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第六討伐班II  作者: ルクフ
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第六討伐班II最終章四十一話〜五十話

第六討伐班II最終章


一話~予測不能~


〈ダト〉「グラベラに聞いた結果どうだった?」

〈俺〉「お前は遊んでろ、

俺は理十霧の研究所に行く」

研究所に着く

〈俺〉「理十霧、グラベラから話しは」

〈理十〉「聞いてる、

しかしディラドルゴは最近発見された新種だ

もしあのコブから孵化した場合考えられるのは二つ

水中の環境に態様できずに死ぬか

生まれてすぐに水中に態様して

突然変異するかの2パターンだ

可能性は態様できずに死ぬ方が高い

先ず海水生物の大量死がディラドルゴによるものとは

根拠がない、

だが、もし本当に水中に態様できてたら

もう予測不能だ」

〈俺〉「海水に変化はあったか?」

〈理十〉「血の成分が増した

だが別のモンスターの可能性も捨てがたい

ただディラドルゴが子孫を残す方法は

尻尾の先端のコブに胎児を入れて

落として孵化させる以外考えられない」

〈俺〉「口から吐き出すって線は?」

〈理十〉「その場胎児は親の口より小さくなきゃいけない

生む際に口が広がるってのは頭の骨格状不可能だ」

〈俺〉「突然変異のディラドルゴ、もしくは

別のモンスター、どっちの方が厄介だ?」

〈理十〉「どっちもクソ厄介だ」

その時露亜から電話がかかってくる

〈露亜〉「緊急事態だ

変色したディラドルゴらしき生物が海から陸に上がってきた」

〈俺〉「理十霧、今の聞いたか?」

〈理十〉「グラベラの言ってた事は本当の様だ」


二話~衝撃~


急いで会社に向かう

全員揃ってる、、、

〈ルト〉「状況は?」

〈露亜〉「すでに他の班が戦闘してる

しかしダメージが通ってない様子」

〈デッ〉「どうするっ」

〈鬼狐〉「爆弾だ、奴を爆破すっぞ」

〈露亜〉「しかしそこらのC4じゃ効果は無いぞ」

テレビをつけるとディラドルゴは都心に接近してる

〈俺〉「このままじゃ国に大きなダメージが」

〈露亜〉「今他の班が起動をそらそうとしてる」

〈時雨〉「あーあー」

〈ダト〉「のんきに見てる場合かにゃ」

〈時雨〉「しょーがなーいなー

幻獣班って知ってる?」

〈ルト〉「あぁ、討伐班の切り札、だが

それは名前の通り都市伝説だ」

〈露亜〉「だが実際に存在してたら

隠したい情報だから都市伝説にするかもな」

〈俺〉「本当に、あるのか?」

〈露亜〉「、、、、企業秘密だ、、、

時雨、幻獣班を起動しろ」

〈時雨〉「はーいはーい」

時雨は電話する

数分後、、、、

〈時雨〉「今向かってるらしい」

〈鬼狐〉「おめぇ何もんだよ」

〈時雨〉「副業で第四幻獣班のリーダーやってまーす」

〈デッ〉「それでいつもサボってたのか」

〈俺〉「コレでディラドルゴの起動は逸れるか」

〈時雨〉「いや、」


三話~さらなる応援~


〈デッ〉「まだだ、そろそろ俺の知り合いが来る」

そうえばデットはマフィアだった

テレビにはマフィア達の戦闘機が映る

さらに翼竜に乗った者も

おそらく幻獣班だろう

グラベラに電話する

〈俺〉「グラベラ、俺の、、、」

〈グラ〉「何だ」

〈俺〉「俺の、、リスナー、、

一般人を巻き込んでいいか?」

〈グラ〉「何馬鹿な事を、だが場合が場合だ

生放送で全国のサバイバル勢に応援をもとめろ

サバイバル勢は死を覚悟してサバイバルをしてる

引き下がる奴はいないだろう」

カメラを回す

〈俺〉「サバイバル勢の皆さん、聞いてください

国を守、いや、害獣に全力で魂ぶつけろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

また炎上するよ、まぁ場合が場合だ

樂零からメールが来る、

〈樂零〉「戦えない奴は俺が避難させる

戦闘は任せた」

テレビから銃声が鳴り止まない

〈ルト〉「サバイバル勢に任せて大丈夫か?

