第六討伐班II一章一話〜十話
この作品は第六討伐班の続きです
第六討伐班を見てない方は先にそっちを見てください
第六討伐班II一章
一話~あれから一ヶ月~
俺は秋刄・空
爆弾を飛ばす鳥、爆鳥を討伐してから一ヶ月
いつも通り会社に向かうが
マスクとサングラスで顔を隠す
なぜなら爆鳥の件で一気にスターと化した
マスコミや企業の宣伝などが毎日押し寄せてくる
それを受け入れたら芸能界デビューも間違えなしだが
あまり興味が無い
サバイバルもしなくなったし
オフィスに入る
今日も彼奴はサボってる
〈デッ〉「おはよう」
こいつはデット、まだ幼いが
両腕と片目が機械でできてる
戦闘も得意だ
〈鬼狐〉「おせぇぞ」
こいつは鬼狐
半妖で怪力の持ち主
女だが一人称は俺と言っている
〈露亜〉「そろそろ今日の内容を話そうか
爆鳥以来一気に指名、指示が増えた」
こいつは鑑・露亜
感が鋭く片目は機械で電波を遮断する能力を持ってる
そしてこの第六討伐班のリーダーだ
〈露亜〉「今日、いや今回の内容をこれから話す
、、、、、、吸血鬼が現れた、、、、、」
二話~変死体~
〈露亜〉「細く説明すると
ここ最近各地で腹に大きな穴が開いており
内蔵が紛失したミイラ化した遺体が発見されてる」
〈俺〉「血を吸う化け物かぁ
主にどこで発見されてるんだ」
〈露亜〉「開けた場所だ
公園や海岸それ以外は不明だ
昼間は現れない、恐らく夜行性だろう」
〈デッ〉「まさにバンパイアか、」
〈露亜〉「我々はそれしか情報を持ってない
だからunknownと名付けた」
〈露亜〉「unknownは生物、内蔵を食ってる時点で
う〇こはするはずだ
そこを調べて生息範囲を把握しよう」
〈俺〉「よりによってなんでう〇こだ」
〈鬼狐〉「っで、結局今日の指示はなんなんだ?」
〈露亜〉「おっと忘れてた、
unknownを探す、これが今日の指示、
詳しくはunknownの痕跡だな」
俺達は散らばり痕跡を探した
怪しい物があったら写メをとる
この歳でう〇こ探すのかよ
結局何も見つからないまま日が暮れる
露亜に報告して今日は帰る
そして寝る、、、、
時々露亜の顔を見てたら思い出す
露亜の兄であった
この班の元リーダー
鑑・露雨班長を
もう爆鳥に殺されたけどな
三話~サバイバル勢~
あまり寝付けない、、、
ちょっと散歩でもするか、、、
その時高校時代の友達からメールが来た
「ちょっと話そうぜ、場所は影刀山の下の駐車場」
へーい、と返事した
場所に到着、何時ものメンバーだ
この世界にはサバイバル勢とう、
サバイバルに没頭する人がいる
俺もあの頃はそうだった
高校時代の仲間はサバイバル勢だ
〈轟〉「久しぶり、最近サバイバル断るからさぁ
どんだけ仕事忙しくなったんだよと思って」
こいつは轟・活斗
高校時代の友達
バーサーカーと呼んでる
〈樂零〉「まぁ爆鳥の件で結構マスコミも
盛り上がってたみたいだし」
こいつは樂零・仁
同じく高校時代の友達
スパイダーと呼んでる
〈レヲ〉「こっちも忙しいからな〜」
この人はレヲ、
高校時代の先輩、パイセンって呼んでる
山の中を散歩する
四話~バクロ~
そこにでかいトカゲが出てきた
だいたい180センチくらいだ
戦闘態勢にはいる
その時後ろから釘が飛んできて
トカゲの首に刺さりトカゲは死ぬ
彼奴か、
そこには全身黒の衣装をきた人がいた
〈俺〉「よう、グラベラ」
