表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/8

した→たび   題名:夜の船旅

 

 おやすみなさい


 終わりの挨拶が 始まりの合図だ


 僕は冒険の用意を抱え やわらかい船に乗り込んだ


 おひさまの匂いに包まれて 最終確認


 お気に入りのタオルに パジャマ 


 ラベンダーのポプラ 船員のクマ、ジャック副隊長


 そして大事な宝の地図を 枕の下に


 目を閉じて 夜の海をこぎだした


 ここには僕らだけが浮かぶ 星屑が舞い降り注ぐ 


 霧を吐き出す先生も 山のてっぺんのあの子だって

 

 来れないよ だって僕だけの世界なんだから


 このままここにいたいけれど


 暖かな光で引き上げられてしまう


 今だけ この時だけは

 

 僕だけでいさせてほしいんだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