ロリ体系キタコレ
予想以上に時間がかかった。だってGE2が面白いんだもん。俺は悪くねー!
・・・はい完璧に俺が悪いですね(笑)ごめんなさい。
次回は1週間後になるかもしれません。
俺達が話してるうちに、いつの間にか高校に着いていた。
「いつ見てもここはでかいな」
俺が素直な感想を言っていると横から茂が、
「まぁそりゃ~な・・ここは日本でも一二を争うほどの名門高やからな~」
そう、ここは日本でも一二を争うほどの名門校で春になると桜が咲き乱れるということから、桜ヶ丘高等学校という名前になったらしい、だがそれはあくまで仮説であり本当の名前の由来は俺は知らない
「ねーなんだか少し周りから視線を感じるんだけど・・」
声を低くして冬華が俺と茂に不安げな瞳で見つめながら聞いてきた。
確かに冬華が言うとおりすれ違う人がこっちを見ているきがする・・・というよりすれ違う人のほとんどが冬華を見ていた。
「まあそりゃあ見られるよ、だって冬華ちゃんすごいかわいいもん。」
「え?」
見事に俺と冬華の声がかぶった。
「お前らいつも一緒にいるからわからないかもしんないけど、冬華ちゃんって普通にすげ~かわいいよ?だって目の色が翡翠色だけでかなり目立つのにその上、ボン・キュッ・キュだし顔立ちもすごく整ってるとまさに絵に描いたような美少女だもん」
冬華は途中なにを言っているのかわからないようだったのか頭の上に?マークを浮かべている
俺は、冬華は確かにかわいいと思っていたが周りから見たらそう見えるんだな~と思いつつ
そういえば中学の頃よく男子に告白されてたな~など考えていた。
前もって知らされていたクラス(1-B組だった)へと俺達が行く最中ふと人だかりができているのが見え、よく目を凝らしてみると人だかりの中央にすごく美人な人がいるのが見えた。
髪は黒色で長く、瞳も黒色と言うより漆黒やら暗黒と表現したほうがいいような色だった
スタイルも抜群で身長も俺と同じくらいだという事が遠目から見てわかった。すこし見ていたら彼女が
こちらを見て少し微笑んだような気がする。
「ね~風どうかしたの?」
冬華が、俺が立ち止まったのを見て、不思議に思ったのか冬華も立ち止まりこちらを見て聞いてきた。
「ん?あ~いや、なんでもない」
俺は軽く誤魔化すと再び1-Bにむかって歩きだした。後ろから茂がニヤニヤしながらついてきたので軽く鳩尾に肘打ちを決めておいた。
俺達3人が教室に入るとすでに教室には、ほとんどの人達が集まっていた。
扉の音を聞いて何人かがこちらを見るとみんな歓喜の声を上げていた「うおっ!あの子すげーかわいいじゃん」「あの男誰?まさかあの子の彼氏とか?」「あのすれ違った子、このクラスだったんだ」などなどみな色々な反応をしている。
「どうしよう風、私なんか目立ってるよ~」
冬華が俺の後ろに隠れながら震えた声で言ってきた。なにこの子、本当にかわいいんだけど。と考えつつ
「え~と、とりいあえず自分の席に行って荷物置こうか」
教卓の方を見たところ壁に時計があり時間を見るとまだ時間は8:45分であり新入生の開会式までまだ1時間ほど時間があった。とりあえず俺は、自分の席に行き鞄を置いた。
席は教室の一番後ろで窓際だった。そこで一息ついている俺の前の席に座っていた小さな女の子がこっちを向いて、
「私の名前は古川小姫、あなたは?」
突然話かけられたことに反応できなかった俺に対してどうかしたのかと思ったのか小姫と名乗る人物は頭に?を浮かべている
「あ・・・あ~俺は西宮風だ」
俺は急いで自己紹介をした。
「へ~風っていうんだ・・・じゃあ風君だね♪」
「あ・・ああ」
「あのさ~ちょっと聞きたいんだけど風君と一緒に入ってきたすごくかわいい女の子って風君の彼女?」
俺は一緒に入ってきたというのと、すごくかわいいで冬華だと瞬時に判断した。
「いや、冬華は彼女じゃなくて幼馴染だ」
そういうと小姫は少し悩んでいるそぶりを見せる
その間に俺は小姫を観察した。体格は冬華より低い、というか小学生レベルだ・・・というか世間一般でいうロリ体系。瞳の色は薄紫で、髪型はツーサイドアップ。髪の色は薄いピンク色だった。
俺が見ていることにきずいたのか小姫が、なに?と軽く首を傾げてきた。なに?この生き物すごくかわいい。
さっきもこんなことを思ったきがするが、仕方がない・・・だって本当にかわいいんだもん。
俺が小姫のかわいさに悶えていると横から俺を呼ぶ声が・・・
「お~い風ってお前どうしたんだ?」
「え?え~とな、まぁいいだろう!っと」
俺は軽く自分の奇行を誤魔化した後小姫さんの方を向いて
「小姫さん。俺の横にいる男は小学校からの友人で見た目は不良っぽいですが、根は良いやつなんで仲良くしてやってください。」
俺は軽く隣にいる茂の自己紹介をした。
「誰が不良っぽいねん」
と軽く茂がつっこんできたが気にしません。
「あ、古川小姫です。よろしくお願いします。」
ふと、俺は気になったことがあった
「茂、冬華は?」
そう聞いた後俺が軽く教室を見回すと教室の真ん中辺りに人だかりができていた。おそらく冬華が質問攻めにあっているのだろう。
俺は軽く冬華を助けに行くことにした。