四丁目の朝日 田舎伝説5
掲載日:2019/12/15
今度は当時のバス会社の話。
営業所によっては、敷地の隅が、いつも、おしっこ臭かった・・
当時の道路で舗装されていたのはごく一部だけ。
そして、路線バスには女性の車掌さんが乗務していました。
ワンマンカーの時代は、もっと先。
凸凹の道では、今のような速度では走れません。
距離の割には時間がかかりました。
特に冬場は。
女性の車掌さんの中には、「便所」が近い人もいて、
バスが途中の「国鉄」(JR 各社の前身)の駅に停車すると、
運転手さんに断って、駅の便所にかけこむ人が。
ここも、ほとんどはくみ取りで、男女共用。
男性が用を足しているときに、個室でおしっこをすると、
音が外へ響きます。
女性の車掌さんにとって、もう1つのピンチは、
急な生理。
彼女たちのほとんどは、制服の内側に大きなポケットを縫い付け、
そこに、ある程度の「ちり紙」を入れていました。
営業所のロッカーにもちり紙を常備。
「生理休暇」は事前の申請が必要で、
不順でも、申請日や休日以外は、
体調がわるいのをおして乗務していました。
路線バスが営業所へ戻ると、
車掌さんが笛を吹いて車両を誘導して、
所定のスペースに停車してもらいます。
その後で、車掌さんが車内を点検して、
忘れ物がないか調べます。
「便所が近い」人は、ここでもう限界に。




