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レ イ ナ ル ドの冒険 

作者:三崎伸太郎
通詞の森山は機転を利かして、レイナルドが牢獄に入れられないように図った。そして、ある程度の自由を手に入れたレイナルドは、森山達に英語を教える事になった。当時、日本は 時々日本沿岸に顔を見せ始めた英国船のために英語教育が急務とされ、オランダ語の通詞達は英語を習う事を余儀なくされていた。しかし、英語の教育者がいなかった。 森山達通調にとってレイナルドは、願っても無い最高の英語の先生であった。12人の生徒達がレイナルドから英語を教わり始めた。彼達は後日、日本が外国と接する色々な歴史的な場所で英語の通詞として活躍した。
やがてレイナルドは、オランダ館の館長リビーソンの計らいで他の遭難者とともにアメリカ
の軍艦プレブルに救助される。
アメリカの東インド艦隊ゲイシンガー提督は、アメリカ合衆国の海軍大臣に次のような手紙を書いている。
「閣下、謹んで此処に我が艦隊のプレプル号が日本に抑留されていた捕鯨船ラコダの乗組員全員と、日本に冒険していたレイナルド ・マクドナルドを無事救出し、マカオに向かっていることを報告します 」
冒険家レイナルド ・マクドナルドは1894年の8月、かわいが っていた姪のジェニー・リンチに見守れながら、彼女の腕の中で 「サヨナラ。マイ 、デイア 」(愛しい子よ 。 サヨナラ )と日本語で言い、眠るように息を引き取った。彼の墓はアメリカのワシントン州のトロダにある。
レイナルドの冒険 3の3
2017/01/03 14:54
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