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俺の同居人は異世界から来た王女で電気が怖いらしい

作者: たまユウ

後書きに細かい設定を書いてます!

風呂場を開けたら、知らない美少女が湯船に浸かってた。


……え、なにそれホラー? 夢オチ? ドッキリ?


「貴様ッ、何者だッ! 王族の入浴を覗くとは万死に値する!」


バシャァ!っとお湯を蹴立(けた)てて立ち上がった彼女は、タオル一枚、金髪ふわふわ、頭に王冠。

いや、なにこのファンタジー全開のビジュアル。というか誰だよ。


「……ここ、俺の家なんだけど?」


「黙れ! この時空に降り立った直後から不快な“雷の気”が満ちていたが、貴様がその主か!」


「うん?浴室灯のこと?いや、それ雷じゃなくて電気な。あと、誰が主だよ! 俺はただ風呂に入りに来ただけなんだってば!」


意味不明な単語が次々飛んでくるけど、とにかく今、俺の風呂にどっかの王女っぽい人が侵入してるという事実だけははっきりしている。よく見たら転移装置?の部品の破片らしきものも転がっていた。


ああ、これが噂の異世界転移ってやつか……

いや、そんな簡単に納得できるか!!




「ふむ……」


それから数分後。

湯上がりのバスタオル王女(服は俺のスウェット上下を貸した)が、居間の座布団にドカッと座り、腕を組んでうなっている。


なんだかとんでもない光景を見てる気がする。正直、母親が長期出張中のタイミングで良かった。もし居たら絶対びっくりして腰抜かすだろうな。

とりあえず俺は彼女の正面のソファに座って麦茶を差し出した。


「ありがとう、この赤茶色の飲料……不思議と、落ち着く味だな。魔力の巡りが整う」


「いや普通の麦茶だけどな」


こっちは混乱が治まらない。さっきから話がぶっ飛びすぎてて、どこからツッコんでいいのかわからん。


とりあえず今わかってるのはこうだ。


・彼女の名前はエレシア・フォン・アルテリア

・自称“異世界の王女”

・謎の魔導装置の暴走で“こちらの世界”に飛ばされた

・元の世界に戻る方法はまだわからない

・なぜか俺の風呂場に転移した

・あと電気が嫌い


「この住居、あちこちから“雷の気”が漂っている……これは封印指定されるレベルの呪域だぞ」


「電気だってば。お前が怖がってるの、ただの電化製品な」


エレシアはさっきから部屋のあらゆるものをジロジロ見ては「呪具か!?」「敵か!?」と騒いでいる。


さっきなんて——


「ッ!? この黒き物体……ぬっ!?」


そう言って、俺のスマホをつかんだ瞬間、

Siriが「ご用件はなんでしょうか?」と喋っただけで——


「喋ったァァァ!! 小型精霊か!? こやつ、魂を吸おうとしておるのか!!」


そのまま投げた。全力で壁に。

あれ俺のスマホね。高校生には割と高級品なんだけどね。


「頼むから慣れてくれ、電気に……!」


「無理だ! あれはなんだ! 白い箱にパンを入れたと思ったら雷を撃っていた!」


「それはトースターね。焼いてるだけだよ!」


彼女の魔力は、地球ではどうやら使えないか、相当制限されているらしい。

それでも料理とかは意外と素直に教わって、ラーメンにはまり、麦茶をがぶ飲みしてた。

何だかんだで適応力はある。



そして——



「……すまないが、しばらく、ここに置いてもらえぬか?」


「……は?」


突然、正座して頭を下げられた。


「この世界で頼れる者は、今のところおぬししかおらぬ。王族としての礼儀も恩義も、必ず返す。しばしの間、厄介になりたい」


「いやいやいや、ちょっと待ってくれって。俺、ただの高校生なんだけど!?」


「よいではないか。異世界の王女に仕える機会など、そうあるものではなかろう」


「何で上からなんだよ!」


「私は王女じゃからのう。そういえば、おぬし名はなんというのだ?」


「確かに王女だから普通なのか…。そういえば名前は言ってなかったっけ。俺の名前は黒川悠真(くろかわゆうま)だ。まあ、どこにも行くあてもないだろうし…、これからよろしくな」


