距離、近接も中距離で戦う。もちろん俺らみな最上級の聖獣が使い魔だ。 合宿中で、違いがわかるだろ。 お前は、小柄だし、船の上で傍観してろ」というのだった。 


シリルが「おれも、戦うぞ。 海の魔物初めてだから、楽しみだぞ」というと、4人が爆笑しながら、ブレッドが「おれらの邪魔をしなきゃいいぞ」というで、シリルが「うん、わかったぞ」というと、みな笑うのだった。


その後、ブレッドが合宿2週間の工程を説明する。 

まずは、近海のに行で2日間いて、その後は外海を1週間まわり、島により補給物資を追加し、その後外海を周りながら4日間かけて帰還するルートだ。 

シリルは、管板の掃除や雑用が役割となる。 食事は持ち回りで料理する事になる。 


グレッグは引率なので、特に役割はなく、人数が少ないので万が一の時だけ討伐に参加し、あとは明日から同船してくるギルド隊員同様生徒の評価と危険な時の対応となる。

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