あいつら戦闘に関しては素人だろ」

〈俺〉「戦闘の立ち回りはそこらの自衛隊より

優れてる、、、やつもいる」


四話~屈辱~


ディラドルゴが都心に足を踏み入れる

起動をそらせなかった

そうするとディラドルゴの羽が萎れていく

すると口から液体を噴射する

地面に大きな亀裂が入る

しかしそれでもうこの技は使えないはずだ

その時先輩から電話がかかってくる

〈レヲ〉「奴を拘束する準備が整った」

テレビにはディラドルゴめがけて巨大な槍が飛んでくる

しかし直ぐ振りほどかれる

また歩き始める、しかし少し弱ってる様だ

銃弾が聞いてる

軍やマフィアが用意した普通の銃弾は大して意味無いが

サバイバル勢の銃弾は大体猛毒が入ってる

麻痺、激痛、流血、腐食、効果は様々だ

やはりサバイバル勢を呼んで正解だったか

しかしディラドルゴは足を止めない

〈時雨〉「へーそうかー、

幻獣班が奴の体に細胞を食べる寄生虫を流し込んだみたい」

しかしディラドルゴは国の心臓であるミーティングタワーに

足を踏み入れるそして国の心臓は壊れる

クソッ、守れなかった

コレでこの国は死んだ

〈鑑露雨〉「まだ、死んでないよ」

鑑露雨の声が聞こえた

〈露亜〉「奴を殺すまで

この国も国民も死なせねぇよっ」

〈俺〉「そうだ、たとえリーダーが消えたとしても

仲間は残ってる」

ディラドルゴは崩れ落ちる様に倒れた、、、

ディラドルゴは穴とゆう穴から血を流してる

勝った、、、


五話~unknown討伐成功~


〈俺〉「勝った、、、のか?」

〈時雨〉「でも守るべき者は潰れたね」

〈グラ〉「いや、直ぐに再生するさ」

〈デッ〉「いつの間に!?」

〈グラ〉「今来たところだ」

〈理十〉「俺も来た、秋刄、ディラドルゴの

生死を確認するぞ」

〈俺〉「分かった」

ディラドルゴの元に向かう

到着する頃には寄生虫によって一部白骨化してる

血の色も毒によって変色してる

〈理十〉「これじゃぁ子孫を残す事が出来ないな」

〈俺〉「意外とオーバーキル

次に他に危険生物がいないかチェックだな

今回のunknown事件の様にダミーがいる可能性もあるし」

〈理十〉「ダミーはいないだろう、だが

危険生物は山程いる」

〈俺〉「そうだな」

〈理十〉「しかしディラドルゴは動物とゆうより植物だ

今回のディラドルゴは違うが」

〈俺〉「植物に脳があるとここまで被害が拡大するのか」

〈理十〉「さぁな、ただ、共存なんて無理なんだろうな」

〈俺〉「それがよう、」

俺は、この前の連休でBase storeに行き

新しい施設の写真を撮ってきた

〈俺〉「人間が自然を作り出してる事は知ってるか」

〈理十〉「しってる、この前テレビで流れてた

栽培や飼育目的で作られた施設、ユートピア、だろ」

〈俺〉「なんだ、知ってるのか、

でもお前が言う通り共存は出来ないだろうな

どこにいっても三角形に当てはめられる

人間同士でもそうだ」

〈理十〉「仕事のしすぎだ、

サバイバルしてこい」


六話~心臓を失った国~


今回のunknown事件で国は麻痺、、、

、、、、しなかった、、、

簡単な話だ、、、

無法地帯の多い国は

社会から投げ出された環境で独自に売買をし

独自に交易をし独自に他の無法地帯とつながる

ただ無法地帯が増えたなぁ、、、

まぁ国会がBase storeやサバイバル勢を放置してたのは

この為かもしれないな

まぁ法律は全部オジャンだがな

討伐班や研究班に幻獣班そして調査班が独立する

いい機会かもな、

ただ国からお金は降りてこないが

直ぐにリーダーシップの強い奴が

王者気取ってそっから国が作られていくだろう

まぁ国とか難しい話は不得意だがな

でも社畜の労働者が遊び呆けるいい機会だな

ただ外国に乗っ取られないか不安だな

っとゆう報告書を書いて上司に送ったら

ライターで燃やされたって動画アップしたら

リスナーが国について真面目に考える様になったとさ

めでたしめでたし


七話~復帰活動~


unknown事件最後のディラドルゴ亜種戦で

何人もが戦ったが驚く事にあまり死者は出なかった

ミーティングタワーの再建築に必要な鉄やコンクリート、

ガラスや大理石、骨組みはBase storeのメンバーが集まり

別の国と交渉で頑張って集めたが

三分の一しか作れなかった

だからといって交易に全てかけたらBase storeは破綻する

上からの圧が吹っ飛んでBase storeはフィーバーすると

思いきや意外と真面目だった、、、、

でも俺ら討伐班は指示が来なくてフィーバー、、

オフィスで指示を待つのもしばらくない

ただ討伐班が動けなくなった分サバイバル勢に

頑張ってもらわなければ

さとり世代ゆとり世代からのサボり世代

ただBase storeは各地にあるが全てが一つにまとまってる訳

