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流れ星

「え~っとつまりその。俺、私がステビアになったのって」

 演劇部部室。プチショック状態でつっ立てるのはもちろん京太郎君で

「そういうこと。後宮君の安全のためよ。ま、うち3割くらいはアタシの欲望だけど」

 おっとりと微笑むのはアヤ先輩。ちなみに私と言い直したのはアヤ先輩の目が怖かったからです。一瞬ね。

 そして隣で腕組みしているお姉様などは

「私達までとはいかないが、京太郎も神条会に睨まれている一人だ。しかし”ステビア”、つまり大勢いる女子学園生の一人に過ぎない存在になるならグっと危険性は低くなるだろ」

 それはそうかも知れませんけどね。俺も腕組みして

「でもどうしてわざわざ女子生徒なんですか? 別に男子生徒でも別人を装えば……」

 途中で首をフリフリとして否定したのはアヤ先輩。

「それじゃ萌えはないわ」

「そんな理由ですか?」

「ごめんなさい半分ウソです」

「半分ホントなんですね」

 ともかくアヤ先輩、腰に手を当てて

「例えば後宮君の言う通り男子生徒で別人の振りをするとしましょう。さて、どうするのかな?」

 ニッコリ笑われる。どうするって……そんなの。迷ってるとアヤ先輩が

「登校時に服装換える? ダメよ制服なんだもの。髪型換える? それじゃぁただのイメチェンね。振る舞いを換えるとか? 性格変わったなって周りから思われるだけ。サングラスとかの小物でアレンジ? キャー後宮君かっこいい! って感じかな」

 ひとしきりにやってニコニコしてる。隣のミユキ先輩も

「他に何かあるか?」

 ニッコリ。京太郎君が男のままだと見た目変えても中身変えてもアウト。なら他に何もあるわけない。グウの音も出ない。

「それにお前は幸か不幸かミヤコに瓜二つだ」

 男としては若干不幸じゃないでしょうか。

「ミヤコの実の姉として振る舞っても何も違和感がない。これは大きいぞ」

 問題が大きいですね。


 まぁそういう感じです。で、今現在はルーチェにて”先輩”であるヨードーちゃんに色々とカウンセリングを受けております。

 つまりは男の娘2体が紅茶乗っかったテーブルを挟んでいるわけで。

「どんな気分じゃ?」

「仏門に入る勢い。若干出家してる感じ」

 このまま悟れそうです本気で。何が一番マズいのか? 鏡に写る自分にドキっとし始めたところ。

「あー分るのう。ワシも最初はそれに自己嫌悪したもんじゃ」

 シミジミ納得と云う具合のヨードーたん。自然な流れで思考読まないでね。

「でも慣れたらその背徳感が蜜の味に変るから気にしないでハァハァってアヤ先輩も言ってたから気にしなくていいじゃろ?」

「狼が羊の番を名乗り出る以上に危険な助言だとは思わないかい美少女少年?」

「しかしその声もまたえらいフィット感じゃな」

「うん、自分でもそれ思う」

 ていうか今でも若干びびってる。

 ヨードーちゃん、ちょっと頬をピンクに染めて危険な提案。

「た、試しに官能的なセリフでも言って見るかの? その声で」


 喘ぎますか?

1:はい

2:YES


「変な選択肢が出現したからそういう系の発言自重してね」

 最近この世界をタイピングしてる人の頭のネジが吹っ飛ぶどころか逆回(ぎゃっかい)してこのお話あらぬところに飛ぼうとしてるから。

 お説教してみた。ヨードーちゃん腕組みして

「ともすればノクターンいりじゃろうか?」

「ありえる訳で」

 ていうか話すすまない。

 そもそも俺がここに女装してやって来たのはこんな楽しい話をするためじゃない。

 アオイちゃんがルーチェにやって来た真相とかを聞きに来たんじゃないか。

「ボクを挟んで下さい」

「変なの生えて来たのう」

「処置なしだな」

 渦中の人物はキッチンからトレイを手にして現れました。乗っているのはアップルパイ。

 二人で白々しい視線を彼女に注いでみたが

「もしかしてそういうプレイですか? ボクってMッ気もあったりしますので全然OKというか」

 やはり何の効果もなく性癖カミングアウトしつつ俺とヨードーちゃんのテーブルに着席。

「そのポジティブさをもっと健全な方向に生かせば良いと思うよ」

「ボクもそう思っていた時期がありました」

「なに諦めてるの?」

 そいうことでアオイちゃん加わりました。まぁもともとここは彼女の家なので突然の登場でも驚く必要はないのだ。

 役者も揃ったし三人で美味しくパイと紅茶を頂くことする。

 

 喘ぎますか?

