五日目(振り返り)
手術当日は書けなかったので、振り返りとして五日目のことを書きます。
五日目の朝、朝早くに起きて連載作品を描き終えてしまうと、いよいよ手術の時間が迫って来ました。
手術の前には当然不安などが高まるかと思いきや、むしろすごく落ち着いた心持ちでした。なるようになるしかない、そんな風に考え不安を捨てたのでしょう。
九時前に手術室に入り手術を受けます。全身麻酔したので、気づけば手術は終わっていました。
目が覚めてしばらくは当然ながら目が開けられなかったのですが、三時間ほど経ち目隠しの中で目を開けて驚いたものです。
だって色が見えているのですから。
事前には数日間目が塞がると言われていたのに、手術からたったの五時間ほどで見えるようになっていました。
なんというか、びっくりするとともに正直拍子抜けです。数日間見えなくなる覚悟はあったのに。でも手術が成功したっぽいことは、非常に喜ばしいことでありました。
まあ、感動とかは一切ありませんでしたけどね(笑)
本当に成功したのか、これからどうしていくのかはまだわかりません。六日目に医師から詳しく話を聞く予定です。
ともあれひとまずは多少視力があることに安心です。まだ劇的に回復した実感はありませんが、今まで通りの生活くらいなら送れるのではないかと、自分では思っています。
ちなみに余談ですが全身麻酔の関係で丸一日食べていなかったせいもあり、夕食の相変わらずの多さに驚きました。まあ、全部食べられましたがさすがにちょっときつかったですね。
おそらく退院まで後二、三日。それまでの間、ゆっくりめに過ごそうと思います。やはり相変わらず動き回れないのはしんどいですがとりあえずは我慢ということでもう残りの入院生活も頑張ります!