ではないだから戦国時代になりかねない

そう考えたらサボってる場合じゃない

早くミーティングタワーを建設して

リーダーを定めなきゃ

正直unknown事件を境に国会で争ってるって噂も流れてる

そりゃ争うか、だって動物を勝手に殺して食べる

サバイバルとゆうものが曲がり通る世界で

その上サバイバル勢を援助するBase storeも存在し

Base storeはほとんど楽市楽座

大手企業もBase storeに負けまいと必死だ

ただBase storeの無法な交易だけではなく

大手企業のちゃんとした交易も役立ってる

って事を露亜と話してたら

ポスターを作って我々も国の再建築に励もうとのこと


八話~ポスター制作~


〈露亜〉「これより国援助に向けて

ポスター制作をしよう、

ホワイトボードとペンを持て

先ずはキャッチコピーからだ」

〈ダト〉「天下統一廃刀令」

〈露亜〉「却下」

〈デッ〉「もう一度、正しい世界へ」

〈俺〉「先ず前の世界が正しいかどうか分かんない」

〈露亜〉「て事で却下」

〈鬼狐〉「国再構築夜露死苦」

〈露亜〉「却下」

〈俺〉「よろしくはともかく

国再構築は入れてもいいんじゃない?」

〈露亜〉「子供に伝わらない、却下」

〈時雨〉「ガンバルンバ」

〈露亜〉「くたばれ」

〈ルト〉「君も国民の一人」

〈露亜〉「保留」

〈俺〉「あとは俺だけか、

、、、、上を知るのが第一歩」

〈デッ〉「ルトか秋刄で迷うな」

〈鬼狐〉「んなら両方採用でいいだろ」

〈露亜〉「いや、秋刄決定だ」

〈俺〉「マジか、」

〈露亜〉「あとは背景決めて大手企業にお願いしよう

こっちも国に貢献しようとしてるんだ

目的は同じ、ポスターさえまともであればのんでくれる

だろう」

〈俺〉「大手企業にお願いってなんでだ?」

〈露亜〉「ペットボトルに貼るとか

ゲームのロード画面にチラッとだすとか

テレビの広告や新聞の片隅など

ただ街の壁に貼るよりも上手くいくと思った

もちろん街の壁にも貼るけどな

ポスターのイラストはルトに頼んだ

あと俺と秋刄は用事がある、

秋刄、ついてこい」


九話~面影~


俺は露亜に連れられBase storeの

武器お試し施設にくる

〈露亜〉「お前、刀の調子はどうだ?」

〈俺〉「時々練習してる」

〈露亜〉「unknownは討伐した

その刀、捨てないか?」

〈俺〉「何故だ?」

〈露亜〉「ちょっと刀が嫌いでね

兄の顔が、ちらつくんだよ」

〈俺〉「そうか、

俺も、お前を見てるとたまに鑑班長と見間違える」

〈露亜〉「そうか、ならその刀、この銃で

撃ち折ってやる」

〈俺〉「前から気になってたがその銃なんだ?」

〈露亜〉「兄を超える為に手に入れた

あの目障りな兄を撃ち殺すため

お前は何故その刀を握る」

〈俺〉「俺も、鑑班長を忘れられないからだ

この刀をあの岩に刺したのは絶対鑑班長

俺を守って死んだ鑑班長、、、、」

〈露亜〉「お互い目障りなんだよ

お前が俺の兄に」

〈俺〉「お前が俺の恩人に」

〈俺・露亜〉「似てて目障りなんだよ」


最終話~消えたあの人に重ねて~


俺は露亜に切り掛かる

露亜は避けて発泡

〈露亜〉「この赤い目は

何でも見透かす兄に対抗して」

俺は銃弾を避け刀を横に薙ぎ払う

〈俺〉「この刀、雨風は鑑班長をとどめる為」

露亜は避けてさらに乱射

〈露亜〉「兄は何でも切り捨てた

家族の悩み、家族の敵、家族の罪

俺の未来」

俺は飛んでくる銃弾を刀で弾く

〈俺〉「鑑班長は切らなかった

サボる仕事仲間、兄を裏切ったお前、

そして死に道挽いた俺」

刀で突くが避けられる

〈露亜〉「どうした、露雨だったら鞘も

武器にしてたぞ

それじゃ兄には届かない

いくら手を伸ばしても」

鞘を左手に握りバックステップで距離をとる

そして回転切り

露亜は避けた

〈俺〉「どうした、鑑班長は摘んで止めてたぞ

しっかりと今でも目に焼き付いてるんだよ

俺をかばって死んだ日が」

攻防が続く、やがて疲れて両方倒れる

〈露亜〉「ここまでして、、

兄に届かないのか、、」

〈俺〉「俺のこの手も、、

鑑班長なは届かなかった、、

だから、、目に焼き付いた、、」

〈露亜〉「どこまで行けば兄は消える?」

〈俺〉「追い越しても、目に焼き付いたものは消えないさ

爆鳥もunknownも目に焼き付いた、、、

でも、、、お前の目には見えるんだろ、、、

焼けつくほど憧れがれた存在が、、」

俺はこの刀を手放す事は無いだろう

目に焼き付いてるかぎり、、、


END


ここまで読んでいただきありがとうございました

ぜひ他の作品も読んでください

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