1:はい

2:Oh YES

 

 むせた。


「いやそこで選択肢出る脈絡が皆無だと思うんだアオイちゃん」

 気管支に突入したアールグレイに咳き込みつつ突っ込めば

「え? ボクが名指しですか」

 可愛くハニかむボクっ娘。

「いやアオイ嬢がそのプラカードあげてるんじゃろ。てか選択肢2のテンションがやや上がってるというか」

 ほんとだ。Oh ってなんだよ Oh って。

 アオイちゃん、どこに隠し持ってたのかそのプラカードをテーブル下に滑り込ませる。

 そしてテーブルの上に”の”字を書きながら伏せ目がちに

「だって先輩。男の娘二人に囲まれてるこの状況に萌えるなとかどこの鬼畜ですか。お預けも良い所じゃないですか」

 もうこの娘はダメっぽい。いろいろと素質がありすぎる。

「本題に入ってもいいかい?」

「先輩が涙目で恥らいながらスカートをたくしあげてくれたら考慮します」

 あかんコイツは本格的にノクターン入りを目指している。目つきもガチである。キュピーンである。

「あ、でもガバじゃなくてチラ見せですよ?」

「なに大筋合意で後はディティール、みたいな流れになってんの? これそんな描写入ったらマジで打ち切りだからね」

 まじで。でもアオイちゃん胸を張って

「大丈夫ですよ。そこはホラ、ブルマ履いてたっていう後付設定でどうとでもなるじゃないですか、ね?」

 その手があった! ねーよ!

「何時の間にそんな危険ジャンルになったのこれ?」

 問いただして置かないと色々とややこしい事になる。

「そもそも放課後の流れ的にはシリアスなお話が紡がれていくフラグが立ってたと思うんじゃが」

 そうだそれだよヨードーちゃん! さっきからあからさまにこの流れおかしいと思いつつも敢えて気付かないフリをしてる俺達を代表して良く言ってくれた!

 まぁこのシチュが若干楽しいと思っているステビアちゃんがいるのは否めないのだけど。

「やだな1部からレギュラーな先輩がこのお話がいかにフラグクラッシュしてきたかを新参のボクに説かせるんですかフフフ」

 異次元発言の大山葵高校一年生。

 しかしこちらも負けてはいられない。いやいかん張り合ったらダメだ。相手の思う壺だ。ドツボだ。

 それよりガチで理由を聞かないと。本題に入らないと。

 さてまず何ゆえ神条会が桜花学園のグランドにわざわざ侵入してきたのか。ミユキ先輩の推定率99%の推測によればこの土地を狙った脅迫とのことらしいが

「サンドイッチ」

 実際にそこまでして狙う価値があるのかどうかを考えてみる。

 で、これは価値の面で言うなら考えるも間もなく”あり”なのだ。

 と言うのはこのルーチェを飾っているテーブルセットや調度品の数々はマリサが用意した王室御用達クラスの一級品ばかりのもの。

 そういうものが違和感なく内装としてしっくりと馴染むという点だけでも、このお店がそこらへんの喫茶店とは文字通り格が違うというのが理解出来る。

 早い話、かなり豪華な造りと云うことだ。

 そしてそれは店には直接手を出さない、危害を加えてこなかった神条会の対応からも伺えるのではないか。

「たくしあげて、サンドイッチ!」

「ハイブリットな昼飯生成してないで真剣に議論すすめんかのう?」

「ごめんなさい」

 ペコリとアオイちゃん。

 そしてその上で何が気になるかといえば当然、そこに暮らす人物、所有者、即ちこのアオイちゃんという訳だ。

 どこの御令嬢様ですかという訳で。

 まぁ初登場時(学園祭の終わり)から何とはなしに良い所のお嬢様という気風はあったことだし、この妙なシュミもお金持ちのレディーには変人が多いという事に関しては何を隠そう、由緒も折り目も正しい超金持ちにしてぺったん妖怪マリリンが証明済みなので驚かない。

「いないよね?」

「何がじゃ?」

「いやなんでも」

 まぁまぁその辺りも含め、俺とヨードーちゃんがアオイちゃんに事情を聞いて見ると予想以上の答えが返って来た。

 彼女は両手をキチンと膝の上に置き、改まり、そして俺とヨードーちゃんの目を交互に見て

「実はこのお店」

 そこで区切ってからこんなことを言ったのだ。

「ボクが神条会から買ったんです。言い値で」

 