「ありがとう!悠真。これからよろしく頼むぞ」


こうして俺は、金髪でプライドが高くて電気が大の苦手な“異世界の王女”と、まさかの同居生活を始めることになった。


……ちなみに、初日の夜。


ドライヤーの「ブォォォォォォ」という音に絶叫して、風呂場から飛び出してきた彼女が、びしょ濡れのまま俺に抱きついたのは、また別の話である。



―・―・―



「で、何だこの黒い山は……」


翌朝、台所に入った俺は、テーブルの上に積まれた“黒い物体”を見て絶句した。


「焼いたのだ、パンを」


エレシアは得意げに胸を張って言った。

その背後には、使い倒されたトースターがうっすら焦げている。


「……何枚焼いた?」


「数えていない。だがこの“雷の箱”を制することで、私はまた一歩、地球に適応したぞ。感謝するがよい、悠真!」


「いやいや、トースターに謝った方がいいわ! 焦げてるぞ!」


「焼け焦がすまでが雷術ではないのか!?」


「違ぇよ!!」


俺は慌てて電源を抜いた。コンセントから「プスン」という音がして、ようやくこのパン祭りは終了した。


「……でもまあ、ちゃんと使えたのは偉いか」


「ふふん、当然だ。王女たるもの、一度敗れた敵には必ずリベンジする」


昨日の夜、「ドライヤー=雷獣」のトラウマで泣きそうになっていたとは思えないほどのドヤ顔である。


それにしても、こうして電気製品に慣れていく彼女を見ると、ちょっとだけ嬉しい気持ちになる。


「……なに、見ておる」


「いや、別に」


「あやしいな。そなた、もしかして私に心奪われておるのでは?」


「んなわけあるか!」


「ふむ、ならばこのパン——《雷の祝福トースト》を賜るがよい!」


「そのネーミングセンス何とかしろォ!」


そう叫んだ直後、エレシアが差し出したパンを一口食べる。


……真っ黒なのにカリッとしてて、何故かちゃんと美味い。


「……上手いな」


「ふふ、そうだろ。また食わせてやってもよいぞ」


「何様だよお前……いや王女だったな」


「そうだぞ? 王女様である」


得意げに笑う彼女を見て、思う。


……やっぱ、変なやつだな。だけど。


(まあ、しばらくこの生活も……悪くないかもな)





「制服とは……思ったより布地が少ないな。王宮なら侍女が気絶しておる」


「いやそれ地味な方なんだけど!?」


朝の玄関。

制服に身を包んだエレシアが、鏡の前でクルッと一回転していた。


金髪と青いリボンがひらりと舞う。

普段のゴージャスな魔法使いみたいな格好と比べると、めちゃくちゃ普通……のはずなのに、本人が纏う空気のせいで、完全にRPGのラスボス前座みたいになってる。


「似合ってるけど……目立つなあ。変なこと言うなよ? そもそも“親戚の留学生”って設定で通してんだからな」


「心得ておる。“地球”では身分を伏せ、慎ましく生きよ、であろう? まかせておけ」


(フラグ立ったな)


