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Nightmares Never Die  作者: 山田夜守
第一章  Nightmares Never Die
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第4話交わりの瞬間 crossing in the night

建物内部に突入したエーリヒは、真っ先に生き残り、怯えながら誰かに必死に電話で何かを訴えている民兵を見つけた。


エーリヒはその光景を見るなり、すぐにその生き残りの民兵を射殺した。

民兵「団長!!団長!!やつらが!!うがぁあああ!!!............」

その銃声と同時に悲鳴を上げ、電話は切れた。

それに気が付かず、電話相手は語りかける。


電話の相手「落ち着け、一度冷静になれ。

今からどう行動すべきか伝える。

お前、今その周りに誰かいるか?」

電話が切れたのはエーリヒが床に転がった携帯電話を踏み潰したからであった。



_________________________________


突然部下の電話が切れたとある民兵組織の団長、「アスワド・ディーブ」は不審に感じた。

アスワド「おい、応答しろ、おい」

民兵「.....................」


アスワド「やつらめ、やはりか。

おそらく今回はシールズあたりの精鋭を送り込んできたな。

卑劣な米帝の手先め...

必ず血反吐を吐かせてやる。

首を洗ってまっていろ...」


そう言うと、アスワドは近辺の部下たちに電話で連絡を取り始めた。

民兵「お疲れ様です、団長。

もしかして例の件ですか?」


アスワド「聞こえるか?出撃用意だ。

連中、予想通り、交渉に応じたふりをして襲撃してきたようだ。

だが、これは織り込み済みだ。

手筈通りの地点まで誘導しろ」


民兵「承知しました。

では早急に支度を整えますので。

それにしても連中は我々を出し抜いたと思っているでしょうね。

それがまんまと罠にはまり、自分から蜘蛛の巣に飛び込んだとも知らずに。

滑稽なものですね」


アスワド「ああ、では計画を遂行しよう」

そう言うと電話を切った。


_________________________________


射殺したエーリヒがふと周りを見渡すと、民兵のほとんどが死体となって床に転がっていた。

その骸の山を築き上げたのは他でもない、先に突入していた誠士郎とケインであった。

それと同時にエーリヒの目に飛び込んできたのは、怯えながら床にうずくまっていたり、混乱した人質たち姿であった。


それと時を同じくして建物内を捜索している誠士郎とケインの姿があった。

ケイン「おお!外の交渉事は片付いたようだな」

エーリヒ「ああ、外で他のやつが人質を保護している。

ここにいるので人質の方は全員か?」

ケイン「いや、あと一人が見当たらねえ。

そいつの捜索を誠士郎としているところだ

二階と三階はくまなく探したからな、あと探してないとすると一階だな」


二人の会話を尻目に室内を散策していた誠士郎が口を開く。

誠士郎「二人とも、地下につながる階段を発見したぞ。

こっちに来てくれ」

ケイン「手柄だ、誠士郎!早速降りるぞ」


そう言ってケインが階段を降りていくと扉があり、その前で頭を抱えてうずくまり、支離滅裂なことを言っている民兵を発見した。

民兵「黒い...黒い...つば、つば、つば」


ケイン「あ?なんだこいつ?

様子が変だな、まっ関係ねえけど」

そう言うとすぐに手にしていたM4で撃ち殺した。

そして三人が扉を開くと、気絶した人物が倒れていた。

カスパーである。


そして、もうひとつ、血まみれで横たわる死体を発見する。

ケイン「おい、こいつなんで死んでるんだ?

ん?黒い羽根ようなものが床に散らばっているぞ」

誠士郎「...見たところ、死因は銃殺ではない様子だが、それにこっちの男は...」

エーリヒ「こっちの男は外傷だらけだが、生きているな。

どうやらこの男が最後の一人のようだ」

ケイン「細かいところに気を払ってる場合じゃねえな。

それより、早くこいつを連れ出さねーと、時間がねえぞ」


三人が警戒しながらカスパーを連れ出そうとした瞬間、カスパーが目を覚ました。

カスパー「...ん?ここは僕は一体...?」

ケイン「おっ意識を取り戻したか」

エーリヒ「おい、君!平気か?立てるか?

難しければ肩を貸すぞ」

_________________________________


一方その頃、建物入口にいた三人は、要請したブラックホークに人質を運び込んでいる最中であった。


ネロ「「....ブラックホーク、こちらaquila、地面への着陸は可能であるか報告せよ。

可能である場合直ちに降下せよ、over」」

ブラックホークの操縦手「「....こちらブラックホーク、地面への着陸は可能、速やかに降下を開始する」」

そういうと空中で*ホバリングしていたブラックホークが建物入口前の地面に着陸する。

*ヘリが空中で浮かぶこと


ネロ「重症の者は担架に乗せてキャビンへ運べ。

それにしても三人はやけに時間を要しているな」

そう言うと無線機で通信を始める。

ネロ「「....savage、yamaneko、wolf、こちらaquila。

そちら側の居場所を報告せよ、over」」

エーリヒ「「....こちらwolf、緊急事態が発生した。事態解決までしばし待たれよ」」






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