10話 昇格試験 5
どうも、鳥獣戯画です。投稿遅れてすみません。
プライベートが忙しくて申し訳ありません!(;o;)
5星やブクマもお願いします!評価もしていただくと嬉しいです!
「ヴァイルの花は、店で売っているし、問題は、グラミア鉱石だな。」
グラミア鉱石とは、魔素を何十年もかけて吸い込んだ鉄鉱石だ。
魔素とは、空気中に散らばる物質で、魔物を形作っているとも言われている。
ダンジョンはもちろん、人の多い街や高いところ、自然の多いところにも多く生成される。
人工的に作られたものは、魔鉄と言われるが強度は天然物とは比べ物にはならない。
グラミア鉱石は硬さだけならアダマンタイトほどになる。
だが、脆いため防具には使えない、だが魔法のペンダントの金具に使うと効果が高まるため重宝される。
「なあなあ、グラミア鉱石が取れるところなんてこのあたりにはなかった気がするぞ?」
「ああ、だから。」
そう言うと、俺はメイを抱きかかえた。
「え?ちょ、ちょっと、」
メイが何かを言おうとしているが俺は気にせず足に力を込め、飛んだ。
俺は、一瞬で雲に手が届きそうな高さまで来た。
そうして、空気を蹴りながらこの街に近いなかで一番高いフロイア山に向かった




