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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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ギルド見学 前編

学生ギルドカード発行とギルド見学の日。


すっかり忘れているシリルは、制服を着て教室に入るのだった。

周りの生徒は、私服だ。 生徒達は、何が楽しみなのかみな興奮していた。 そんな様子にも興味もなく、ただ単に、今日はなんかある日だったかだぞ?と考えつつも、まぁどうでもいいぞと思いながら席につくシリルだ。


「シリル、なんで学生服なんだよ!」

とツッコミを入れたのはキースだ。 

「今日、何かあるのか?」


「あははは。 やっぱ、シリルだ。 忘れていると思ったけど、今日ギルド見学の日だぞ!」


「あっ! 忘れてたぞ。 途中で着替えに帰ればいんだぞ。」

忘れてたけど、そこまで笑う事なのかなだぞ? まぁ、どうでもいいが。。 それでも、爆笑しているキースだ。


「ホント、シリルって面白いよな。 というか、お前どっかのグループにはいってるのか?」

「うん? グループってなんだ?」

なんだ、そのグループってやつ? 何か入らなきゃ行けなかったのかだぞ。。 うーん記憶にないぞ。。なんて考えていた。


「やっぱな、絶対忘れてると思ったよ。 学生任務受けるのに最低4名のグループじゃないと受けれないんだ。 お前の名前、俺らのグループに勝手にいれておいたよ。 で、いいか?」

「お! 助かるぞ」


学生任務って、グループで受けるのかなのだぞ。。 知らなかったぞ。。 まぁ、面倒だけどグループに入れてくれているのなら特に断る理由ないんだぞ。。 と心でつぶやくシリルだった。


◇◇◇

ここは、学園都市のギルド。

1階が食堂になっており、一般、学生など利用できる。

受付と依頼も併設されている。 ギルドの受付嬢が、施設や訓練場など案内し、人数が多いので会議室に学生は移動し会議室で学生ギルドカードを発行するようだ。 シリルも会議室にいる。 ほとんどが初めてのギルドで興奮しており、いよいよの学生カード発行で興奮がマックスに達した生徒達で、会議室内は騒がしい。


「すみません。 ここに、シリル・カーティス君いますか?」と、部屋に入ってきた受付嬢が言うのだった。


「おれだぞ」

他の生徒達は静かになり、シリルが立ち上がると注目しているのだった。 ちょっと煩わしいんだぞ。。


「こちらに来てください。」

仕方なく、受付嬢のほうに向かうと、受付嬢は事務的な笑顔を見せるのだった。

「ちょっと、ついてきてください」

と言われ、シリルが会議室を受付嬢と一緒にでるのだった。 


残された生徒達は、

「何で呼ばれたんだ?」

「さぁー。。制服だからか?」

「それは無いでしょう。」

「ポーター先生から昼休みの時間に補修受けているって噂だけど。。」

「それなのかしら? キース何か知ってる?」

「俺、知らないよ」

などなどの会話があったりする。

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