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【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年  作者: 八木恵
外伝:魔王誕生
105/122

プロローグ

外伝です。

この物語は、人界で生まれ育った少年が、女神によりステータスカードの発行で職業無職となり、使い魔も召喚できなかった少年シリル。


人界では理不尽な目にあいながらも、師匠である「白銀の黒帝」のシュンと出会いにより、成長していき、なんの因果か魔族になり、しかも最終的には魔王となる少年シリルが、魔王になるまでの物語でもあるが、シリルが生まれる前の時点までさかのぼる魔界の物語でもある。


■■■

プロローグ

■■■

魔界に魔族の数は、魔界に移住してから数万年経過してようやく人口10万人となっている。 

とは言え、4割ほどが魔王城を中心とした場所に住み、他は50以上の集落に住み、魔王城をのぞくと大きく東西南北と中央ごとにエリアわけされており、各エリアをまとめる長が存在する。


適当な管理だが、みな自由にくらしている。 集落やエリアで紛争はあるが、だいたいは魔王が収めて、決闘という形で決着をつける。 出生率が極めて低いため人口維持の目的もある。 ようやく増えた人口ではあるが、魔界の7割が深い森であり、うち2割が魔族が近づく事のできない瘴気の森でそこは普通の魔族では討伐不可能な魔物の痩躯であり、危険でかつ氾濫しやすい。 この地の間引きは、魔界で最強である魔王を責務なのである。


他森も、危険な魔物の巣窟になっているが、各エリアの長の主導で定期的な間引きをしている。 食料になる魔物もいるので、討伐や狩りといった内容は魔族にとって日常茶飯事である。 それに加え、力が全てなので日々男女問わず非戦闘職以外の魔族は日々精進している。


子供は今では年50人ほどは生まれるようになった。 家族単位の考えはなく、集落毎でみんなで育てるのである。 男女とも自分達の子供は認識するが、夫婦という関係はなく、みな自由に性生活をすごしている。 魔族は魔力の質でみているため、親や兄弟、親戚を認識できるため近親相姦は発生しないのである。


魔王種に限っていうと、代々魔王の子が魔王種となことが多いが、他魔族からも突然変異のように魔王種が誕生することがる。 魔王種が誕生すると、基本その赤子は魔王城で育てられる事になる。


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