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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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シリル、学年1年目終了

以降のシリルの学園生活は、クラスメイトからの無視が続くが特に興味もなく、学園での生活は水と木のグレッグとの模擬戦とランチ以外は人と話す事なくだいたい読書をしている日々を過ごし、後期のテストをむかえる。


その間、行事としてクラス対抗戦があったが、クラス内の代表選考で適当なところで負けておいたのである。 後期テストの結果は、総合113位で終わる。 内々のテストはもちろん総合1位である。


中級ダンジョンは攻略も進めており、後期が終わる頃には59階層まで到達していた。


そして、1か月の休暇になる。 

食堂は休業し、シュンとリンは神獣竜界と魔界にいき、シリルはコリーと魔の森にいる。 もちろんその間、大魔王と元竜王がシリルの相手をするのである。


◇◇◇

ここは、神獣竜界の深層の森にあるログハウス。

魔界から戻り1週間が経過し、素の俺シュンがいつものようにベンチでタバコをふかしエールを呑みながらくつろいでいる。 


「制御も順調だな。 で、人間社会はどうだ?」っていつも通りのアークの質問だ。

情報共有だしな。 俺はタバコをふかした。

「ああ、この前初めて使い魔の召喚と、使い魔魔法みせてもらってぇよ。 まだ大まかだが解析できてよ、あれな、単なる演唱破棄の補助なんだよあいつら。 んでぇよ、演唱魔法と比較すると魔力の減りがすくねぇーの。 んで、マナを何処からかとってんだけどよ、どうも使い魔の世界からだな。 あいつらがどこから来ているか、解れば早いけどよ、それを知るには召喚の儀の魔法陣を見るしかねぇーんだけど、いま入手待ちって感じだな。」っていうと、アークはあんまり興味なさげに聞いている。

まぁ俺も興味ない。

「アークも気づいている通りでよ、その世界のマナが循環してなくてもよ、俺らには関係ねぇーわけだ。まぁ、まだ傍観だ」というと、「だな。」というアークもエールをのむ。 


「んで、シリルは?」というアークは、なんか嬉しそうだ。 使い魔より、シリルに興味津々だよな。 俺も同じだ。 だからニヤリって笑ってやった。


「シリルがなんで駄女神に嫌われてんのかは、わかんねぇーが、本当、あいつ面白れぇーぞ。 おれも最近きづいてぇよ。 笑えたわ」といいつつアークに説明した。 そしたら、アークは爆笑してる。

「だからか、ほんと面白れー奴だ」 「だろー」


本当、シリルは面白いよ。

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