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君と最期を共に
ゴオオオオオオ
と自分達が今まで暮らしてきた城が燃えている
そう今日の戦で我々は押されて遂に城に火を放たれたのであった
「くそっ」
と言葉を吐き捨てる
火を放たれてから何人かがこの最後の部屋まできたが全て倒した
『危ない』
そう言われ振り向こうとした矢先に美樹の体に矢が刺さった
「くそーーー」
そう言いながら敵を殺しに行こうとすると
わたしのかたに美樹の手が乗った
『龍詞いいんだ 最後に私の願いを叶えて…』
「なんだ? なんでも聞いてやるから 死ぬな!」
そう言って下を向くと木が濡れていた
『あのね 私ね龍詞の事が好きなの』
『だからお願いそばに居て』
「わかったよ わかったからお願い死ぬな!」
「俺はお前の事が好きだったんだ 愛してるんだよ」
『嬉しい ありがとう』
そういって彼女の綺麗な顔から涙がこぼれる
『最期の頼みね 今までわがまま言ってたけどこれが最期のお願い
私と接吻して』
「いいですよ 私は君と最期を遂げます」
次の瞬間炎が二人を包み込む
だが二人の姿が重なった影はまだ残っていた
『また次に会ったら永遠の愛を永久に』




