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妖怪の叙事詩  作者: 妖叙 九十
第二章 六界王
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第二十一節 グラファイトの行方 前編

 もう自然も見飽きた。最初は森に転移し、それからも木々は見続けてきた。それでも僕はいま、自然に囲まれている。もう二日目だ。

 エノさんやテュプルさんと別れ、僕は一人、ワインサインを後にした。目指すは氷界城だが、辿りつくには国を二つ経由しなければならない。細かく分けると、村を三つと都市を五つだ。氷界城到着するころには、一年半くらい経っているようだ。全部エノさんから聞いた。


 それと、もしかしてエノさんも氷界王への旅を手伝ってくれないかなと思って聞いてみると、答えはノーだった。闇界王と氷界王の戦いに巻き込まれたくないと、テュプルを死なせたくないと、そういう理由だった。ゆえに彼女たちは素性を隠していたのか。強い相手と戦いたいならとも思ったが、闇界王の魔王軍と氷界王は次元が違うらしい。土界王は倒したらしいのに。


 一年半か。現時点でも焦っているのに待ってはいられない。しかし、いままで話してきた人たちのほとんどに妻の情報を渡し、ワインサインでも聞き込みをしたが、僕の求めている反応はなかった。

 誰も見ていないのだ、妻たちを。

 だから仕方がない、一年半でも十年でも百年でも、死ぬまで妻たちを探し続けるしかない。


 しかし、もしかすると本当に、妻たちはほかの世界に転移したのかもしれない。ここに来てすぐに死んでしまったのかもしれない。一人で居るとどうにもネガティブに考えてしまう、悪い癖だ。きっと大丈夫、ほかの世界に転移しても生きているなら、どうにか僕を探し出してくれる。一番弱い僕が無事なんだから、強い彼女たちは大丈夫。全部大丈夫。


 この世界に来てから、この繰り返しだ。何度考えても不安になって、不安を打ち砕こうとして、結局また不安になる。思考で感情は誤魔化せない。出口のない迷路に閉じ込められた気分だ。

 もっと別のことを考えよう。


 そうだ、この地域の魔獣はどうにもやりにくい。対策を練らなければならない。

 魔窟に地域差はないようだが、こういう人里から離れるともう見たことのないのが居る。ジェンルとかホーンスクワールとかウィスカーウルフとか一切出ない。

 ここら辺のは、弱いくせに狡賢い生態をしているのが多い。もっと言うなら、最悪なことに虫の魔獣が多い。

 木の根に擬態するでかい芋虫、地中から足を狙ってくるミミズ。でもカブトムシみたいな魔獣は格好よかった。鎧のように、硬く銀色に輝くもので体を覆い、ツノはさながら刀のようだった。

 ま、カブトムシは置いといて、攻撃されるまで認識できない敵っていうのは本当に嫌なものだ。魔力を察知してくるとかずるい、虫でもできんのに僕はできないし。エノさんやリリーさんは気配が読めるようだが、僕にはそういう技術もない。感は鋭いと自負してるが、最近それも怪しいな。


「あ」


 考えながら歩いていると、狐みたいな生物が居た。たぶん狐だと思う、魔獣ではないと思うけど、見慣れた姿だし。元の世界でも、冬になるとよく見かけたものだ。妖怪にも狐は多い、僕にとっては馴染み深い生物だ。

 まだ二日目だが、色んな生物を見た。魔獣以外の。鹿も居たし、熊も居た。いくら僕が魔剣持ってると言っても熊は怖いからやり過ごしたが。

 そんなことより、普通の動物が結構居るんだ。対して魔獣は少ないしそう強くもない。つまり、ここは魔力が薄い場所なんじゃないだろうか。魔獣は魔力が濃い場所に発生するって話だし、動物だって食うかもしれない。だから動物が多いとこは魔力が薄い。

 いや、どうだろう。魔獣は魔力が高い生物を狙うらしいしな、動物が魔力に適応した姿が魔獣なのだから、動物は魔力が少ないのだろう、そしたら食われないか。


 はっきり言って、あんまり興味ないな。この世界に興味がない、当たり前の話だ。妻と僕を離れ離れにする世界なんて嫌いだ。生きるために必要な知識とはいえ、関心がないことを考えるのはつまらない。


 もし、妻たちに再会できたらペットでも飼おうかな。僕は生き物を育てる知識が薄いから、命の責任を持つことはできないが、七愛あたりはペット飼ってたし知識もあるだろう。僕一人じゃ荷が重い。

