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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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ダンジョン実習?

翌週の月曜にシリルが学園に登校し、教室にはいり席に座る。


すると、やや興奮気味のキースが話かけてきた。 朝からテンション高いぞ。

「来週からだな。 おれ、ダンジョン行くの初めてだから、もう今から待ち遠しいんだよ」

ダンジョン? 

「うん? なんだ、ダンジョンって?」って俺が聞いたら、キースはものすごく呆れた顔している。


「お前、まさかまた忘れてんのか? 来週から2週間学園の行事でダンジョン実習があるんだぞ、それに同意書明日までだぞ」といわれた。 

「あ! 忘れたぞ。 同意書、どこ行ったんだぞ」って俺ごちりながら、カバンの中を探すとぐちゃぐちゃになった同意書がでてきた。 本の中に埋もれていたみたいだぞ。

「シリル、明日までだぞ」ってキースに念を押された。 

「うん、師匠に聞いてみるぞ」といって、俺はカバンにしまうのであった。


◇◇◇

そして、その日の夕食後、俺 忘れてないぞ。

「これ、同意書だぞ」と言ってくしゃくしゃになった同意書を師匠に渡した。


同意書みて、師匠がタバコ加えて内容みている。

「シリル、おめぇーこれ参加してぇーか?」ときかれた。

「行かなくていいなら、行きたくないぞ。」って、俺の本心だぞ。「だって、初級からみたいだし、10人以上のグループで行くみたいだぞ。 それだと、つまらんから、行きたくないぞ」って言った。


「なら、行かねぇーでいいんじゃねぇ」って師匠だ。 さすが師匠、わかってくれるんだぞ。

「ちょっと待ってろ」といって、師匠が部屋に行く。 数分後タバコをふかしながら、俺に手紙を渡してくれた。

「欠席の時は保護者の理由を書いた手紙が必要ってかいてあんから、とりあえず、家庭の都合って書いておいた。」と言われた。 そうだったのかって、俺ちゃんと同意書読んでなかったぞ。 なんて考えていたら、師匠がタバコをすいながら「その期間、おめぇー1人でダンジョンもぐってろ」言われた。


それは、ありがたいんだぞ。 

「いいのか? うれしいぞ!」といって同意書と手紙をもって部屋に行って勉強する俺。


◇◇◇

次の日、シリルは欠席の届けをグレッグに渡す。

キースには行けない伝えると、いろいろ聞かれたが、忘れててその間の期間に師匠達の用事につきあう必要があるからというとキースは一応納得するのであった。


他の生徒がダンジョン実習にいっている間、シリルも中級ダンジョンの攻略を進める。 

転移する事でなんとか進めて2週間かけて、47階層まで到達するのであった。


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