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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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学生レベルって? 前編

Side:シリル


学園長室にきて、ソファーに座るシリル、前には学園長のモーリスに、隣はグレッグである。


モーリスが優しい顔をしながら、説明をするのだった。

「カーティス君が、学生レベルを超えた戦闘能力があり、使い魔が権限できないがそのかわり魔術を習っているという事は、事前にポーター先生に説明してあるのじゃ。 じゃが、ポーター先生が学生レベルを教えるにあたって、カーティス君の実力を知りたいというこで、ちょっとこれからポーター先生と模擬戦をしてほしのじゃがよいか?」


「いいぞ。 制服のままでやるのか?」


「ははは、さすがに制服のままだとな。 こちらで運動着を用意した。 きっと持ってないじゃろ。」


そう言ったモーリスからシリルは運動着を受け取るのだった。 が、1つ問題がある事を思い出すのだった。


「あ! おれ、ネクタイの縛り方しらないぞ。 今朝は師匠にしめてもらったけど、いいけど。 後で教えてほしんだぞ。」


すると、モーリスは呆気にとられ苦笑している。

「はは、まさかネクタイがとはな。 あとで教えてやるよ」とグレッグも苦笑しながらいうのであった。


◇◇◇

ここは、小さめな訓練場。 訓練場にいるのは、モーリスとグレッグそして運動着に着替えたシリルのみだ。


グレッグは木刀を構え、シリルは木刀を右手にもちさげた状態で、2人共ある程度はなれた定位置にいる。

「準備はいいな。 魔法は初期まで、身体強化ありじゃ。 はじめ」という合図で始まる。


シリルが身体強化でグレッグの懐に向かい、木刀でグレッグの振り下ろす木刀を払いのけ、そのまま蹴りをいれるが少しいなされて後方に下がるグレッグ。 今度はグレッグが攻め、シリルが防ぎながら、蹴りをいれるとグレッグの脇腹に決まり飛ばされつつもグレッグは耐える。 そのまますぐシリルが木刀で攻めるも、グレッグが木刀で防ぐ。 そんな攻防が5分程度続き、一度離れると、グレッグが演唱で5個の火球をシリルに放つ。 シリルは、避けたり木刀ではじき、そのままグレッグのほうに木刀を振り下ろすが、グレッグがふさぐも少し体制を崩す。そのすきに、おいっきり蹴りをいれグレッグ飛ばされ倒れるのだった。


「終了じゃ」という合図で終わる。 10分未満での決着だった。



倒されたグレッグは、立ち上がりやや息を切らせながら、シリルに蹴られた箇所を触っている。

「はぁはぁ。。 ま、まさか15歳に負けるとは思わなかった。。

 はぁはぁ、学園長のおっしゃる通りで、確かに、遥かに学生レベル超えてるな。 今のままじゃ目立つな。。」


息を整えたグレッグは、不思議な顔をしていた。

「カーティス、お前なんで攻撃魔法つかわないんだ?」


「師匠に学園での模擬戦では、身体強化も部分で魔術は使うなっていわれてるからだぞ」


そんなシリルの答えに、グレッグは驚き戸惑うのだった。

「はぁぁああー、じゃぁカーティス、お前の実力は今以上って事なのか!」と叫ぶのだった。


そんなに驚く事ななのかだぞ?と思うシリルであった。

「うん、そうだぞ。 でも、討伐でもあんまり魔術は使ってないぞ。 師匠に課題あたえられるんだ。」


モーリスもモーリスで、口伝で弟子のできなどを聞いていたが、まさか、此処までというのを目の辺りにして驚いていたが、あまり、グレッグに詮索させるのも良くないと判断し、2人の会話を遮るように咳払いをするのだった。


「ポーター先生、実技はこんな感じじゃ。 どうだ、学生レベルは教えられそうか?」

「あっ、は はい、大丈夫です。 学園長。 ただ、まだ魔法を見ていないので、そっちも気になります。」

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