〈レヲ〉「ん?グラベラ?」
ヤバい、グラベラはサバイバル勢だとゆう事を
隠してたんだった
〈グラ〉「グラベラってダレカナー(棒」
〈樂零〉「まさかあのグラベラがサバイバル勢な訳」
グラベラは第八討伐班のリーダー、
討伐班では貴族を気取っているが
趣味はサバイバル
〈俺〉「か、勘違いでしたすみません」
〈グラ〉「まぁいい、貴殿らと話しがしたい」
〈轟〉「貴殿?、まさか本当にグラベラじゃ」
〈グラ〉「そうだ、俺はグラベラだ
拠点に案内する」
拠点に到着
リビングに行きくつろぐ
〈グラ〉「秋刄、もう一度サバイバル勢に
なってみないか?」
〈俺〉「仕事が忙しいくて」
〈グラ〉「確かに討伐班は国を守るだけあって
あまり休めない仕事だ、
ならこの国を平和にする必要がある」
〈俺〉「プライベートに仕事の話し持ち込んでいい?」
〈グラ〉「かまわん」
〈俺〉「今unknownって奴を追ってる
そいつに関して情報は?」
〈グラ〉「確信のある情報はないが
都市伝説ならある」
五話~黒龍~
〈グラ〉「とある地方で黒龍の言い伝えがある
その黒龍は血を吸うらしい
その言い伝えでは
黒き鎧を脱ぎ捨て緑の巨大な翼で空を羽ばたくとの事
今ぐらいだ」
〈俺〉「なるほど、他には?」
〈グラ〉「とにかくデカイらしい
まぁunknownに関しては捜査が難航するだろう
そもそも討伐班は生態系を探るのが目的ではなく
危険な害獣を駆除するのが目的だ
しばらく休暇が増えるだろう
お前の最後の動画のコメント欄見たか?
誰もが復帰を願ってる、俺もだ」
〈俺〉「そうか、、」
涙が溢れてきた
〈俺〉「やっぱ俺、復帰す」
ここでスマホが鳴る
第三研究班の
理十霧・コノハ《リトギリ・コノハ》からだ
〈理十〉「とんでもない物を発見した
今来れるか?」
〈俺〉「あぁ」
〈理十〉「何で泣いてる」
〈俺〉「いや、何でもない」
涙をぬぐって正気に戻す
〈俺〉「今いく、場所は?」
〈理十〉「八津良クレーターだ」
〈俺〉「わかった」
スマホを切る
〈俺〉「すまない、用事ができた」
六話~黒い膜~
到着、、、、
クレーターにはデカイ布らしき物が見えた
理十霧に話しを聞く
〈理十〉「この物体をDNA検索したところ
ミイラ化した遺体の人と一致した、
これ、よく見ると最初は脱皮の殻かと
思ったがこれは水分が飛んだ血、なんだよ
それと人間の血より結構鉄分が多く含まれてる
まるで鎧の様だ」
〈俺〉「コレがunknownの痕跡か?」
〈理十〉「いや、unknownは血と内蔵だけが、、、
別の可能性もあるか、
確かの血と内蔵だけでこれほどまで大きく
なる訳がない」
〈俺〉「いや待て、固形物を食べれば
う〇こをするはずだ」
〈理十〉「だが未だにそれらしき物は
見つかってない
これからも探そう」
これから二週間経過
一向にunknownは見つからない
痕跡も黒い膜だけだ
その膜が何の為に使われてたかも
明白ではない
鑑露雨なら千里眼で直ぐにわかったんだろうな
家に帰ってテレビを付ける
そこでは驚くべき内容が報道された
七話~廃刀令の終わり~
〈アナウンサー〉「速報です
国会でunknownの対策の為
護身用の銃とナイフなどを持つ事が
義務付けられました
外出する際は
自分の身は自分で守る事を意識して
外出してください
見慣れないモンスターを発見した際は
直ぐに離れて警察に電話を」
どうなってるんだ!?