 同様の理由で、馬を使って旅をすることは諦めた。馬だって病気にかかれば怪我もする、そういうときにただなにもできずに見ているなんてかわいそうだ。馬が人参以外になにを好んで食べるのかさえ知らないし。治療魔術も使えるが、僕のはかすり傷を直すのが関の山だ。歩くのが一番いい。


 強化魔術を使って高速で移動するのも考えたが、フェリルーンとて無尽蔵の魔力を持っているわけではない、いざというときに魔力を使えなかったら困るから、普通に歩く。

 しかし、寝る前には素振りも腕立て伏せも魔術の練習もイメトレもする。エノさんからもらった知恵を無駄にしちゃいけないし、強くならなくてはいけない。寝て起きるころには、フェリルーンの魔力も回復してることだし。


 まだまだ思考のネタは尽きなかった、考えては歩いて、歩いては疲れて、疲れては休憩し、休憩しては水や保存食を消耗した。予定よりも早く食料が尽きたらどうしよう、いま向かっているところはとりあえず村だ、村にて食料を補充し、また次を目指す。


「けて……くれ」


 気の長い計画に嫌気が差しながら歩き続けていると、人間のようなかすれ声が聞こえた。こういう魔獣も居るのか、ここの魔獣は人を騙す天才だからなぁ、聞こえたのも僕の目指してる方向じゃないし、放っておくか? 赤ちゃんの泣き声だと思って助けに行ったら、オーガの出産でした、なんて話もあるしな。僕の実体験だけどな。

 いや、やっぱり万が一にも人だったら困るな……万が一っていうか、その確立のほうが高いかな。木々に囲まれているから、欠片眼(フラグメント・チップ)からの上空視点で探るわけにもいかん。しょうがない、人間相手なら恩を売ってなにかに役立ってもらおう。魔獣だったら殺そう。偽アレクトだったらいたぶってやろう。


 強化魔術を使い、声のした方向へ走る。藪も弾き飛ばし、一直線に走った。すると、見たことのない男が寝転んでいた。手綱が付けられた馬も居る、おそらくあの男の馬なのだろう、心配しているかのように彼の様子を伺っていた。さて、彼は冒険者だろうか、旅人だろうか、商人だろうか。まあそんなのは直接聞けばいいか。


「どうしましたか?」


 男に駆け寄り、話しかけてみる。目を瞑っていたが、さっきまで声を出していたんだから寝ているわけでも気絶しているわけでもないだろう。返事を待とう。


「あの?」

「あぁ……幻聴かと思った……」


 男は目を見開き、言葉を発した。安心したような表情を浮かべている、が、すぐに歪める。どこか痛いのだろうか。


「助かるよ……馬がワモーに引っかかって、落馬したんだ」


 落馬か、落馬で回復不能になるほどの重傷を負うなどと言う話はよくニュースで見たものだ、まさか全身不随とかじゃないだろうな、僕の治療魔術じゃどうしようもないぞ。


「どこか怪我なされたんですか?」

「う、うん。どうやら右腕と両足が折れてるみたいで、俺は治療魔術が苦手だから……もう三日もこの状態なんだ、マッスルは怪我しなかったみたいで安心したけど」


 マッスルってなんだろう。筋肉が無事なのか? ワモーもわからない。だが、男の状態はわかった。僕じゃ治療はできないな。


「すみません、ちゃんと理解したいので聞きますけど、ワモーとマッスルってなんですか?」


 今聞くことでもないと思うが、いま聞かなきゃ忘れちゃいそうだし、マッスル……さん? に至っては人かもしれない。


「ごめん、ワモーっていうのは木の根によく似た魔獣で、マッスルはこの馬です」


 男が馬を撫でながら説明してくれた。ちょっとは落ち着いたみたいだ。さっきまで少しうつろだったように見えた。

 しかしあの芋虫か。擬態した魔獣ワモーに馬が気づかずに引っかかり、マッスルなる馬は転倒かなんかしたんだ。それでこの男は怪我して、もう三日もまともに動けない状態が続いてる。が、マッスルが無事だったのは本当に幸運だな。僕に出会えたこともだ。


「僕はこの先の村を目指しているのですが、よろしければそこまでご一緒しましょうか?」

「助けてくれるんですか!? 俺、たぶんその村から来たんです!」


 男をこのマッスルに乗せて、っていうかそろそろ名前を聞いておきたいな。


「僕は長内王雅です、発音はお、う、がで。名前は王雅のほうです、あなたの名前は?」

「俺はオッガ、本当にありがとうございます、オウガさん。命の恩人です」

「お礼を言うのは、村に着いたときで」


 オウガとオッガ、似てるな。いまはそんなこといいか。

 オッガさんをマッスルに乗せて、僕が誘導する。さすがに背負って村まで行くのはつらすぎる、つまりマッスルが居てこそ助けられるということだ。もし手綱が握れるくらいまでオッガさんが回復したら僕も早く移動できる。問題はどうやって乗せるかだが、強化魔術があれば大丈夫だろう。