予想通りというか、予想以上というか——

学校に着いた途端、エレシアは周囲の視線を一点に集中させた。


「うお……なんかすごい美人来たぞ」

「モデル? ハーフ? 女優?」

「ていうか背筋ピンすぎん?」


あちこちからヒソヒソ声。中には動画を撮り始めてるやつまでいる。


「ふむ……民の注目を集めるのは、王族の宿命よな」

「いいからその“王族”感、今すぐオフれ!」


教室に入っても、その勢いは止まらなかった。


「みな、はじめまして。エレシア=フォン=アルテ……ではなかった。えーと……」


俺と目が合う。


「エレシア・クロカワ、であったな?」


「勝手に俺の姓使ってんじゃねえよ!!」


案の定、席に着いた後も男子がワラワラ寄ってくる。


「エレシアさんってどこの国の人? え、ヨーロッパ?」

「スマホ持ってないの? 教えてあげよっか?(ニヤ)」

「てか、もし良かったら放課後——」


バチィッ


突然、空気がピリッとした。誰も触れてないのに、近くの蛍光灯が一瞬だけ光を強める。


その瞬間、エレシアがニコリともせず静かに言った。


「……雷の精霊は、あまり機嫌がよろしくないようだ。騒ぎ立てれば、誰に落ちるかは分からぬぞ?」


……誰も彼女に声をかけなくなった。


「いや威嚇すんなって!」


「慎ましく振る舞ったぞ? そなたの指示通り」


「真顔で雷落とす発言するのやめろ!?」


それでも、彼女はクラスの隅っこで、意外なほどおとなしく授業を受けていた。


先生の話にいちいち「ふむ、なるほど」と頷き、プリントに真剣な顔でペンを走らせる。

字はちょっとクセあるけど、読み書きは言語解析の魔法を使って普通にできているようだった。


休み時間になると、俺の隣に当然のように座ってきて言った。


「この“現代文”という授業、なかなか興味深い。人の心を紡ぐ術は、魔術と同じくらい奥深いな」


「……へえ、意外と真面目なんだな」


「王女だからな!」


「やっぱそれ言うんだ」


窓の外は、すっかり春めいていて。

陽射しの中にいるエレシアは、やっぱり、ちょっと浮いて見えた。


でも、こうして普通に笑ってると——

なんだか、俺と同じ“普通の高校生”みたいに見えるのが、不思議だった。




―・―・―




月日が流れたある日。


「さて、みんな、今日の課題はこの映像を見て感想を書いてもらいます」


先生がプロジェクターのスイッチを入れた瞬間——


「ブーーーーーーンッ!!」


プロジェクターから謎のノイズ音が鳴り始め、画面が激しくちらついた。


「うわ、やばくね?これ」

「あれ、止まらない……」


エレシアの目がパッと光った。


「これは……呪具が暴走しているのだな。雷の気が満ちておる」


机をバンと叩くと、彼女の掌から小さな光の玉が飛び出した。


「これで封印する!」


しかし、エレシアの魔力はまだ不安定で、光の玉は画面に当たる前に暴走したノイズに跳ね返され、プロジェクターはビシッと火花を散らした。


「キャーッ!」女子たちが悲鳴を上げる中、俺は咄嗟にエレシアの手を掴み引いた。


「だ、大丈夫か!?」

「ああ……すまぬ。魔力がまだ制御できぬ」


「ってかお前、普通に怒られるぞ!」


先生が慌ててプロジェクターの電源を切り、騒ぎは収まったが、教室の視線は完全に二人に注がれていた。


「……気にするな、悠真。そなたが傍にいてくれたから、落ち着けたのだ」


俺は顔が真っ赤になるのを感じた。


(え、今の何かデレた? 気のせいだよな?)


休み時間、エレシアは無言で俺の隣に座り、小さく呟いた。


「そなたと共にいる時間が、日に日に心地よくなってきている」


「……それ、なんて言うか、あれだろ?」


「……は?」


「好きってやつ」


エレシアの頬が一瞬だけ赤らんだ。


「そ、そんなこと王女が簡単に言うわけないだろ……」


でも、どこか嬉しそうに見えたのは、俺の気のせいだろうか。


「この世界は、難しいことばかりだな。だが、悠真よ。そなたの隣にいるならば、何とかなる気がする」


「そうか。俺も、エレシアがいると不思議と頑張れるんだ」


「ふふ、それでよい」


そう言って彼女は微笑んだ。不覚にも、その笑顔に心がドキドキしたのはエレシアには内緒にしておく。窓の外に差し込む春の陽光が、俺たちを包んでくれている気がした。





夜、俺の部屋に響く小さな音——。


魔導装置の破片が微かに光り、じわじわと動き出している。エレシアがこっちの世界に来てから、魔法を使い地道に魔導装置の修復をしていたらしい。それがついに完成したんだとさっき複雑そうな顔をした彼女から言われた。

