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女王は地下帝国で野望を求む  作者: K4Y9
2章 始動
10/14

10. 今、私ができること

昨日中にこの回を投稿する予定だったけど、途中で寝落ちしちゃた。(*ノω・*)テヘ

いつもよりちょっと短いです。

〜site ??地下〜



私は、無意識のうちに産卵スキルを使用しようとしていた。



不思議なことに、この体になってから初めて使うはずなのだがスキルの使い方が()()()()()()()()のだ。


本能に刷り込まれている…そう感じさせるほど私は迷わなかった。


「 産卵 スキル使用!」



しかし、スキルを使用した瞬間…



「…!?うあっ…」

私の意識は闇に沈んだ…




………




少しして頭が割れんばかりの痛みで目が覚めた、私は慣れない痛みの頭痛に苛まれた。



(あ゙ぁー頭痛い頭痛い頭痛い頭痛い頭痛い頭痛いぃ!)

この地獄のような状態は十分以上続いた。




…十数分後…




頭痛が幾分かましになった頃、私は自分の身に何が起きたのかを考えていた。

「あの頭痛…なんだったんだろう?原因は産卵スキルを使ったからなんだけど、なんで痛くなったんだろう?」



そう考えていた私は…一つの仮説に至った。

「…まだ、分かってる情報が少ないからはっきりとは言えないけど。

もしかしてスキル消費量に対して私の魔力が足りなかった…とか?」

考えたくはないが、十分に考えられる理由だった。


「とりあえず、産卵は当分の間封印しておこう。…嗚呼私の野望が」

納得はできていないが、そうする他なかった。



「……何しようかな」

することがなくなってしまった私はそう独り言ちた。


転生してからここまで、ファータの言葉やその場その場の惰性で行動していた私は。

この時、転生してから初めて何もしない時間を過ごした。


そうしていると…



「あっ、…お腹すいた」

私は空腹感を感じ始めた。


さきほどまでは、頭が目の前で起きているファンタジックな現象に集中し、空腹などを感じる余裕がなかったが。することがなくなり、何もしない時間が発生した今。

ようやく頭が自身は空腹であると、知覚し始めた。



私は、頭を切り替えた。

(……受動じゃダメだ。能動的に動くんだ…今この状況で、することがないなら何かすることを考えないとダメなんだ!そうじゃないと、私の野望は叶うことなく夢で終わってしまう!!)



憧れのあった異世界転生という現象に興奮していた熱は、自身の状況の確認とともに冷めていき。今の私の脳内では興奮の代わりに、今を生きる…もとい冷静な野望(もくひょう)の達成を目指すための思考が回り始めていた。


(…私が今するべきなのは、まず食料を集めること。死んでしまったら野望を叶えるなんて想うことすらできないんだ!)

考えはまとまった。



私は自分を鼓舞するように言った。

「……………よし、この体についての確認も終わってる。野望に向けて、まずは食料探しだー!!」

私は食料を探し始めようとしていた。

すると…



<繝輔ぃ繝シ繧ソ神 よりスキルを受け取りました>

・探知Lv1 new

・進化紀行Lv1 new



謎のスキルを受けとった。

今回で、7回の「神様からの贈り物」の最後に追いつきました。

主人公は転生後に色々あったので、ファータのお詫びスキルについて頭から抜けてしまっています。

次回もお楽しみに(^.^)/~~~

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