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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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クラスメイト

それから、週間経過し、シリルは中級ダンジョン63階層まで攻略し、次は蟻エリアへの挑戦である。

授業中は、魔術書、召喚、魔方陣の本をよみながら、蟻エリアの攻略を検討している。


昼食の時間になると久しぶりにキースが話かけてきた。

「シリル、話があるんだ。 食堂で昼食たべないか?」

「食堂は人が多いからいやだぞ」って即答の俺だぞ。


「売店で買って、外で食べるのはどうだ?」

ってキースが言っていたから、仕方なく「それならいいぞ」と承諾する。


実は、シリルは興味がなく知らないが、上級生しかも対抗戦の代表相手に模擬戦で勝利したという噂は学園中に広まっており、シリルに対する評価は少しあがっていた。


昼食を外のベンチで食べているキースとシリル。  

すると、キースが突然立ち上ががり頭をさげて「シリル、いままでごめん」といってくる。 


まったく覚えていない俺は、「なにがだ?」というと、キースが少し唖然としてる。

「去年、学園任務のグループから外したり、お前の事クラス全員で無視したりしてたから、俺、それが気になってよ。 謝りたくってな。」と言われたぞ。


俺、無視とか嫌がらせされたたのかだぞ。 知らなかったぞ。

「別に気にしてないぞ」って言っておくと、「そうか。」というキース。


「で、話ってなんだ?」

とりあえず、俺は本題を聞きたいんだぞ。


キースとしては今のが話なんだがと思いつつも「あんまり、シリルと昼食たべた事ないから、ジェニー達ともな、だから、たまには食べないかっておもってな」という。 


たまに昼食を食べたいって事か。

「月曜か火曜ならいいぞ。」というと、キースは嬉しそうに「そうか、じゃぁまた明日もたべようぜ」といって、シリルは月曜と火曜をキース達と昼食をする事になった。


ちなみに、キース達4人も同じクラスだが席がはなれている。


◇◇◇

翌日のランチには、ジェニーやクリス達も合流しキース同様あやまるが気にしていないというとなぜかみな安堵し、みんなで昼食を外のベンチで食べるのである。


すると、キースが「シリルの家って、食堂なんだな」と聞かれた。

「そうだぞ」

「ポーター先生に教えてもらってな。 実は、おれら毎週金曜日の任務前、『ボブの食堂』でランチしてんだ」という。 

ジェーニーが「ほんと、美味しいし安いしよね。」といい、キースが「ウェイターもウェイトレスも美男美女だしな。」というと、クリスが「ああ、ウェイトレスの女性、おれらと年齢あまりかわないんじゃないか。 シリル、おまえの家の経営は大丈夫なのか? あの値段で?」ときかれた。


「俺、わらかないぞ。 でも、師匠達は道楽だっていってたぞ」って言った。

そう言えば、俺はあんまり師匠達の食堂の経営tか、財政面はまったくしらないぞ。 とりあえず、気にしなくていいって言われてるぞ。 なんて考えたぞ。


「お前も変わってるが、お前の保護者もやっぱ変わってんるんだな」とクリスが苦笑いする。 

すると、ディアナが「そういえば、ウェイトレスの方が”女性は絶対厨房に近づかないでください。”っていわれましたけど、なんでなんですの?」と不思議そうに聞く。 


「師匠が極度の女嫌いなんだぞ。 だから、女性が近づかれるのが嫌いなんだぞ。 近づくと怪我するから、近づいちゃだめだぞ」というと、ジェニーが「でも、ウェイトレスさんは女性よ」というと、「リンさんが師匠が雄一触れる女性だぞ。 リンさんは師匠の奥さんだぞ」というと、ディアナが「へーなんか素敵ね」と笑うのだった。


その後は食堂のメニューの話などでもりあがっている4人だが、特に聞いていない俺だったぞ。 その後、ジェニーが何かいったがそれも覚えていないシリルであった。

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