目の前で、エレシアは装置前にして、静かに立ち尽くしている。


「帰らなければ……私は王女だから、ここには永遠に留まれない」


その言葉に、俺は胸が締めつけられるのを感じた。


「でも、まだこの世界でやり残したことがある」

「やり残したこと?」


俺が聞き返すと、エレシアが振り返る。その顔は、少しだけ照れたように微笑んでいた。


「それは、そなたともっと…、一緒にいたかった、ということだ」


その言葉が、俺の心の奥にずっとあった不安をかき立てた。


「……俺もだよ。お前と一緒にいる時間が、当たり前みたいに楽しくて、大事で……。でも、お前がいつか帰るって分かってるから、俺……」


言葉に詰まった。王女とただの高校生。住む世界が違うという現実が、喉の奥に突き刺さるようだ。


「悠真……」


エレシアの声が、どこか少し優しく響く。


「私が王女だから、何か問題があるのか?」


「問題しかないだろ! 住む世界も違うし、そらに俺なんかじゃ、お前にふさわしくないって……」


俺の言葉を聞いたエレシアは、少し驚いた顔をした後、ふっと息を吐いた。


「……それは私が決めることだ。王女である前に、私はエレシア・フォン・アルテリアだぞ。私の心が、そなたの隣が心地よいと告げている。それ以上の理由が必要か?」


エレシアの真っ直ぐな瞳を見て、俺の中の迷いが消し飛んだ。

もう誤魔化すのはやめだ。


「……決めた。俺、エレシアが好きだ」


俺は、はっきりと、言葉にした。


「王女様とか、異世界とか、いつか帰るとか、そんなの全部関係ない。俺は今、お前と一緒にいたい」


「な……ッ!?」


目の前で、エレシアの頬が一気に赤く染まった。


「ふ、不敬であるぞ! 王女たる私に、な、な、何を……!」


しどろもどろになりながらも、その口元が嬉しそうに綻んでいるのが見て取れた。

その時、俺たちの甘い空気を切り裂くように、魔導装置がひときわ強く「ピカッ!」と光った。


俺とエレシアは息を飲んで、装置を見つめる。エレシアは真剣な顔で破片を覗き込み、ふむ、と一つ頷いた。


「どうやら、帰還の門が開くまでには、まだ相当な時間がかかるようだ」

「え、そうなの?」

「うむ。この世界の“電気”という概念と私の魔力が複雑に干渉し合って、安定したゲートを構築できぬらしい。要するに……」


エレシアはもったいぶってから、俺に向き直って言った。


「そなたの家の電気が邪魔で、私はまだ帰れん!」


「俺の家のせいかよ!?」


予想外の結論に、俺はずっこけそうになった。

エレシアはそんな俺に構わず、ふふん、と得意げに胸を張る。


「まあ、よい! この装置は外には出せぬし門が開くその時まで、この私が、特別にそなたのそばにいてやる。王女に直接仕える栄誉、ありがたく思うがよい!」


「何でそんなに上からなんだよ……」


俺は呆れつつも、心の底から込み上げてくる喜びを隠せなかった。


「……まあ、よろしく頼むよ、王女様」

「うむ、苦しゅうないぞ、悠真!」



翌朝。

俺はキッチンに立ち、わざとらしく咳払いをして言った。

「王女様、本日の朝食は《雷の祝福トースト》でよろしかったでしょうか?」


「うむ、許可する!」


座布団の上でふんぞり返っていたエレシアが、すぐに不安げな顔で付け加える。


「……だが悠真よ、焼き加減はそなたに一任する。私はまだ、あの《雷の箱》と完全には和解できておらぬのだ」


昨日あれだけ強気だったのに、トースターにはまだちょっとビビっているらしい。その小物っぷりがおかしくて、俺は思わず吹き出した。


「了解。世界一うまいトースト、焼いてやるよ」


カリッと焼けたパンの香ばしい匂いが、部屋に広がる。俺たちはテーブルに向かい合って座り、一緒にトーストを頬張った。


(別れの時は、いつか来るのかもしれない)


俺は目の前で幸せそうにパンを食べるエレシアを見て思う。


(いつか来るその時まで、この騒がしくて愛おしい日常をただ大切にしよう)


「ふふ、やはりそなたの焼く《雷の祝福》は格別だな!」


得意げに笑う彼女を見て、俺もつられて笑ってしまった。



——どうかこの日々が、永遠でありますように





ここまでお読みいただきありがとうございました!

異世界ものと現代もののコラボは定番かと思いますが、いざ書くと難しいなと思いました、、


この作品は、随分前に設定を考えておりまして、正直今回の短編で書ききれなかった部分がありますので、後書きにて公開させていただきます…!


以下、設定です!


悠真の家族構成

母:黒川 由紀ゆき・41歳

シングルマザー。料理上手で明るい性格。旅行会社勤務。

現在は長期出張(地方拠点に数ヶ月単位で滞在)中のため、悠真は一人暮らし状態。

たまにビデオ通話で「ちゃんとご飯食べてる? 女の子の影とかない?(笑)」と軽く茶化す。


妹:黒川 千紘ちひろ・中学3年生

父親側の親戚の家に預けられており、普段は同居していない。

悠真と仲は良く、たまにLINEでやり取り。

エレシアの写真を見せたら「兄貴、何その超かわいい外国人!?」と大騒ぎしそう。


父:消息不明/離婚済み

悠真が小学生の頃に離婚。連絡はとっていない。

悠真は気にしてないように振る舞うが、実は「家族を守ること」に少し執着心がある。


異世界側の設定

エレシアのフルネームは、エレシア=フォン=アルテリア=クラリス

異世界「アルテリア王国」の第一王女

魔導技術の導入によって急成長していた国家だが、最近、魔導装置の暴走事故により「空間干渉」が発生 → その際にこちらの世界へ転移。


彼女の立場と心情

王族としての責任に悩みつつ、「自分の人生を生きる時間が欲しい」と心のどこかで願っていた。

異世界転移は事故だったが、彼女にとっては“偶然の自由”でもあり、戸惑いながらも悠真との日々に癒やされていく。

「異世界に戻れば、王女としての自分に戻らなければならない」自覚がある。


アルテリア王国の概要

国家体制は立憲王政に近い封建国家。魔術が発達している。



この話の続きを書くなら、悠真の家族(特に妹・千紘)とエレシアの絡みや異世界側くる刺客のお話など色々書けそうではあるかなと思いました!


設定も含めて、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました!

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