市民を守るのが我々討伐班だろ
まぁ銃での殺合しに関する犯罪は
流石に無いと思うが
周りもネットも大パニックだ
喜ぶ子供も居れば
子供に武器を持たせるとかどうかしてると
言う大人もいる
そもそもunknownは恐らく夜行性
夜に外を出歩かなければいいだけの話しだが
世界が動いてるのは確かだ
とりあえず明日に備えて寝よう、、
、、、、、一方露亜は、、、、
〈露亜〉「理十霧、unknown用の
対龍人の研究は上手くいってるか?」
〈理十〉「上手くいってる、しかし
攻撃部をもった人間が社会に溶け込めるか不安だな」
〈露亜〉「確かにな、人体改造は国が認めてない
だから攻撃部を持った新人類は奇形の病気と
判断するしかない、それに対する社会の差別的な目は
避けようがないだろうな」
〈理十〉「成功例をそっちに送る」
〈露亜〉「わかった」
八話~1日休み~
起きて支度して会社に向かう
みんな武器を持ってる
学校を閉鎖して
仕事も休みにすればいいものを、、、、
会社に着くと全員揃ってた
〈露亜〉「コレで全員か、
今日は休みだ、ゆっくり疲れを取るといい
まぁこの休みをどう使うかは自由だがな」
〈俺〉「何故こんな時に休みなんだ」
〈デッ〉「そうえばここ最近づっと仕事だったな」
〈露亜〉「だからだ、最近は驚く事が多くて
あまり意識してないだろうがものすごく疲れが
たまってるはずだ、それと
秋刄、新しい武器を買え、」
〈俺〉「なぜ?」
〈露亜〉「切り掛かってこい」
俺はサーベルを抜き露亜に切り掛かる
が露亜はサーベルを手で止め握ってへし折る
流石露雨の弟、
〈露亜〉「こんなナマクラじゃ
何一つ切ねぇぞ」
〈俺〉「わかった」
ネットで武器を探すが市販の武器じゃ
太刀打ちできない
サバイバル用の武器屋に行くか
Base storeに向かう
九話~噂の武器~
Base storeとは
Base storeはサバイバル用のマーケット
サバイバルに必要な道具や
アイテムの販売、買取、交渉、など
他にもクエスト版に依頼を書き込んだり
その依頼を受けたり出来るほか
様々な訓練施設やクライミングもできて
無料で泊まれる宿もある
Base storeは各地にあり
対モンスター用の武器は売ってる場所が少ない
それと新しい施設が出来るって噂もある
俺は行き着けのBase storeに到着した
しっかり対モンスター用の武器が売ってる場所だ
野太刀やサブマシンガンなど色々あるが
何れも役に立ちそうにない
とりあえずクエスト版を見ると
伝説(笑)の武器を抜け、っと書いてあった
報酬はその武器
その武器は黒い刀で持ち手の先に鎖が付いてる
それを見てると人が話しかけてくる
〈人〉「この武器に興味があるのか?
今ネットで話題の黒刀チャレンジって知ってるか?
どうもこの武器をを抜くチャレンジだけど
誰も抜けない様だ
俺もやってみたけどビクともしなかったぜ」
〈俺〉「この武器って抜いたら持ってってもいいのか?」
〈人〉「いいんじゃねぇの?
まぁ抜けねぇと思うが」
十話~新たな武器~
黒刀の刺さった場所に行く
とある物を持って行って
洞窟を抜けた先にその刀は刺さってた
黒刀を抜こうとするがビクともしない
予想済みだが
俺はその物、(電動ヤスリ)を取り出す
荒めのヤスリだ
そこから四時間掛けて石を削り
刀を引き抜く、
何故誰もこの方法を思いつかなかったのだろう
この黒刀は俺の物だ
後はこの刀の鞘を作るだけだ
さて、名前を決めるか、、、
刀、、、、、
真っ先に鑑露雨が思い浮かぶ
鑑露雨の剣のうでは誰にも負けない
ただ爆鳥に殺されたがな
俺をかばって
空が濁りはじめた
もうじき雨が降るだろう
この刀の名前、、、、
、、、、「雨風」、、、、
よし、Base storeに向かって
ぴったりの鞘を作ってもらおう
二章に続く