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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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街中任務

今シリル達5人は、商会にきている。

キースが商会の人に任務について話すと、早速担当者の男性が来るのだった。

「いや助かるよ。 なかなか依頼受けてくれる人いなくてね、じゃ、さっそく案内するね」と言われついていくと、そこはとある倉庫の前だった。 倉庫の中に入った担当とシリル達5人は、そこには、棚にいっぱいに箱がつみあげられ、倉庫の床にも幾つも箱が高くつみあがっていたのであった。

よく崩れないんだぞと、高く積みあがっている箱を見上げているシリルだった。


「依頼内容なんだけど、各棚にラベルがあって、箱にもラベルがあるんだ。 箱をラベル毎に整理してもらって、日付が古い順を手前に並べてね。 あと、期限切れしていたら倉庫の外に出しておいて。 もうさ、整理している暇がなくて雑に置いたらこんなんなっちゃったんだよ。 じゃぁよろしくね。 終わったらおしえてね」と言う事だけ言って去っていく担当。


倉庫は1000㎡で広い。 積みあがっている箱をみている5人。

「これ終わるのに何時間かかるんだよー!」と叫んだのはキースだった。

「本当よ!」「よくこんなになるまで放置できますね。」と賛同したジェニーとディアナだ。


するとクリスがメガネをクイッと指であげ「キース、叫んでいても終わらない。 まず、棚にあるのも床におろして、箱をラベル事に纏めよう。 それから、整理しつつ棚にいれていく。」とさすが職業学者なのか、クリスの支持でみな動きだし効率よく整理整頓がはじまる。


高い位置にあるものは、ジェニーが使い魔を召喚したらしく風でうまい具合に整理してき、重たいものなどは男性陣で運び、小物をディアナが整理していくのだった。

5時間かけてやっと終わると外はすでに夕方だ。


キースが担当者をよび、確認してもらうと担当者は嬉しそうに「いやーさすが名門の学生さんだ。 こんな短時間に綺麗にしてくれて助かったよ。」といいながら任務完了のサインをもらう事が出来たのであった。


その後、シリル達はギルドへ報告にいき報酬を5人で分け、シリル以外は寮という事でシリルはキース達とわかれ食堂に帰宅する。 シリルの初の街中任務はこうして終わるのだった。


食堂の営業日なので、営業時間が終わるまでシリルは勉強していた。 勉強は学園ではなく、もっぱら魔法陣解析の勉強だ。


食堂が終わり賄いを食べているシュン達。

コリーが「シリル、今日初めての学生任務だったんすよね。 どうだったすか?」ときかれ、「うん。 初めて街中で働いたぞ。 倉庫の整理だったけど、そこまで身体動かしてないんだぞ。 やっぱり、討伐とかのほうが楽しいぞ」といいエールを飲むシリルだ。


すると、シュンがタバコをふかしながらニヤリと笑い「そうか、身体うごかしてぇーなら、いまから模擬戦すんぞ」と言われ、そのままシリルは訓練場につれてかれぼこぼこになるのであった。

と言っても、シリルも嬉しそうに訓練場に行っているのであった。

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