「このまま食料が尽きて、動けないまま死ぬのかと思ってたんです。雷神さまの導きと、オウガさんに感謝します」

「いえいえ、敬語はやめてください。僕はたまたま通りかかっただけなので」


 あ、この言い方だと雷神さまの導きとやらを否定していると取られるかな。いいや、雷神さまは僕と妻たちを会わせてはくれないからね、僕は雷神教じゃないし。


「そんな……オウガさんは恩人なのに」

「いいですから。気休め程度にしかなりませんが、治療魔術かけますよ」


 魔術は自分にかけるか他人にかけるかで詠唱がちょっと違う、感覚も違う。他人にかけるほうが難しいんだ、集中させてくれ。

 彼のズボンをまくり、骨折した箇所を探る。一目瞭然だ、変色しパンパンに腫れている。


「少し触ります、痛くても我慢してください。ラー、ドーグ、ハーケ、メディカル・ラン」


 治療魔術を患部に二回ずつ繰り返した。ちょっと表情が和らいだので、効果はあったのだろう。腫れはまったく引いてないが。

 さらに、強化魔術でオッガさんを軽々と持ち上げる。彼は僕より身長が高いのに、紙みたいに軽くなった。これがあれば、元の世界に戻っても肉体労働が楽々できるのではないだろうか。でもフェリルーン持ってたら銃刀法違反で捕まるか。魔力さえ僕の体に宿っていれば、フェリルーンと自分の魔力で使い分けられたのに。


「さてマッスル、行こうか。オッガさんは落ちないように気を付けてください。振動でかなり痛むと思いますが、我慢できなくなったら休みましょう」


 僕は骨折したことないから、どこまで大丈夫でどこから大丈夫じゃないのかよくわからない。本当に言ってくれなきゃずっと移動し続けることになる、やせ我慢はしないでほしいな。しかし恩人と思っているようだし言い出しづらいか。こまめに休憩を入れよう。


 僕が先頭を歩き、マッスルも追従してくれた。賢い馬だ、と思っているとオッガさんが強化魔術を詠唱した。


「え? 詠唱なんでですか?」


 突然のことで言葉がおかしくなった。


「こうすると、痛みがかなり和らぐんだ」


 そういうものなのか、ていうかそうしていれば移動できたんじゃないか? いや、できるならやってるか。でもマッスルに乗ってる状況で使えば和らぐんだからやっぱり大丈夫じゃないの? そもそも乗るのが無理か? あ、わかった。うまく乗れたとして、移動しても魔獣に出くわしたらなにもできないんだ。つまり僕の役目は護衛か。魔獣が弱いなら大丈夫だと思うが、守りながら戦うなんてやったことないぞ。


「オウガさんは、どうしてマッスルに乗らないで歩いて……?」


 すごく言いづらそうに問いかけてきた。かっこつけて、君を守るためにこのほうがいいとか言ってみようかな。いや、正直に言おう、ださいと思われても構わない。


「乗馬経験がないもので。後ろになら乗ったことはありますが、それでも怖かったんですよね」

「あ、あ……オウガさんなら、すぐに乗れるようになると思う……よ」


 フォローが下手すぎる。言葉が泳ぎすぎだ。でも、素直で気が使えるいい人ということはわかった。こういう人でよかった、乱暴だったり状況を弁えない人だったら嫌々護衛するはめになってた。もしかすると、気が立って見捨ててしまったかもしれない。


「オッガさんは、どうしてここに?」

「ワインサインに向かって、冒険者をやろうと思ってたんだ。村にも冒険者組合はあるけど、大きい依頼(リクエスト)は入ってこないし。こんなところで怪我してる俺にはまだ早かったって実感したよ……オウガさんは冒険者だよね? 情けない俺を笑わないでここまでしてくれて……」


 上京しようとしてた、ってことか。ワインサインはたしかに大きな都市だ、ムーリンと違って建築物には石が使われていて、頑丈な作りだった。だけど人や種族の多さはムーリンほどじゃなかった。魔獣の強さと冒険者の強さが比例するなら、たぶんムーリンのほうが上だ、量も質も。


「一応冒険者ですけど、訳あって旅をしています。人探しをしているんですよ、特徴はですね……」


 三人の特徴を伝えると、オッガさんは申し訳なさそうに首を捻った。やっぱり知らないか、期待はしてなかったけど。


「そうですか。あと、情けなくなんてないですよ、向上心があって格好いいと思いますよ」

「オウガさん……」


 本音だ。僕は受動的だが、彼は能動的なんだ。そんな人物に感謝され、感動したのかのような声で名を呼ばれる。なんだか嬉しいな、こういう対応されること少ないし。

 ん?


