表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
44/122

討伐に行こう

水曜日の放課後は、シリルはいつもシュンとの模擬戦である。

が、今日は戦闘服で準備して中庭にこいとう指示があり、シリルは黒のフード付きの外装に中は戦闘服で準備して中庭にいく。


すると、中庭には、私服のシュンがタバコをふかしている。

「今日から討伐にいくぞ、んで、まずはオーク500な。 おれが、300やるから、お前200だ。 指示はついてからすぐだすぞ。 んじゃ、いくぞ」といって、転移した場所は既にオークの集落だった。


いきなりだぞって、俺シリルがごちりながら師匠をみると、いつのまにか戦闘服に着替えてフードかぶっている。

師匠がタバコの火を消した。

「シリル、お前左の200な、魔武器可、身体強化あり、魔術なしだ。 1時間以内に討伐しろ。 右の300は俺がやる。 血ぃあびんぞ」といって、師匠は双剣をもって右へ進む。


俺も気合をいれて索敵しながら、大剣で討伐していく。 師匠は10分以内に300が終わっている。 

俺もなんとか効率よく頑張るが、討伐完了したのは1時間半かかった。 

討伐が終わって師匠の所にいくと、師匠はエールをのんでタバコをふかしている。

「師匠、流石だぞ。 早すぎるんだぞ。 10分でおわってるぞ。 おれ、1時間無理だったぞ」とちょっとへこたれた俺だぞ。

「まぁ、最初だ、仕方ねぇーな」って珍しくしばかれなかったぞ。 でも、そのあとみっちり俺の討伐の内容を指導された。 でも、勉強になるんだぞ。 そして、オークは食料になるので血抜きして次元ボックスにいれる。


そしたら、師匠が、「次な、ワイバーン500だ。 お前200で俺が300な。 詳細はついてからだ、いくぞ」と行って、ついた場所はワイバーンが500ぐらいいる。

さっきので終わりじゃないのかだぞ。 でも、師匠の事だ、文句は言えないし、討伐は楽しいから戦闘態勢を維持だぞ。

師匠が「左の200はお前だ。 飛んでるのいるから、魔術ありだ、俺が右な。 1時間だ」といって、討伐開始。


俺シリルは、さっきの反省を踏まえて索敵し討伐していく。

今度は双剣を使っている。 飛翔しているワイバーンは雷で討伐していく。 


師匠は、さっきと同じく10分で討伐完了だぞ。 

でも今回は魔術を使ったのもあり、俺も1時間以内で終わったぞ。 ワイバーンの死骸の山のところでエールを飲みタバコふかしている師匠。

「師匠、終わったぞ。 また師匠は早いぞ。 でも今回は俺、1時間以内にはおわったぞ」ってちょっと興奮して報告したぞ。 

「索敵して討伐して雷同時にしてるから、雷のコントロールがあめぇーぞ。 同時が難しいなら順次にしろ。 展開速度はやめれば、コントロールしやすいだろ」と師匠に指摘されたぞ。

「あ! そんなやり方があったのか。 うん、特訓すんぞ」といい、その後は討伐内容を確認し師匠が指導してくれたぞ。


「てめぇーで殺したのは、てめぇーで、浄化しろ」といわれ、俺は3個の山になったワイバーンの死体を浄化魔術で浄化する。 なのに、師匠の浄化は、浄化魔法じゃないんだぞ。


なんだ、あの炎。

「師匠、それ浄化魔術じゃないぞ。 なんだ、そのかっこいいのは?」聞いたら、師匠がタバコに火をつけて一服した。

「ああ、これか。 これ俺の固有魔法だ。 白炎っていってな、炎としてもつかえんだが、浄化もつかえんだ。 いいだろ」

「うん、羨ましいぞ。 でもなんで浄化魔術つかわないんだ?」

そしたら、師匠がものすごく嫌そうな顔しているんだぞ。

「俺の光系の魔術、やたらとキラキラすんだ。 すげー嫌だから、使わねぇーんだ」

「うん、師匠に似合わないぞ。 キラキラ」とニヤリ俺がわらうと、師匠も「だろー」とニタリ笑うのだった。


師匠、超イケメンでかっこいいけど、キラキラじゃないから似合わないけど、師匠のキラキラ魔術みてみたいぞ。 でも、絶対みせてくれないから、言わないでおくんだぞ。


その後、ウルフ系500と、羊系700を討伐して、師匠の洗浄魔術で綺麗にして食堂の中庭にもどる。 

俺はくたくただが「楽しかったぞー」といって部屋に行き、寝てしまったようだ。 


◇◇◇

一方、まだ夕食の準備まで時間があった、俺シュンは部屋いいき、リンと数時間濃厚なセックスをしてからタバコの火をつける。 

「シリルはどうだった?」と聞かれ、俺がニタリ笑い「順調だ。 あいつ抜けてるくせに、殺しだけはぬけねーな」といい、俺は私服に着替えて「メシつくるか」というと、リンが「今日はハンバーグだな」という。 だな、シリルの好物だしな。


夕食の準備ができ、シリルを念話でたたきおこす。 夕食がハンバーグで大喜びのシリル。 が、夕食後はリンのデザートが出来るまではしっかり反省を踏まえた模擬戦でしごかれるシリルであった。


毎週水曜日は、シュンとの数百単位の討伐となり、シリルはシュンから戦略を直接学び更に成長していくのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