 自宅での夕食。帰還した俺がマリサとミィちゃんに話したのはそのあらまし。

 アオイちゃんがポケットマネーで5億も払ったと云う現実味のないお話である。

 マリサは口元に手を当てながら顔をしかめ

「つまりそれでもう一度捨て値で店を手放させ、神条会が買い取り、また誰かに売りつけるってことかしら?」

 店も土地も傷つけないままに価値を落とす方法。そして捨て値で手放させる方法。それらを合わせたやり方として、今回の脅迫もとい嫌がらせと云う選択をした。

 マリサとミィちゃんの出した答えはそんな具合だった。

 ていうか金額に驚かないマリサは流石と云うべきで、金額に興味がなくただアオイちゃんを心配してるミィちゃんも流石と云うべきか。

 しかしながら。ふむ。腕組み。

「ん~、それだと一時的な稼ぎになるだろうけど、そんな不良物件。種が割れた以上もう二度と買い手つかないでしょ?」

 脅迫方法もあからさまだしね。商売として成り立つと思えない。

 ていうかお金が目的なら前みたいに上納金回収の方が手堅いはずだ。

 あと一度去ったお客さんはなかなか返ってこない。

 ぶっちゃけた話、今回起こしたトラブルは早速ニュースになってルーチェ再開の大きな障害になってるのだ。

「そうするとやっぱり、ビジネス抜きで純粋にお店を買い戻したいのかしら?」

 マリリン、特に訳もなくミィちゃんの頭を撫でている。

「それっぽいよな。問題はその理由なんだけど……」

 何だろうか? あのお店には元構成員のチンピラさんをムショに派遣してでも手に入れるべきものがあるらしいけど?

「兄さんあ~んして下さい」

 みればミィちゃんの差しだすフォークの先にはアスパラのベーコン巻。美味しそう。

「あ~ん。むぐむぐ」

「その理由ってやっぱり、アオイちゃんの家系が……」

「姉さんあ~んして下さい」

 マリリンの口元に差し出されてるのは白身魚のムニエル。

「あ~ん。むぐむぐ」

「「……」」

 

