大深度掘削の問題 ~温泉がなくなる~
平成以降の大深度掘削技術の普及で温泉施設は日本中に大幅に増えましたよね。
温泉につかって、ゆっくり休む。これって日本人にとっては昔ながらの娯楽であり、保養の大定番ですよね。
さて、そんな温泉が減ってる。
最近はニュースでも良くみますよねー。
かなり前の話になりますが有名温泉旅館で湯量減少で入浴剤偽装なんてありましたよね。
奴隷の住んでいる地域は月々の区費の支払いで共同の温泉浴場を使えるんですが、寒いことを差し引いても最近はとっても温くなりましてね。
うちの地域でも影響あるのかなーと。
さて、大深度掘削。
これは地下1000メートル以下まで掘り下げて地下水を汲み上げる方法ですね。
地下水は凡そ100メートル下がる毎に3℃前後上がるとされてますので、1000メートルまで掘ると、だいたい40℃くらいにはなるんだそうです。
ですが、この深さの地下水って、かなり長い時間をかけてためられたものなんですよね。
自然に自噴しているようなところと違い、人口的に汲み上げる上に、通常の雨などだけでは補給が間に合わないんですよね。
さて、東京はもとは湿原ですから地下水位が高いんですが、工事用水などで地下水を汲み上げ過ぎておきたのは、地盤沈下でした。
だからこそ、東京では地下水の汲み上げには規制がありますが、そのことが反対に地下水位を上げて、地下構造物の劣化スピードを上げてるそうですね。
地下開発でも当然吹き出す地下水が大問題なんだとか。
反対に地方の温泉地では汲み上げ過ぎた地下水で温泉が枯渇している。
そうかと思えば地下水源を保ってくれる森林を切り倒し、開発を山林のすぐそばまで広げたあげくに土砂崩れを誘発する。
自然を利用するのは良いのですが、自分たちの後の世代にそれを残してあげることを考えいかなければと思いますよね。
感想お待ちしてまーすщ(゜д゜щ)カモーン