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聖剣、解体しちゃいました  作者: 心裡
第5章 エクストラ編
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作戦というのは非情なものです

 俺たちは作戦を決行すべく、ムナカタの居る村に向かった。

「すいません。少しいいですか?」

 村の青年に尋ねる。

「なんですか?」

「今日はムナカタさんはいらっしゃいますか?」

「ああ、ムナカタさんなら工房に居たよ。」

「そうですか。ありがとうございます。」


 俺はみんなの下に戻る。

「ムナカタは工房に居るみたいだ。」

「ではいよいよ。」

「うむ。作戦決行だな。近衛兵よ!作戦開始だ!」


 ルクレスの号令で近衛兵が動き出す。

 近衛兵はムナカタの工房周辺を固めると、村人が近づけないようにする。

 それと同時に、ムナカタの工房に火を放つ。

 さらに、家の周辺をルクレス達超人組が素早く鉄板で囲む。

 空を飛んで逃げないように四方八方を塞いでいる。


 そう。

 俺たちの作戦はなんてことはない。

 暗殺しよう。不意打ちしよう。隙を突こう。卑怯・残酷と言われようとも挫けない心を持とう。

 生き物は焼けば死ぬ。

 以上である。


 近衛兵の囲いの外側からは、「な、なぜムナカタさんの家に火を放つのじゃ!」「なにをしてるのよ!早く助けなさいよ!」「ムナカタさんを助けに行くんだ!おい兵士!邪魔をするな!」「いやぁぁぁぁぁーーー!!!!」といった阿鼻叫喚が聞こえる。

 もうこれどっちが魔族かわからないな。


「おおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」

 工房の方から雄叫びが聞こえる。

「覚悟しろよ!クソ野郎ども!」

 そう叫ぶ声と共に、村正で鉄板を攻撃しているのであろう。

 金属のぶつかる音が響く。

 しかし、その鉄板は今日のために俺が丹精込めて作った鉄板だ。

 熱伝導も耐久性もばっちりである。

 鉄板は生物じゃないから、いくら攻撃したところで村正の攻撃力は上昇しない。


 俺達はただただその様子を見つめていた。


 ―――――――


 今は、フランクさんが熊手を使って焼け跡から村正を探していた。

 村人にはルクレスから事情を説明してもらって納得してもらった。


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