 一方ルーチェ。同じく夕食を囲んでいるのはアオイにミキ、そしてミユキの命により今回からここで寝泊りすることになったトウカ。

 そして

「え~っとこっちがビッグベンで、こっちがハンナです」

 自分達以外に椅子2脚を用意してそこに大小のテディベアを行儀良く座らせるとっても上機嫌な関西娘。

 アオイはその様子に目がキラキラ。

「あ~可愛いですぅ! 本当に可愛いですぅ!」

 トウカもきゅんきゅんしながら

「やんなぁやんなぁ! もうこのクリクリの目がホンマに~!」

「そのオーバーポニーが特に~!」

「やんなぁやんなぁ! このフサフサの毛並みとかホンマに~!」

「その男らしさに隠された女の子らしさとか特に~!」

「やんなぁやんなぁ! そこがハンナのチャームポイントやわ~!」

「スレ違い方が絶妙過ぎてセリフに割って入れない私のことも気にかけて下さい」

 水飴をサラダにたらすミキだけが冷静だった。

 神条会の話題とか一切出ない。

「質問いいですか?」

 アオイ、挙手。トウカ、紅茶を口にしつつも指をクイクイと曲げて”なんぼでも”のリアクション。フラグ立ちました。

「桃花先輩も寝るとき全裸ですか」

 盛大にふく桃花。回収されました。

「ミキ先輩みたいに」

 盛大にふくミキ。予想外のフラグも回収されました。

 その様子に目をパチクリとさせてるアオイの前でゲホゲホと二人は一しきりにむせてから

「姉貴まだそのクセ治ってないんか!? それもう小学校の時点でオカンに矯正されたんちゃうん!?」

 ミキちょっと涙目で

「わ、私だって好きでやってるんじゃないんです!」

「ボクは好きです」

「それでもやっぱり気になってどうしても夜はああしないと寝付けなくてその暑いとか寒いとかは三の次御世継ぎ」

 人差し指同士を突き合せつつしどろもどろのミキだったが。

 やがて

「と、トウカだってまだそうやってテディベア抱いて寝てるそうじゃないですか!?」

 反撃である。

 瞬間テーブルがひっくり帰りそうな勢いで立ちあがってミキに鼻がつきそうな程顔を寄せて

「その話誰から聞いた!? 誰から聞いたんや! エロノミヤか!? エロノミヤか!?」

 ミキ、その迫力にちょっと気押されて

「そ、それは秘密です」

「やっぱりウチの秘密しゃべったのエロノミヤか!? エロノミヤか!? 許さん沈める!」

 人知れない死刑宣告。

「でもテーブルにテディベアをセットしてる時点でなんか推測できますけどね」

 冷静コメントなアオイ。

「ところでボクがぬいぐるみになるという分岐はないですか」

 冷静に変なコメントなアオイ。 


「くしゅん!」

 園田神社の石階段に腰掛け、季節外れのクシャミをしているのは美月。

「夏風邪というにはまだ早いが、季節の変わり目は体調を崩しやすいからな」

 振り返れば浴衣に身を包んだ姉が立っていた。

 美月は立ち上がり、隣に並んで周囲を茂る草木や夜空を一緒に眺めてみる。

 なかなかの風情。来月はみんなで花火をしてみようか。

「姉さんは、どうしてあの店の再開に協力してるの?」

 美月の問いに、ミユキは小首を傾げる。補足要求だ。

「例えば、トウカちゃんや山之内君はあの格好が好きみたいだし、アオイちゃんはパティシエ志望だし、マリリンは……なんか教えてくれないけどすっごい気合い入れてるし。私は新しい自分を見つけてみたいなって」

 新しい自分、か。

 ミユキは自分の過去を振り返ってクスっとしてから

「私だけ、理由が見当たらないか?」

 素直に頷く美月。

 しばらくミユキは考え込むように空を見上げて

「――そうだなぁ。古い言い方になるが、ケジメ。が一番しっくりくる表現かも知れない」

「ケジメ? 何の?」

 ミユキは頷く。

「あの事件覚えてるか? ロストワールドのさ」

「忘れる方が難しいと思う」

「もっともだ」

 二人苦笑い。そしてミユキ咳払い。

 夜風と戯れる長い髪をサラサラと腕で流し

「実はあれを解決するために、私や母さんがルーチェを餌にしていたのは事実なんだ」

 美月は”えっ”と声を漏らす。

「本当はすぐにでも神条会を解体して、ルーチェを健全で楽しい店に変えたかったし、そして実際にすることは出来たんだ。けれども私達はしなかった」

 ミユキは美月の目を見る。美月は黙って聞いている。

「黒幕、病根と云うべきだろうか。それを根こそぎ始末するために、私達はその末端である神条会のチンピラをあの店で泳がせ、上納金の流れを追い、それで病根の位置を探ろうとした。汚い言い方になるが、ルーチェを利用し、犠牲にしてたんだ」

 ロストワールド事件。日本で唯一、世界でも有数のマフィアである神条会が最も資金をつぎ込んでいたビジネス。

 それは動物園ならぬ恐竜園、ジュラ紀を現代に蘇らせると云う御伽話だった。

 資金の流れを血脈で云うなら、ロストワールドはまさに心臓であり、そこへの資金供給ルートは最も重要な血管と言ってよい。

 ミユキ達が探ろうとしていたのはそこだ。

「最初はその後ろめたさを”大事のための小悪”だとか、”必要な犠牲”だとかで割り切っていたんだ。でも違うんだ。違ったんだ実際は」

 重要な血管に至るため、まずは枝分かれした末端の血管に入り込む。そこにルーチェがあったのだ。

 ミユキはかぶりを振る。

「そんなのはあくまで当事者ではないからこそ言える綺麗事だったんだ。小悪なんかじゃない。小さくなんかない。あの喫茶は、そこで大事な時間を過ごしていた人や、思い出を作っていた人や、あるいはそこで夢を育んでいた人には」

 空に一つ、流れ星。

「全てだったんだ」

 美月は手を合わす。何かの願いを込めたのか

「従業員が一人辞め、一人辞め、また一人辞め、それでも見て見ぬふりだ。あげく閉店。ひどいことをしたもんだ。もちろん今回の協力でそれが償えるとは思ってない。そんな都合の良い云い方出来る程、私は高慢じゃない。だからこれは、私の自己満足のケジメだ」

 ミユキは袖に手を入れる。取り出したのは二股に分かれたストローだ。

 美月がそれをマジマジと見ていると

「それを教えてくれたのが、まぁこれなんだけどな」

 作戦と云う、名前を借りた、自分の思い出の一品。

 それに妹はニッコリとして

「もしかしてイタリア語で相思相愛っていう――」

 瞬く間に発火するミユキ。

 正直、ちょっと調子に乗って見せてはいけないものを見せた。

 反省はしてる。

「……知っていたのか美月」

 嘘だと云え。云え。言って。言ってください

「メニューには目を全部通したから」

 ダメだった。美月、両手を後ろで組んでトンと階段を一段降り、振り返って大きなリボンをフンワリと揺らして

「姉さん、まだ何か話すことないかな?」

 ニッコリ微笑む。

 ミユキはただ、それに顔を赤くしているばかりだった。

 くそ、自分も夜空に願いを込めれば良かった。変なフラグたてないでと。

 ルーチェ、もう間もなく開店であります。

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