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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
4章:学園編
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ランクB試験②

馬車の中。


とりあえず、簡単な自己紹介をした後、4人組のパーティーの男性がコリーに聞いてくるのだった。


「コリーさんが、試験を受けるんですよね?」

コリーは首を振りながら「試験うけるのは、シリルっすよ。俺は単なる同行者っす。 なぁ、シリル」というと、シリルも「うん、俺だぞ」と返事をする。


それを聞き、パーティ4人組と傭兵団の男性が驚愕な顔をしている。

シリルは、シリルで、何にをそんな驚く事なのか不思議な顔をしている。 そうな様子を見ている試験官とコリーはクスクス笑っているのだった。


「シリル君って未成年だよね。 それで、ランクBの試験って、大丈夫なの?」

と聞いてきたのは、パーティの男性だ。 

大丈夫と聞かれ、何が大丈夫なんだぞ。。 意味がわからないんだぞ。。 とシリルは首を傾げているのだった。


すると、パーティの女性が、

「やっぱり同じ人間を殺すのって、抵抗があって、私達もかなり悩んだけど、やっぱ護衛の任務って依頼料がいいの。 なので、今回決意して受ける事にしたのに、シリル君は平気なのかな?」と聞くのだった。


シリルとしては、盗賊の討伐が初めてなわけでもない。 ただ単にギルドランク上げのために来ているのである。 そして、シリルは、。。おおこれが師匠の言っていた、お花畑思想かと思うのだった。


「うん、たぶん大丈夫だぞ」と返事すると、「そうか、無理しないでね。 もしもの時には私達がフォローするから」「そうだよ。 危険な時はにげるんだよ」と心配されるシリルであった。


そのやり取りを聞いて笑いを耐えているコリーをジト目で見るシリルであった。

「ははは、心配する事ないと俺は思うぜ。 なんせ、試験を受ける資格があって俺たちはここにいるだぜ。 それに、坊主、お前は俺と違って若いからな、今回がダメでも次があるって考えろ」


そう言ってきたのは傭兵団の男だった。

返答に困るシリルだ。 シュンから、しっかり課題を渡されているが、すべて合格前提だった。。

とりあえず、頷いておくシリルだった。


その後、武器や各自の能力など話、年功序列で傭兵団所属の男が即席パーティーのリーダをする事になった。

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