魔王ルファーの決断 後編
魔王ルファーは、大魔王の話しと、ドルクの説明を聞いて決断するのである。
「シリルが、魔族年齢で成人するまでと思っていたが、もう隠せない。 お父さん、いいですよね。 例の方法で進めますよ!」と最後は強めにいった。 なんせ、全てそこでニヤニヤ笑っている、わが父がシリルを放置したせいでもある。 ちゃんと責任をとってもらわないと。
「ああ、わかってるぞ」っていう自分の父親はニタリって笑っている。
その後、今後の進め方を相談する、現魔王、大魔王そして四天王の4人である。
◇◇◇
大魔王と魔王がなにやら考えているとは知らない、俺シリルは「ただいまだぞー」と珍しく早めに大魔王さんの家に帰ってきた。
「うん?大魔王さん、いないのだぞ。」
「今日はおでかけになるっていってましたよ。」って、大魔王の家でゴロゴロしているサキュバス達が言われた。
「あ! 忘れてたぞ。 折角、模擬戦やろうと思って早くかえってきたんだぞ。 暇になったぞ。」といい、冷蔵庫からエールを出してのみ始める俺だぞ。
そしたら、サキュバスが「たまには私達とあそんでくださいよ、シリル様」といわれたぞ。
「まぁ、たまにはいいんだぞ。 でも、多くて2人だぞ」
暇になったし、たまには、遊ばないと、夜中とかに勝手に部屋に入ってくるんだぞ。
サキュバス達が「「「はーい」」」といい、ひさびさにシリルはサキュバス達と遊び、その日の気分でえらんだサキュバス2名とセックスをするのであった。
◇◇◇
数時間後、戻ってきた大魔王がニヤリ笑いながら「お前ら、サキュバスのくせにだらしないぞ」というと、ぐったりしている2名が「シリル様、上手すぎて何回いかされたかわかりませんわ」といい、「本当ですよ。 あんなに可愛いのにギャップありすきですわ」と言っている。
他のサキュバスが「ほんとよね。 月一回あるかだから、もう少しかまってほしいわよね」と不貞腐れていいるのであった。
それを聞いた大魔王が苦笑するしかない。
「シリルは淡泊だからな。 というか、シリルはいないが、どこいった?」
「さぁ、セックスした後出かけちゃいましたよー」といわれ、大魔王が「体力ばか」とぼそっというのであった。
その頃、俺シリルは、拠点で魔術書読んでいた。