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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
外伝:魔王誕生
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大魔王VSシリル 決着

そして、大魔王とシリルの攻防は3日3晩続き、4日目の昼。


「はぁ、はぁ、もう、大魔王さん、強いぞ」っていう俺シリルだぞ。

「はは、だが我もいい加減お腹空いてきたぞ」

「うん、お腹すいたし、眠いぞ」って返事する俺シリルだぞ。


楽しいけど、もう限界に近いんだぞ。

「次で最後だな」って、大魔王さんに言われて「うん」と返事したぞ。


そして、大魔王と対峙に向かう俺だったけど、真っ暗になった。


そう、シリルは、途中でパタリた倒れるのであった。 

それを見て、倒れたシリルをみにいく大魔王。

「おい、シリル! どうした?」と言って揺り起こすが、すぅーすぅーという寝息をたてて気持ちよさそうに寝ている。


「はぁーーーー、寝てるぞこいつ。 あはは、やっぱり、面白いやつだ」と大爆笑する大魔王である。

我もお腹すいた。。。


それを聞いた魔王ルファー。

「あははは、ようやく終わったな。 まさか、最後はシリルが寝るという結果だったが、どうだ?」

あくびをしているエリア長達。

「はぁーあ、眠いですな。 でも、大魔王様と3日3晩相手出来るのですから、誰も文句はいえませんよ」というエリア長の1人、「「「ですね」」」と他エリア長達も同意だ。 みな、睡魔の限界のようだ。


こうして、大魔王とシリルの戦いは、シリルが寝るという結果で終わるのだった。


◇◇◇

翌昼、シリルが目覚めるといつもと違う天井だった。


俺が起き上がると、やっぱり知らない部屋だぞ。

「うん、ここどこだ?」と俺が首をかしげてる。

「おはようございます。シリル様。 ここは、魔王城のシリル様のお部屋ですよ」ってドルクにいわれた。


魔王城に俺の部屋なんてあるのかだぞ。 知らなかったぞ。

「ドルク、おはようだぞ。」

俺が周りを見渡すと、広くて豪華な部屋だぞ。

「ここ、堅苦しくていやだぞ」というと、ベットからでて魔術で私服に着替えて「お腹空いたから、帰るぞ」といって転移しようしたけど、ドルクに捕まったぞ。

「大魔王様と魔王様がお話があるそうです。 食事はここに用意しますので、おまちを」と言われてしまった。


仕方ないんだぞ。

「うん、わかったぞ。 あ! 大魔王さんとの対決。 うーん、あれ? 最後記憶ないぞ」

ドルクが苦笑いしながら「シリル様、最後、倒れて寝ちゃいました」と言われ、「また、負けたぞー」と落ち込むけど「でも、楽しかったぞー」って言った。

久しぶりに全力出して楽しかったんだぞ。


そのあと、食事がきてもくもくと食べる俺は「なんで、こんなお腹すいてんだぞー」といいながら、食べ続けるのだった。


ドルクに、4日間以上飲まず食わずだったからと突っ込まれた。 そんなに、大魔王さんとの戦いに夢中で、食べてなかったのかだぞ。

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