「あれ? なんで僕が冒険者ってわかったんですか?」

「その腰の剣、相当な業物だと思って……それに行商人なら必ず馬を連れるし、旅人ならこんな間抜けにここまで親切にしないよ。オウガさんが旅人だったとしても、きっと助けてくれるだろうけど」


 腰の剣。あぁ、鞄を背負っているから腰にフェリルーンをぶら下げているんだった。

 旅人って助けてくれないもんなのだろうか。旅人も冒険者も変わらないと思うが……そもそも言葉の意味もほぼ同じだ。昔は冒険者という言葉本来の意味だったらしいが、魔獣の脅威を目の当たりにしていまの冒険者システムができたんだっけか。これはローナさんに聞いた話だ。

 ローナさんで思い出した。冒険者は名誉ある職業だって言ってたな。

 じゃあ僕なら助けてくれるってどういう意味だ。もしかして僕を聖人かなんかだと思ってるのか。下心がないわけじゃないぞ。


「あれ、魔獣? オウガさん!」


 魔獣だと? さっそくお仕事か。ある程度近づくと、道の端にカブトムシの魔獣が居るのがわかった。


「シレス……かなり強いけど、魔術で援護します」


 避けては通れない位置に居るな。迂回したら道がわからなくなる可能性がある。僕は地図とかよく読めないし、単純な道を最短で通ったほうがいいんだ。あいつとは戦ったことがあるし、一人でも大丈夫だろう。


「いえ、一人でいいです。オッガさんは怪我人ですからね」


 そう伝えてから、僕はワインサインで買ったリュックのような鞄を下ろし、中身を漁った。オッガさんは困惑した表情でこちらを見ている。

 目当てのものを見つけた。小袋に入った白い粉だ。ワインサインで偶然見かけたのでこれも買ったのだ。元の世界では考えられないほど高価だったが、ないよりあるほうがいいからな。

 これを少しだけ手の甲へ乗せ、舐めとる。思考が冴えてくる気がして、集中力が上がる。僕はここ二日、戦うときは必ずこれを使っている。もはや中毒だ。


「オウガさん? それ、まさか……?」

「説明はあとにしましょう、気づかれました。アテ、アーグ、ハーケ、アクティブ・ラン」


 勝手にシルバーメタルビートルと呼んでいたが、本当はシレスという名前の魔獣らしい。絶対僕のほうが格好いいネーミングだと思うね、シレスもそう思うはずだ。

 そんな思いとは裏腹に、シレスのツノとフェリルーンがぶつかる。が、僕のほうが力は勝っている。シレスを押しのけ、簡単に横を取れた。そのまま胴体を切断した。フェリルーンの斬撃は使わない、あれも魔力を使うし、オッガさんのために魔力は温存しておきたいから。

 すぐに切断面に土をかける。どうやら虫みたいな魔獣は体液の匂いでほかの魔獣を呼ぶらしい。エノさんたちと別れるときに、これからはそういう魔獣が多いから注意しろと言われた。


 振り返ってオッガさんを見ると、失望したような、絶望したような、そんな表情を作っていた。そんなにみっともない戦い方をしただろうか、前よりもスムーズに倒せたんだけどなぁ。


「オウガさん……さっきの、舐めてた、あれは……?」


 そんなに驚くことだろうか。あ、まさか、まさかだが、とんでもない勘違いをされている? あれは僕に必要なものだよ。元の世界では日常的にまでとはいかんが、普通に摂取していてこっちじゃまったく摂取できていないものだよ。あれを舐めると集中力が上がったり、思考が冴えたりするんだよ。過激な摂取は病気や不健康に繋がるけどね。


「あれは砂糖ですよ。砂糖、知りませんか?」

「あ、砂糖……砂糖!?」


 砂糖でも驚かれるのか!?


「あんな高価なものをどうやって?」

「僕は強いですからね! 強い冒険者お金持ち!」

「え? ああ……そっか、そうだね……オウガさんは強いなぁ……」


 本当にフォロー下手だな! そんなやつには砂糖あげない!

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